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住宅街のはざまにある桜並木でお花見!

 河内長野を中心とした南河内地域では桜が満開。金剛寺のような有名どころや地元・寺ヶ池公園、あるいは狭山池や長野公園の夜桜と、見どころが目白押しです。しかしいくら美しいとはいえ、桜情報を連日ただ紹介しているだけではいい加減見ているほうも飽きてしまうかもしれません。

 そんな折に、面白い企画を発見しました。

 小説の物語風で花見をしようという企画。最初と最後の文言が決まっているので、その間にちょっと自由に書いていきます。

 ということで参加してみましょう。次の写真の下からスタートします。

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 風がひとひらの花びらを運んできた。私は、髪に付いた桃色のそれを指でそっと摘む。
 摘まんでみて、それが何かすぐにわかった。桜の花びらだと。
 河内長野に引っ越して3か月。日々季節を感じるこの場所ではいろんな草花と出会う。
 それでも、桜はやはり別格のようだ。顔を上げれば桜並木が美しいピンクの花を空の隙間を埋めるように咲いていた。

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 昨年から花見に対しては伝統的な宴会が出来ない空気。だから当然シートを引いて酒を飲んでいる人はいない。
 一昨年までは花見宴会が当たり前だったのだろう。ひょっとしたらここに提灯がぶら下げられていたのかもしれない。そしてブルーシートが引かれ、さらに顔を真っ赤にした男女が、昼から大声を張り上げて楽しむ、酒盛りのひとときがあったのでしょう。

 だが今は誰もいない。だから余計に美しく感じる。桜のピンクと芝生のグリーンのコントラスト。

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 桜の花びらをじっくり眺めてみた。
実はここは住宅地。集合という名のコンクリート住宅や、戸建ての個性あふれる住宅がすぐそばに迫っている。

 だけど桜には関係がないこと。
 ここが金剛寺や花の文化園、長野公園といった河内長野を代表する観光地だろうが、名もなき住宅地の片隅だろうが美しいものに違いがない。

 さて、桜の次はどんな花が河内長野で美しく彩るのだろう。そんなことを頭に思い浮かべながら改めて満開の桜を眺めた。

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以上です。

 ということで、物語風に収めてみました。ちなみに今回撮影したのは、散歩して寄り道して見つけたスポット。休日で天気が良ければ花見が楽しめるようなところが、河内長野の住宅地の途中にあるので驚きました。

 まあ今年は昨年に続いてシートを敷いて花見というわけにはいかないようです。また撮影したのが平日ということで誰もいませんでしたね。

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 桜の次の花の主人公は何でしょう。桜の花びらが落ちているこちらの花かもしれません。

 さて、この時期はついつい桜を注目します。しかしタンポポなど見落としそうなところにも、いろんな花が咲いていました。

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#お花見note
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