持つべきものは、「友」に尽きる。
昨日、家の郵便受けに大きな封筒が入っていた。
大の親友からだった。
中を見てみると、1ヶ月遅れのバースデーメッセージと、密かに続けていた交換ノートが入っていた。
たった5年前のノートなのに、赤裸々に語られた日々を見るのが恥ずかしくて、昨日は読めなくて、今日、開けてみた。
そしたらね、意外に覚えていないことばっかりで、かなり面白かった。
8割方が恋愛系で、後の2割は愚痴。(笑)
そんなに恋焦がれていた覚えは無いけれど、言われてみれば、そうだったなあとあの頃の教室だったり、渡り廊下だったりが脳内に浮かぶ。
あの時は、彼女達なりに必死に悩んで生きていたんでしょう。
中学生とか高校生って何にも染まってないから、
清々しいほど真っ直ぐに駆け抜けていくよね。
私がいつも思い出す高校生活は、
元親友との間にあった深い確執ばかりで、
いつまでも煮え切らなくて、
すっきりしてなかったんだけど、
それ以外にも12年分の思い出があるわけで、
小学2年生以来の大親友との思い出なら幾つだってある。
「楽しい」を連想すると、こんなにたくさん良い思い出もあって、
きっと私は「楽しい」の引き出しをスルーしていたみたい。
塾では、勉強そっちのけで自由を謳歌し、
ピアスも二人で開けに行ったし、
同級生の文化祭のために東京まで行ったりね。
でも写真をいくら見返しても、大親友との2ショットが見当たらないの。
制服姿とか、特に、ない(笑)。
(これは体育祭の時。行事そっちのけで水鉄砲で遊んだよね。)
私は文系、彼女は理系コースに進んだ。
私は海外大だったけど、あの子は国内大に進んだ。
かなり、「ふたりの時間」がなかったから、
当時はこのノートに頼っていたのかな、なんて。
思い出に耽っていたら、去年の自分を思い出した。
高校卒業して、彼女は4月からすぐに大学が始まるけど、私は9月からだったから、また一人、置いていかれる気がしていた。
だから、3月に思い思いに予定を入れまくった。
学校のプロムに、韓国旅行(3泊4日)、にEDMライブ2本まで。
24/7で丸々一緒にいた。
その時、まるで親離れする子供を見守るかのように、
瞬間瞬間、一つ一つを噛み締めながら過ごしたんだっけ。
(何で爆笑しているのかは当事者も覚えていない)
最近は、お互いの大学ライフが充実し始めてたから、
あの頃の心境をすっかり忘れていたけど、
でもやっぱり落ち着くのは彼女といる時だし、
特に話すことがなくても沈黙を許せちゃうし、
もはや家族的ポジションに上り詰めた奇才ちゃんだし。
だから離れていても、彼女との関係は隔たりなく重ねられると思う。
干渉しないレベルが程良くて、
lineも数日ほっといちゃう、ゆるゆるな私たち。
本当に頼りたくなったら連絡するから
だからそれまで、ちゃんと生きててくれたら良いや!くらいの気持ちでいるね
これからもよろしくね。
〜あとがき〜
彼女と私の最大の共通点はミニオンが好きなこと。
そういえば、ミニオンの映画、
延期になったらしく、巷の子ども達以上に悲しんでます。
ちなみに韓国語がわからない私に随所に書く彼女、悪意ありだよね〜
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