【Vtuber】戌神ころねさんの配信を観たら、アストロシティミニが欲しくなる。まんまと。
遊べそうで遊べないちょっと遊べるゲームギアを出したのが記憶に新しいSEGAから、今回はゲーセンに置いてある筐体にたくさんゲームを入れて「アストロシティミニ」として販売。
「バーチャファイター」や、ゴールデンアックス、獣王記、タントアールなど、すごいラインナップ。そして発売前から不評。当時ゲーセンにいて今もゲーム好きな人から見るとラインナップが「違う」、そしてちゃんと遊ぶにはオプションを買い足す必要あり。
メガドライブミニが完璧だったし、初移植の貴重な「アラビアンファイト」などは、ちゃんとしたゲーム機でデビューさせてあげたかった親心。
逆に「1000円のミニチュアで、本当にバーチャ1作目がまるごとプレイできちゃう!」という商品だったら、好評だったかもしれない。むつかしい。
だけど、新ハードをバーチャルユーチューバーが配信しているのを見たら、まんまとほしくなった。
巨大なフォロワー数の戌神ころねさんと兎田ぺこらさんの配信を見たんだけど、
「ゲーム好きだけどプロの腕前や知識はない」
人がやると、自分も子供のころ、こういうふうにゲームに接してた!と思い出す。
バーチャファイターを「なんか見たことあるからやってみる!」ぐらいのテンションでやるのが新鮮。そして、はじめはみんな3D格闘に馴染めなかったのがよくわかる「わかりづらさ」。
今のゲームファンの大人は、バーチャがどれだけすごいかを知ってる。
3DのCGで人を作る技術。ドット絵じゃない動きやカメラアングル、これまでできなかった駆け引きが生まれて、プロゲーマー的な存在が生まれてテレビに特集され、ゲーム史を変えたことまで知ってる。
けど、初めて見たときこんな感じだった。
なんかすごいけど、なんかへん。
あと発色がきれい。(ぼくの記憶にあるゲーセンではモニターが焼け付いてて?こんなにきれいじゃなかった)
その翌日にメガドライブ実機で「獣王記」クリアまで配信。
さいしょにカセットがしっかり入ってなかった?ので、バグを連発するも、驚異のストレス耐性を見せ、なんとメガドラをなだめたら正常に動きだす。
獣王記はあの変身のカットが最高。絶妙にチープなところがいい。
連続して次はセガサターンで「ダイナマイト刑事」をやろうとしたら体調不良。
「モップ!柱時計!コショウ!」の予定だったけど、「毛布!ポカリスエット!ショウガ!」になってしまった。
海外では長時間配信で倒れたストリーマーもいるらしく、心配。遊んでる最中は元気で、終わったとたん急死したとか。
今セガサターンのポリゴンを直視したら、自分はどんな気持ちになるのか、その点でも心配。子供が使い倒して色がはげた、ガサガサのレゴブロックみたいなやつ。
当時は
「この背景はプレステよりきれい!このキャラのモデリングはカクカクが目立たない!プレステよりきれい!」
とか、いいとこを見つけて遊んでいた。映像にフィルターがかけられないんなら、自分の網膜にフィルターを貼ればええやんええやん精神で遊んでいた。
今、直視したらどんな感じだろう。当時のゲーム雑誌でも、大統領の娘の顔がガッタガタやないか!ってネタにされていた。
ベルトスクロール式のアクションゲームは、ちょっとやってみたくなる。後半では確実にやられる。ゲーセンでこのジャンルが重宝されたのがよくわかる。
読んでくれてありがとうございます。 これを書いている2020年6月13日の南光裕からお礼を言います。