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【大空スバルとSF6】格闘ゲームの女性は乳揺れから腹筋の時代へ

スイカゲームの陰でVtuber界隈のスト6配信も途切れずに続いている。
大空スバルのスト6配信を観て、ストリートファイターの大胆な路線変更がことごとく正解だったんだと、彼女に合格印を押された気分になった。

こういう流れ今までなかったなあ。スト6は本当に格闘ゲーム復活の火種から、めらめら燃えている。
発売前の情報では、かなり否定派も多かった。桃鉄のキャラデザインを古いのがいいと言ったり、スラムダンクの映画をCGにした時ぐらい「否」の声があった。

UIが本当にストリート系だったり、ラップやDJなど今の流行を取り入れたり。ワンボタンでかんたんに操作できる「モダン操作」を標準にしたり。

ぼくが「おっ」と思ったのは、女性キャラが男のためじゃなくて、女性プレイヤーに操作してみたいと思われるためにいるような、これまでにない存在感を放っていたところ。

A.k.I. モータルコンバットより攻めたデザイン。攻めたなあ。一周回ってかわいいと思う人はいるかもだけど、今作の女性キャラはストレートな「かわいい」「エロい」を目指してない。これを、コンプライアンスに屈しただとか可愛い子がいないのでやらない、という人もいる。そういう人を無視して正解だった。

格闘ゲームはかつて男の子のものだった。
女性キャラが胸を揺らしてハイキックでスカートが自然にめくれることがお約束のサービスで、技術力のアピールでもある…。
「格闘ゲームと胸揺れ」だけでひとつ論文が書けそうなくらい格ゲーとお色気には深いかかわりがあった。スマブラに出れないことでおなじみ不知火舞と、デッドオアアライブシリーズの全員。こういうのが今でも主流っちゃ主流。

こういう流れにスト6がNOを示した。
男性と変わらない筋肉のマリーザがガツガツ殴る。近年の筋トレブームで、腹筋のある女性キャラを普通に見るようになった。
技が痛そうすぎやしないかと思ったけど、初めてのプレイヤーがボタン連打で性別関係なく殴り、殴られることを楽しんでいる。なんならシリーズ初めての人がキャラを一人づつ見ていって、
「えっ何こいつ」「この人知ってる!」
とか言ってるのを見てるだけでなんか面白い。

だけど不思議なのが、お色気を脱臭した女性キャラを操作しているVtuberの女の子本人は思いっきり胸が強調されてたり、女の子同士できゃっきゃ言いながら露出度高いコスを楽しんでいるのだ。
乳揺れが画面外に逃げた。

いろいろ探しているのです、カフェインの入ってないエナジードリンク。

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読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。