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映画「30S」

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真田Pの映画「30S」
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映画「30S」考察 ラストかな

 もう考察はいいかなと思っていたけど、「約束の日」のイベントで監督のお話や真田くんの考察を直接聞いちゃったらもう一度振り返りたくなるよね、どうしても、やっぱり。ころころ変遷した私の考察もやっと完結かな。 ■真田くんは言った。  これまで、あまり考察を明かしてこなかった真田くんが、今回のイベントて初めて披露してくれた。  これを聞いて、御手洗甲という人間の生い立ちにもっとスポットを当てて考える必要があると思った。 「思い込みの強い男」  施設育ちの御手洗は、出自に不明な

映画「30S」約束の日イベント第二部、第三部

■第二部 10月31日 15:15〜「Music Talk」 *作曲家の鈴木克崇さんをゲストに迎え、真田Pと劇中音楽について語る回  司会は佐藤監督。真田くんはかぼちゃのカチューシャを右肩に乗せて登壇しました。鈴木さんにはさすがに被り物のお願いはできなかったのだと思われます。  映画音楽を制作するのは初めてな真田くん。FFの音楽を担当しているベテランの鈴木さんとクリエイティブトークをすることがとにかく嬉しそうでした。  鈴木さんは「最近の映画は、無音な状態がないほどずっ

映画「30S」約束の日イベント第一部

 同じ映画を一日に三度観る。なかなかない体験である。最近旅行づいていたせいか、映画館の椅子の感触や隣席との距離感がまるで飛行機のエコノミー席に座っている感覚を思い起こし、長時間座りっぱなしは苦痛になるかもと心配したが、そんなことはまったくなかった。機内と違って大画面で映画が見られるし、なんといっても、真田くんがプロデュースし、真田くんが映画音楽を作曲し、真田くんが出演している映画を、実物の真田くんを見ながら観られる回まであるのである。映画初見で、「ちょっと長いな」なんて思って

映画30S 「約束の日」がやってきます

10月31日は、映画「30S」に出てくる主人公たちの誕生日です。 ■「10月31日がやってくるーーーーーーー!」 10月31日(火)に、映画「30S」のスペシャルイベントが開催決定! 【イベント1:オーディオコメンタリー上映】 開催日 :2023年10月31日(火) 時間  :OPEN 12:00/START 12:15 チケット:¥4,500(オリジナルステッカー付き) ゲスト :佐藤克則監督、真田佑馬プロデューサー 内容  :佐藤監督と真田佑馬プロデューサーと同じ空

映画「30S」タケル&蔵野の激熱トークショーと、私の好きなシーンベスト3 

 映画「30S」は、シネ・リーブル池袋で5週目の上映が決定しています。 ■「"Sho&Sho"コンビ」によるトークショー  9月3日、上映後に小野匠さん&窪田翔さんのトークショーが開催された。  トークショーに初めて登壇された窪田さんは、終始ニコニコして盛り上げ上手な面白い方だった。っていうか映画内ではあんなに売れないバンドマン然としていたのに、髪型もすっきりされてきれいめの恰好をするとまるで別人のようだった。小野さんももちろんイケメンだし、背が高くスタイルがいいお

映画「30S」〜おまけ〜

10月31日なのにハロウィンに一切触れない 2012年10月31日、タケルとレンカと甲の20才の誕生日である。わざわざ天文台に連れてきて「お前ら、今日が何の日か知ってるか?」と問う御手洗に、誰一人ハロウィンに言及する者は居ない。  実際の撮影は昨年6月だったからなのか、背景にハロウィン感一切なし。映画で描かれる2022年10月末もリアルな世界だったら間違いなくオレンジと紫で街中華やかに彩られているはずなのに、ゲーム喫茶や大学のイベントも季節を意識した装飾は一切ない。映画の中は

薫のノート

現大学4年生である私たちは、大学生活のほとんどをコロナで犠牲にした年代です。大学の入学式は中止となり、授業はオンライン。サークルや部活動も制限され、夢にまで見た大学生活は幻に終わり自宅警備員のような生活から始まりました。 家に閉じこもって授業を受けるうち、ノートに書く作業とは縁遠くなりました。すべての作業を端末上で行うことが当たり前。そういえばこの3年、筆記用具を使ってノートを取った覚えがありません。気付けばあっという間に就職活動で、今PCで卒論を書いている真っ只中です。

