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マークIIと、ウェブ制作費

自社オウンドメディアに書くために、思いついたまま書き殴ってみる。

ウェブサイトの制作費が激減してる。特に中小零細案件
いままでは通常、最低でも30万〜80万ぐらいはもらえていたウェブサイトの制作費が、5万〜15万の予算をいわれることがある。

WixのADIのような人工知能でデザインをしてくれて、ドメインと広告にこだわらなければ、無料で作れる時代。さらにクラウドソーシングによる、にわか副業Webクリエイターのディスカウントの波をしってるお客さんは、ウエブってその程度でできると思ってる。

とはいえ、落とし穴がある。いくら人工知能で無料でデザインしても、顧客にささるキャッチコピーや分かりやすい文章まで、自分の会社あわせて生成してくれうところまではいってない。写真はスマホでそこそこ撮れるようになったけど、それすら用意しないといけない。

そもそも論、どういうブランドメッセージや、商品そのものが、競合他社にたいして、圧倒的な差別感をもって伝えられるか、ウェブだけじゃなくってSNSや紙メディアも含めて戦略を練る必要がある。

結局、マーケティング戦術を練るためには、経営戦略の見直しが必要で、それをメッセージに変える必要があり、その下に、ウェブサイトやSNSや紙メディアが存在しえてるのだ。制作の前にやること、考えることはいっぱいある。

そこを意識的に気がついて、きちんの俯瞰しながら自分達の戦略と戦術を考えたうえで発注してくるお客さんは稀だ。ほとんどのお客さんは思いつきで発註してくる。

そのためには制作前に併走して、戦略と、戦術と、メッセージを一緒に考える必要がある。なぜなら、自分のことを客観視して構築するのはなかなかに難しいからだ

併走するためには、コストがかかる。なので、極論制作はWixでミニマムにしたところで、上流工程のコストがかかるので、結局、昔と同じか、むしろ高い費用がかかるのだ。

そもそも、中小企業を経営してれば、社長はベンツまではいかなくとも、トヨタ・マークIIぐらいの車は乗ってるはずだ。マークIIはいわゆる課長車で、平社員がコロナ、部長がクラウンという会社の出世と、車をシンクロさせてた時代の非常に昭和的な位置づけだった車だ。2004年にその製造が終わった。

大体200万前後の車。なぜ車に200万払えるのに、バーチャル空間の店舗に同じお金を投資できないのだろう。費用対効果はあきらかにウェブのほうが高い。

店舗といえば、小さなスナックを始めるのに、居抜きで200万、新規なら500万かかると聞く。ママひとりではじめるスナックで、国金から200万かりて、いろいろ背負ってはじめるママと、ウェブを片手間で数万円でつくる人とのあいだで、すでに勝負はついてると思う。

この辺の感覚は、ECサイトを経営してる人だと、リアルに感じていて、いくら投資したら、いくら回収できるか。どの商品がどの時期にのびるかをリアルな店舗以上に実感してるので、発注時にやりたいことが決まってる事が多いです。なので人によってはECサイトしかやらないところもあります。

ようするに、いくら制作技術が進んで、だれでもサイトをつくれるようになったところで、どういったメッセージを、どのように伝えるかは、誰かが考えないといけないと言うことです。

そのコトを、弊社が併走するコストは、1日6万円です。半日ブレストにお付き合いしたら、3万円ということです。すごくシンプル。カウンセリングだって45分、15000円ぐらいかかるんだもん。良心的な価格だと思う。

最後に一言。ウェブなめるな。
なめてるひとはうちに頼まないで欲しいです。マジ疲れるから。

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