大阪狭山市駅 ~2000年に一般公募でつけられた駅名~
河内長野から見て西北の位置にある大阪狭山市駅。そこには南海高野線が通じています。しかし、不思議なことに、大阪狭山市駅の隣は狭山駅という似たような駅が続いています。
先日、大阪狭山市駅に降りる機会があったので、駅の写真を撮りながらこのような駅名になった理由を探ってみました。
駅の歴史は古く、1917(大正6)年に大阪高野鉄道の駅として、狭山駅と滝谷駅の間に河内半田駅として設立されました。
その後1950(昭和25)年には狭山遊園駅前に変わります。
狭山遊園(さやま遊園)は、1938(昭和13)年にこの地を支配していた北条家から村民に寄贈した旧狭山藩下屋敷跡地を利用して作らた遊園地です。ところが2000(平成14)年4月に閉園してしまいます。
遊園地が閉園したのに狭山遊園前駅というのはおかしいということで、駅名変更のための一般公募が行われました。こうして2000年12月に大阪狭山市駅になったとのことです。
元さやま遊園跡はマンションになったとかで、駅名の由来などを改めて調べるといろいろと出てきますね。
遊園地はなくなりましたが、狭山池や大阪府立狭山池博物館の最寄り駅となっています。ちなみに駅前の案内板には、大阪狭山市のキャラクターさやりんの姿がありました。
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