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那智勝浦で泊まるべき宿

春分を過ぎて、春ですね!と言いたいところですが、風が強かったり、季節外れの寒い日が続いていますね。
まさに三寒四温ですね。

今回は、和歌山を代表する那智勝浦の本当は、教えたくない旅館を紹介させていただきたいと思います。
那智勝浦と言えば、まぐろに日本一の那智の滝、そして、亀のお船に乗って行く「ホテル浦島」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

ホテル浦島には亀さんのお船で🐢


もちろん、浦島は魅力的な旅館で
温泉も源泉掛け流し、足元湧き出しもある魅力的なお宿です。
でも、旅館でのんびりし、ゆったりくつろぎ、ゆっくり温泉に浸かりたいお客様には、あの巨大旅館の移動距離が、特にお年寄りには少しきつく感じられるかもしれませんね。
そこで、紹介させていただくのが、ずっと泊まってみたいと思っていた旅館「万清楼」さんです。

万清楼さんの素晴らしさは、たくさんあるのですが、まず、その立地の良さです。
浦島に向かう亀さんや紀の松島巡りの巡航船の乗り場の目の前、にぎわい市場へも歩いて行くことが出来る勝浦漁港の目の前に建っています。

桟橋 


そして、旅館の自慢は、お料理です。
マグロは、もちろん、鮑や熊野牛と言った見た目にも美しいご当地の美味しいものがずらりと並びます。
お食事は、食事処でいただきますが、従業員の方の心遣いが素晴らしいです。
宿にチェックインした時にお部屋まで案内していただいたご年配の男性も、とても話し好きなきさくな方でしたが、いちばん素敵だなぁと思ったのは、フロントにいらっしゃった男の方で、こんな風にお客様だけでなく、誰にでも接したいなぁと思わせてくれる方でした。

前菜やお刺身
鮑✨
締めのお雑炊


話は、ズレましたが、
万清楼さんをオススメする最大の理由が温泉です。万清楼さんの自家源泉、千代の湯は、勝浦の中では塩分が少なく、お肌にやさしい泉質です。と言ってもしっかり塩化物泉を感じられますのでご安心ください。
そして何より、天候や気温により七色に変化するお湯が、千代の湯の魅力です。
実際、夜と朝では、お湯の色味が変わっていました。朝のお湯の方が、より緑がかった白濁色でとても気持ち良い温泉でした。
那智勝浦温泉の特徴は、なんといっても良質なお湯と豊富な湯量です。
その豊富な湯量から、多くの温泉で源泉掛け流しを堪能できます。
もちろん、万清楼さんも源泉掛け流し温泉です。

千代の湯♨️


七色に変化する露天風呂
温泉分析表
温泉分析表
内風呂


そして、今回、いちばんお伝えしたかったのが、あまり知られていないのですが、万清楼さんに宿泊すると無料で、浦島の温泉に入れると言うことです。
これが、実は温泉だけを堪能したい者にとって、とても有り難いシステムなのです。
お宿の移動は少なく、食事も美味しい
中規模旅館でサービスに目が行き届き
ゆったりとお宿を楽しむことが出来る上に
亀のお船に乗って、チェックイン後
夕食までの時間を散歩も兼ねて、浦島の
温泉を堪能出来ると言うおいしい所取り。

亀さんお願いいたします🐢
浦島の玄関


実は、勝浦温泉の中でも浦島の温泉は、素晴らしいので、それはまた別の記事で書くことにして、那智勝浦に移住したい温泉大好き女がオススメする勝浦の旅館パート1でした。
パート2も期待していてね。

名物エスカレーター
山上館からの眺め
浦島の管内には至る所に源泉があります



泉質:含硫黄ナトリウムカルシウム塩化物泉
泉温:42.5度
湧出量:48.8L/分

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