映画30S 「御手洗」とは

「楽しい記憶と結びついている人」  明るく振舞っていたけど、本当は苦労していた人。純粋で、明るい未来を信じていた人。勇気を出して打ち明けた話も、あまりに可哀想な内容に「嘘」と言われてしまう。いい加減に見えて、ずっと真剣に話していたんだろうな。タケルと蓮香の20才の頃の楽しい記憶は、「御手洗」と共に結びついている。  「御手洗」とは、日々の生活の中で忘れてしまっていた「大切でかけがえない時間」のことなのかもしれない。映画「30S」を見終わった後、皆それぞれの「御手洗」を思い起

映画「30S」感想③~理想の自分になれなくても~

 エンドロールでスタッフの筆頭に真田くんの名前が出てくるところで毎回ジワーッと涙が出てくる。「原案・プロデューサー 真田佑馬」の文字が眩しい。映画「30S」は、真田くんの夢に賛同した大学時代の恩師佐藤監督と、スタッフ、キャスト一同が育んだタカラモノ。私たちもぜひ考察で参加して、作品を育てる一役を担わせていただきましょう。 「考察を楽しんで」   とうとう③まできてしまった映画「30S」の感想。ある程度同じ解釈に導かれるようなヒントがもっと示されていればいいのだが、あらゆる

映画「30S」のススメ

 劇場で見ようと思っていたはずが、いつの間にか終わってしまうのが映画あるあるです。少しでも興味があれば、今すぐオンラインでチケットを予約しましょう。ムビチケを所持している方は早く使い切りましょう。  現在は「シネ・リーブル池袋」で上映中の映画「30S」ですが、これから全国を巡ります。 映画「30S」を見る前に 真田佑馬くんが映画にかける情熱に思いを馳せるところから物語は始まります。  金八先生でチャラを演じ、お昼休みにはタモさんの横でウキウキ踊っていたあの彼も、30才という

映画「30S」配信トークショー

8/14から8/17まで、司会とキャストの日替わりゲストによるオンライントークショーが開催された。 ■8/14配信トークショー*司会:佐藤監督  *ゲスト:安西夕美役 茜屋日海夏さん 姉さん女房  トークショーで明らかになったのは、夕美の年齢であった。31才。タケルより一つ年上だった。 3年前から同棲中で、朝ごはんの支度もタケルがやっていたシーンから、夕美に気を使っていることは窺えた。 タケルくんの裏話  脚本に書かれているセリフを使わずに、設定だけ頭に入れて行

映画「30S」8月13日トークショー&感想②

「シネ・リーブル池袋」で開催されたトークショー。開場するまでロビーで待っていたら、ロビーを突っ切ってトイレへ向かう真田くんを何度か目撃。 真田P、お腹の調子大丈夫ですか?! 今日は真田くんの出演予定はない。真田くんは、真田Pとして会場に来ているのだ。 プロデューサーとして、映画制作を発案し、皆を熱くグイグイと引っ張って、営業メールからほぼ全ての工程に携わって2年もかけてここまで辿り着いた道。愛情たっぷり苦労して育てた映画は、我が子のように愛おしいだろう。そして8月11日

映画「30S」感想①

本日公開された、真田くん初プロデュース映画「30S」、やっと見ました! しかも今日は初日の舞台挨拶付き。真田くんをお目にかかれた後での鑑賞はだいぶ贅沢です。 ▼30才記念に映画作っちゃう男記念のスケールが違いすぎる。パンフレットからは、映画にかける真田くんの熱い思いが伝わってくる。それはそう。映画を制作するのに一番の問題となる資金面、真田くんはコツコツ貯めてきたエンタメ貯金を投じているのだから。並々ならない覚悟を感じる。 真田くんが24才の時に描いたという「20代のうちに

映画「30S」完成披露試写会

には、残念ながら行けませんが、注文していたグッズが昨日届きました。パンフレットと、クリアファイル2冊です。 真田くんの映画に対する熱い想いを受け取りました。 "約束ってのは必ず守られるんだよ その思いが強ければ強いほど" クリアファイルの隅に載せられたメッセージです。映画のセリフでしょうか。ここに取り上げられているということに特別な意味があるのか不明ですが、私にはグッとくるものがありました。 「ちょい思」の上映会に参加して思ったこと 映画「ちょっと思い出しただけ」が