皆実塾 塾長

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最近の記事

26.面倒くさがり

僕は、面倒くさがりです。 同じ作業を根気よく続けることなどは苦手です。 漢字の練習も部首とその他を分けて書くタイプでした(笑) お子さんが面倒くさがりで困っているお母様方もいるでしょう。 でも、この面倒くさがりの性格、大人になってからは意外と捨てたもんじゃありません。 面倒くささを解決するために、色んな工夫をするからです。 一つ一つのことにも、疑念を持ち、この作業って本当に必要?と問い続けます。 ビジネスというのは、ひも解いていくと他人の面倒くさいことを肩代わりするこ

    • 25.日本語力が高いと・・・

      日本語力が高まると良いことがあります。 それは、 「悩みが減ることです」 皆さんの心の中、自分との対話、言語はきっと日本語ですよね?? 「悩んでいる状態=心の中がモヤモヤしている状態」というのは、うまく自分自身で状況が整理できていないのです。 よく、紙に悩みを書き出すとスッキリすると言いますよね。あれと同じです。 自分の置かれている状況を自身で上手く言語化できる人は、悩みが多くありません。言語化できた時点で、解決策は自ずと見えてくるからです。 低学年の子で、お友達といざ

      • 24.では英語習得へのアプローチ方法は?

        とは言えとは言え、今の日本の教育において、英語の勉強から逃げるわけにはいきませんよね。 ここでいう英語は、喋る英語とは少し離れたものとなるでしょう。 受験英語と言っても良いかもしれません。 テストで良い点を取るための英語において求められる力は、 「日本語で頭の中で正しく論理的な文章を作る」⇒「それを英語に翻訳する」という力です。 もちろん、日本語で考えることをすっ飛ばせればそれこそ真の英語の話者と呼べるでしょうが、そんなことは最初から無理に決まっています。 まずは頭の中で日

        • 23.日本語力?英語力?

          先ほど、幼少期の言語の習得方法について考えました。 英語圏の子たちは、日本人の子が日本語を学ぶときと同じように、 英語を話す親と生活しながら、その体験を踏まえて英語を習得していっているわけです。だからアメリカ人は皆英語を喋ることができるのです。 当たり前ですよね。 では、日本にいながら、英語を習得しようとする場合、アメリカの子たちと 同じ環境を用意できるでしょうか? ディズニーイングリッシュを聞けば喋ることができるようになれますか? 1日30分のオンライン英会話で習得できま

        26.面倒くさがり

          22.日本語力をつけるには

          言語というものは、本来は勉強として習うようなものではありません。 社会集団で生きていくため、コミュニケーションを取るために必然的に習得していくものです。 私の息子は今2歳半ですが、正に言語習得の初期段階であり、言語の発達の様子を見るのが本当に面白いです。 「あぁ、こうやって人類は言語を身に着けていくんだ」としみじみ思います。 声帯の発達に伴い、まずは自分が出せる音から真似しやすい言葉「ママ」「まんま」などを習得していきます。きっと、生きるためにまず必要な言葉は、どの言語でも

          22.日本語力をつけるには

          21.日本語力のススメ

          こんにちは。皆実塾のもりもっちです。 少し日本語力というものについて、書いてみたいと思います。 日本は義務教育のおかげで、識字率はほぼ100%となっています。 しかしながら、 「文字は読めるけど、文章となると理解できない」 という人が実はかなりの数いるという噂です。 Twitter(X)などを見ていると、びっくりするぐらい的外れなことを言っていたり、文脈を理解していない人がいたりしますよね。 世の中にはこんなにも多く正しく日本語を理解できない人がいるのか、と正直驚

          21.日本語力のススメ

          20.エネルギーの貯め方

          物事を決めるためのエネルギー。 目の前のタスクに追われていると、どんどんエネルギーはすり減っていきます。 心のエネルギーが減ってくると、いつの間にか身体のエネルギーも失われてきます。 「病は気から」これは正にその通りです。 では、心のエネルギーを蓄えるにはどうすれば良いでしょうか? 人によると思いますが、僕の場合は・・・ 「映画に行く」 「netflixを見る」 「小説を読む」 「旅行に行く」 「ちょっと散歩する」 できるだけ、普段の自分の世界と離れた世界に行ったり、

          20.エネルギーの貯め方

          19.「決める」エネルギー

          自分自身で仕事をするようになって、早10年が過ぎました。 その中で、それまでの人生で意識していなかったことに一つ気がつきました。 それは、 「物事を決める」ことには相当のエネルギーが必要だということです。 決めることはプライベート、仕事でも関係ありません。 頭の中ではごっちゃ混ぜです。 「今日は何の服を着ようかな」「週末はどこに行こうかな」「保育園はどこに入れようかな」「この案件、どのタイミングで上司に報告しようかな」 全部決め事です。 子どもの頃は、自分自身で何かを決

