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赤嶺トンネル ~21世紀に開通した短い隧道~

 河内長野自体は南のほうは山になっていますが、平野部でも結構勾配があるのが特徴。石川の流域と並行して南西方向に続いている国道170号線のパイパスも谷を縫うように通じているように見えます。
 そしてその国道バイパスの北側、金剛山地とは反対方向も小高い丘になっていて、そこに行くためには数か所ある坂道を登らないといけません。

 そして以前に紹介した塚穴古墳喜神菜館あるいは、天然温泉が湧き出るスーパー銭湯の風の湯 の近くからその丘の上にいこうとすると、短いトンネルをくぐる必要があるのがわかります。

赤嶺トンネル上空

 このトンネルは「赤嶺トンネル」と呼ばれるもので、調べたら2013年に開通したとありました。トンネルをくぐれば赤嶺市民広場とか河内長野消防署に通じています。

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 実際にトンネルの前に来ました。これは丘のある消防本部側から見たトンネルです。すでにこの距離からしてトンネルの出口が見えていますからいかに短いのかがわかりますね。

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 歩いてトンネルに近づきます。歩道があるので安心。ちなみにこの道は大阪府道217号大野天野線だそうです。河内長野の北側にある大阪狭山市から通じていて、終点はこのトンネルを抜けた先。国道170号線と交わうところだそうです。さらに調べると「大阪橋本道路」の一部のようなニュアンスもありました。


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 トンネルに入る直前に見つけました。96メートルの短いトンネルに入ってみます。

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 トンネルと言っても短いので全く閉塞感もなく、歩道もあるので安心してくぐれました。トンネルを抜けると、まるで開けた町があるようにショッピングエリアが見えています。くぐり終えた感想は、ちょっとした旅行気分が味わえるお散歩でした。

#赤嶺トンネル
#河内長野
#南河内
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