#5罹患した人を、重症化させないことで、重症化病床のひっ迫を防ぐ

4月25日から緊急事態宣言が発令されました。期間は、5月11日までとなります。


市民や事業者の皆さんには引き続きの感染拡大防止にご協力をいただくことになりますが、どうかご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。


今回の緊急事態宣言が発令された背景には、医療現場における重症病床のひっ迫があり、自宅待機者が増えているということがあります。

この問題をどうやって解決していくかの方策については、
「人流を止める」ということしか言われていませんが、決してこれだけではありません。

・一つは、かからないための予防とかかったとしても重症化させないための体づくりや養生(セルフケア)
※これについては、泉大津市HPの市長コラムや前回のFB投稿等をご参照ください。以下には要点のみ記載をします。

・そしてもう一つは、【かかったとしても重症化させずに症状を撤回させるための養生】になります。

ここで、大切だと思われるポイントを数点あげたいと思います。

〇外に出て散歩したり公園で体を動かしたり、時には日光を浴びてください。気分転換と軽い運動を日頃から心がけてください。運動やお風呂(足湯)等、血流をよくして時には汗をかく。


運動習慣がある人ほど重症化リスクが下がるといわれています。

〇少なく食べてよく動く
和食ベースで腹八分。油モノや加工食品は控える、季節の野菜や発酵食を取り入れる。緑茶等。※成長期の子どもや運動選手等、その人の成長ステージや、生活強度等によっても違いはあると思います。

不養生(不摂生)は重症化、万病のもと。

〇もし、感染した場合
(その1)
養生(セルフケア)が大変重要になります。
消化器系が弱っている時に、無理をして食べると症状が悪化することが考えられます。これで悪化させている人がいると考えています。昔から風邪をひいたらお粥と梅干しと言われるように、消化のよいものを。
飲み物は冷たいものではなく、温かいお白湯等を。


ポイントは内臓を休める、血流をよくする、解毒です。

東洋医学的な知恵で言うと、それらをサポートするためにお粥や飲み物に生姜を入れたりもします。今回の新型コロナでは、漢方を使用して、免疫機能を正常化させることをサポートし重症化させずに回復を促すという方法が海外では公式に使われており、国内においても知ってる人はやっています。※これについては改めて発信します。

(その2)
かかった場合、友人やまわりにも助けを求めてください。
食や買い物のサポート等、声掛けと助け合いで危ない局面を救えたということをぼく自身も経験をしています。
誰がかかってもおかしくありませんし、困ったときはお互い様です。


現在市では、自宅待機の方のサポートとして食料支援やパルスオキシメーターの貸し出しはやっていますが、養生をどうサポートするか、そのための選択肢づくりについて現在方策を検討しています。


新型コロナはゼロにはなりません。やがては季節性のようなものになり、どう共存していくかということになります。

だからこそ、
予防期ー感染から発症期ー中等症、重症ー回復期ー後遺症ケア
と、ステージに応じた対応をどうすべきかということを考え、方策を講じていくことが最も大切なことになります。まずは泉大津市からできることを実践してきたいと思います。

※参考

市長コラム:免疫力を高め、感染しにくくする。かかったとしても重症化しにくい身体づくり
https://www.city.izumiotsu.lg.jp/i/sityounoheya/shichokoramu/1611798577227.html


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