          19.「決める」エネルギー

          18.大人になって求められる算数力とは

          さあ。頑張ってエリートサラリーマンとなることができました。 エリートサラリーマンの世界では、一体どんな高度な数学の力が駆使されるのでしょう!? 答えは・・・ ひたすら四則演算!! 結局、そこなんです。 子ども達からのあるある質問ナンバーワン。 「こんなの勉強して将来何の役に立つの?」 微分積分?三平方の定理?行列?残念ながら、まあ使いません。 (Excelでmod関数は使ったりしますかね?笑) 足し算・引き算・掛け算・割り算、これでほとんどの物事が処理されています。

          18.大人になって求められる算数力とは

          17.算数を自分の言語にするには?便利さの弊害

          僕の幼少期の話をしましょう。 子ども達が一番数字を身近に感じられる瞬間、それは何でしょうか? それは、お金(小銭)を扱うことです。 僕の祖父は、タンスの引き出しに小銭をひたすら貯めていて、僕が遊びに行く度にその引き出しの小銭を根こそぎ貰って良いというルールでした。 いくら貰えたのかを数えるために、集めた小銭を必死に仕分けし、並べて数えました。僕は嬉しくて楽しくて仕方がありませんでした。集めた小銭は、姉と半分こしていました。 さあ、これをやる中で、 足し算・掛け算・割

          17.算数を自分の言語にするには?便利さの弊害

          16.算数は言語?

          僕は数学者ではないので、この数式が美しいだとか、この証明は美しいだとか、数学に関してロマンを感じたことはありません。 ただ一つ、これまで生きてきた中で肌感覚としてあるのは、 算数(数学)は言語に近いものなのではないか ということです。 「今日は雨が降るらしいよ」と言われたときに、私たちは一瞬で意味を理解し、なんとなく光景をイメージをしますよね。 では、算数においてはどうでしょう。 「10×10は?」「1,000円の3割引きは?」と聞かれたときに、ぱっとイメージが浮か

          16.算数は言語?

          15.初年度開講キャンペーンの詳細

          こんにちは! さて、実績も何もない塾、通わせるのにも勇気が要りますよね。 私も同じぐらい、ドキドキしています。 と、いうことで!初年度開講キャンペーンとして、集団授業クラスにおいては、WEBサイトに載っている通常の月謝から以下のように割引を実施することにいたしました。 ①ヒルトップに2年以上レギュラー会員として通われた方 (または通っている方) 2024年5月:通常月謝より9割引 2024年6月:通常月謝より8割引 2024年7月:通常月謝より7割引 2024年8月及び夏期

          15.初年度開講キャンペーンの詳細

          14.いよいよ募集を開始しました!

          皆実塾、いよいよ5月開講となりました。なんやかんやで、遅くなってしまいました。 開講に先立ちまして、プレ体験授業を4月23日・24日・26日に実施したいと思います。 こんな感じの授業なんだな~、と何となく理解していただける良い機会だと思います。ご参加、お待ちしております!お友達との参加も大歓迎です。 23日(火)は算数・数学 24日(水)は英語 26日(金)は算数・数学 のプレ授業を行います。 ご都合が悪い方は、別の日程を希望する、にチェックしてくださいね!

          14.いよいよ募集を開始しました!

          13.愛嬌とは何か

          愛嬌(あいきょう)とは、辞書によると 1. にこやかで、かわいらしいこと。 2. ひょうきんで、憎めない表情・しぐさ。 3. 相手を喜ばせるような言葉・振る舞い。 4.(多く「御愛嬌」の形で)座に興を添えるもの。ちょっとしたサービス。座興。 だそうです。 このよく分かるような、分からないような曖昧な概念こそが、人生を生きる上でとても大切な鍵なのです。 人間は社会的な生き物です。 自分一人で完結することはできません。 中学の内申点、評価するのは先生です。先生は人間です。

          13.愛嬌とは何か

          12.人生最強の武器「●●」

          たまには少し話題を変えてみましょう。 お子さんは受験勉強を頑張った結果、無事大学まで高学歴で進むことができました。 さてさて、その先は・・・?想像できますか? まず待っているのは就職活動ですね。その先にあるのは、多くの子にとってはサラリーマン生活でしょう。 お子さんに、将来どういう生活を送ってほしいですか?大手企業で安泰なサラリーマン生活を送ってほしいというお母さまが大半でしょう。 ではどうやったら安泰なサラリーマン生活を送ることができるでしょうか? 晩年平社員として過ご

          12.人生最強の武器「●●」

          11.中学受験、母親のサポート② 精神面

          次に、精神面のケアです。 5年生の後半~6年生に入ってくると、模試や塾内の試験で他の子と比べられる機会が増えてきます。 順位が上り調子であれば良いですが、思ったような結果が出ていない場合、お子さんは精神の健康を保つことができるでしょうか。 お子さんだけではありません。お母様、あなたも正気を保てるでしょうか? 手塩にかけて育てた我が子が、日々自信を失っていく様子。それを続けさせることを正当化できるでしょうか? 受験を続けさせるのであれば、自身の不安は一切隠してお子さんを奮い

          11.中学受験、母親のサポート② 精神面