ロゴにはちゃんと意味がある。「あまとめ」のできるまで 2
こんにちは!
今年はあっという間に梅雨が明け、夏休みのずいぶん前に夏が始まりましたが、いよいよこれからが夏本番ですね。
高校の授業に行っていた北海道でも30度を超える日もあり、今年は全国的に暑くなりそうです!
世界的にはコロナも落ち着いてきましたが、日本は新規感染増で、サルトウなんてのも出てきてますね。
さらに温暖化や寒冷化、いろんなコトが言われていますが、自分の身は自分で守りながら生活する日々を続ける時代なんだろうな、と思います。
食べものや生活リズムを見直したり、適度に体を動かしたりして、自分のパフォーマンスを上げておくのは、やっておいて間違いないだろうなと思い、そんな生活を少しずつ意識しています!
なるべく自分の力で生きていける「自立」をちゃんと考えないといけないなと、地方に住んでいると思います。個人も団体もですよね。
さて、今回も前回に引き続き「あまとめ」の設計(デザイン)の話を続けたいと思っています。
(なぜ作ることになったのかとか、その企画内容とか、ご興味ある方は前号をご覧ください!)
あまとめの構造
さて、海士町の情報をまとめて、横断的に知ってもらうのが「あまとめ」の目的です。
例えば、教育の観点から海士町を見に来た人は、もしかしたら福祉にも興味あるかも知れない。
だから、あまとめは、そこをあえてジャンル分けせずに、教育の記事の横に、福祉や農業や観光などの記事が来ることを狙っています。
せっかくなら、多面的に海士町を知ってもらいたいですしね。
でも、そんな記事を人の手で管理するのはさすがに大変です。ただでさえ人不足の中、たくさん業種の情報を集めるのは一苦労。
なので、ニュースアプリ等のデータ収集技術を使って、WEBサイトから、海士町に関連する記事を自動に拾ってくるシステムを使って、あまとめは運用されています。
なので、人の手間は定期的なメンテやちょっとしたチェックで大丈夫なので、それは機械に任せて人間しかできないことに時間を使うコトができるんです。
まさにITって感じですよね。
ページの構成は下の画像の感じです。
(こんな感じでアプリの説明書を作って配布したりしました)
まずはWEBサイトを作って動作確認しながら、アプリを作っていきました。
ある程度構成と素材が集まったら、まずはβ版を作って使いながら更新していくスタイルですね。
初めて作るということもあり、作りながら課題がどんどん出てくるので、それを修正しUIを整えていきました。
あまとめのロゴ
さて、あまとめのロゴのデザインですが、
これ、何を表現しているように見えますか?
デザインコンセプトは「あま」の「まとめ」で、「あまとめ」なので、
「まとめる」感じにしようと思いました。
そこで、「あまとめ」という文字をじっくり観察しました。誰もが使うページなので、見やすくわかりやすくないといけないなというのを大事にしました。
文字を見ていくと、左右が丸いなと。これを利用してタイポグラフィにできないかなと考えました。
そこで、「あ」の左側と、「め」の右側をより丸くしてひとつの塊に見えるようにして。情報をまとめて束ねる「クリップ」をイメージしてデザインしました。
また、その両端は、「( )」のようにも見えると思います。海士町に関係する誰かが上げてくれた情報がメインで、あまとめはそれをサポートするページということで「(あまとめ)」というように表現しています。
どうでしょう?ちょっとロゴの見方が変わりましたかね?
絵画などでもそうですが、意味や経緯を知るとまた見方が変わりますよね。ぜひ誰かにもそんな話をしてもらえれば見えてるものがもっと面白くなると思いますので、ぜひ!
あまとめのこれから
そんなあまとめですが、今のところたくさんの嬉しい感想をいただいています。海士町では緊急的なお知らせが島内放送が(プッシュ式で)流れるのですが、そのテキスト化とシェアができることは結構便利だなと思っています。
また、あまりテレビを見ない人がアマチャンネル(ローカルケーブルTV)内での静止画告知をあまとめで見れるてシェアできるのは便利との声もいただいています。
あまとめは現時点では一旦完成していますが、ぜひ、島内外の人に老若男女「もっと」「どんどん」たくさん使ってもらって、そんな声を頂きながら時代に合わせたアップロードをしていけたらなと思っています。
地図アプリと連動したり、ゲーム機能やクイズ機能があったり、ローカルSNS機能があったり、可能性はたくさんありますよね!
アプリやデザインも時代に合わせてどんどんアップロードして最適化していきますが、人も、自分の生活も時代に合わせて常にアップロードして最適化していくのがいいんだろうなと思います。
今はインターネットとシェアの時代。でも数年後にはまた違う価値観や様式が出てくると思います。
固定観念にとらわれずに、面白いことをやっていきましょう!
それでは、今月はここまでにしたいと思います!
ありがとうございました!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?