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30歳過ぎてから「魔女の宅急便」を見て感じたこと

3/27の金曜ロードショーは「魔女の宅急便」でしたね。(見たのは翌日で、録画したものでしたが…)

「魔女の宅急便」というと小さな頃から何度も見てきて展開も台詞もよく知っているはずなのですが、改めて見てみると以前と違う感想を持つものですね。まとまりませんが、時系列順で書いてみます。

①画質良いな

何年ぶりに見たかよくわかりませんが、実家にいた頃はビデオテープに録画したものをブラウン管テレビで見てましたから、デジタル放送の美しさに驚きました。アニメ映画ってこんなにきれいに描かれていたのか。

②月夜の旅立ちで涙

娘が生まれたあとに見ると、気分はお父さんお母さんです。13歳で独り立ち…劇中でも「今の時代に合わない」と言われているとはいえ、たった13年で送り出すなんて寂しすぎる…!しかも前日に「来月にする」って言ってキャンプ予定までたてていたのに急に「今夜発つ」だなんて…!お父さんが高い高いするシーンで既に涙が…T_T

③オソノさん、いい人すぎる!!!!

店番をするとはいえ、電話代部屋代ナシだなんて!底抜けに優しすぎる!最近引越しにお金がかかったので、部屋代ナシの重さを痛感しております。

④ニシンのパイ…

孫娘の「嫌いなのよね」に悪気がないだけに一所懸命に温かいパイを運んできたキキのショックが計り知れない…小さな頃は「あのお姉さん嫌な感じ」くらいに思ってたけど、孫娘の気持ちもわからなくはない。どっちも悪くないんだということに切なさを感じました。

⑤高山みなみの二役、いいな

すっかり少年キャラになった高山さんですが、キキの可愛らしい声とウルスラのたくましい(褒めてる)声と、どちらも味わい深いです。

⑥ジジの恋が気になる

逢瀬をチラチラと写されて、最後にはパパになってるから、いったいいつ…と勘ぐってしまいます。ヤダヤダおばちゃんになったもんだわ。

⑦飛行船のガスに引火しなくて本当によかった

歴史上たびたび大事故を起こしてきた飛行船。あれだけ大きな衝突をして、火花が出なかったことを本当に心から良かったなああと思います。

⑧トンボが助かってよかった(涙)

もちろん昔から「助かってよかった」とは思ってたのですが、泣くほどじゃありませんでした。なぜか今回、キキがトンボの手をつかんだ瞬間、涙が出てきたのはなぜでしょうか…

⑨デッキブラシ返してない

「必ず返します!」と言ったデッキブラシ、エンディングでもちゃっかり乗ってましたね。おじさんがそのまま使っていいと言った可能性が高いですが…原作未読なのでわかりませんが、カットされたエピソードがあるのかしら。

⑩ユーミンはいつ聞いても古くない

思い出補正されている気もしますが、「ルージュの伝言」も「やさしさに包まれたなら」も全然古臭さを感じません。エンディングの出だしで「小さい頃は神様がいて…」と聞いたら、今度は自分を育ててくれた親のことが思い出されて涙が出てきました。なんていい曲なんだよおお。小学校の合唱で歌ったときは良さに気づいてなかったよ!

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あとがき

原作未読なのですが、今回はじめて原作を読んでみたいと思いました。シリーズになってるらしいですね。

ちょっとお高いので私は図書館で探します。(余談ながら、感染症対策のため自由来館できず、予約来館制になっています)

同じ作品でも、年月を経て観ると違う味わいがあるなあ、と感じた土曜日の午後でした。

応援してくださるそのお気持ちだけで、十分ありがたいのです^_^