マガジンのカバー画像

【エッセイ】暖かな昼過ぎに

4
運営しているクリエイター

記事一覧

うらら

うらら

太い幹 ハンモックかけてお昼寝しようよ
2人の好きな曲聴いてさ

自転車カゴには花を挿して
曇りでも雨でも 2人なら良い天気

君と描きたかった未来がほらすぐ横に

きもちいい風の中で
お母さん
お父さん
お兄ちゃん
おばあさん
おじいさん
シュナウザー
赤ん坊

目を閉じればいつも傍に

もっとみる
しあわせなこと

しあわせなこと

恋人でも親友でも、別れたり 会わなくなっても その人と一緒にいたから得た思考とか 好きな音楽とか 自分の中に価値観として残るものが沢山あって。 一緒に人生を歩むことはできなくなっても、それまでの時間が全て消えるのではなく、むしろ目に見えない形として自分の一部になっている。今この思考・音楽や映画などの好みが 色んな人達との思い出が絡まりあって作りあげられたものだと思うと それはとても幸せなことだ。

もっとみる
花

お花屋さんで自分の好きなお花選んで、枕元に飾って寝るのが好き。

ちょっとめんどくさいと思いながら毎日水を変えるのも好き。

誰かから貰うお花はもっと好き。

誕生日でも何でもない日に貰うお花はもっともっと好き。

みなみ まる

皺

顔の皺を鏡で気にする母。
長方形の箱に足を運び皺をなかった事にしに行く人達。
確かに線の入っていないつるりとした肌はとても綺麗かもしれない。 だけど、その人にしかつくれない皺だと思うと皺すらも愛おしく思える。
その人の人柄や人生が刻まれているようで、とても素敵なのに。 皺があっても変わらず好きなのに。
つるりとしている時代からしわしわになるまで見届けたい。
「あれ、ここ!皺が増えたんじゃ

もっとみる