#3.アーユルヴェーダ的・季節の過ごし方〈春編〉(2022年3月号)
健康の要!ドーシャとは?
アーユルヴェーダはインドで約5000年の歴史をもつ伝統医学で、人の健康には〈風〉〈火〉〈水〉3つのエネルギーが大きく関わるとされています。中医学や漢方医学では"氣"と呼ばれるようなものです。このエネルギーは、季節や生活習慣、食べるものなど様々な要因によって体の中で増えたり減ったり、常にバランスが変化します。この3つのエネルギーのバランスを整えることが、心身の健康の要となるのです。
春に出やすい不調・症状
春は体のだるさや眠気、アレルギー性鼻炎や花粉症、痰などの不調が出やすい季節。これは体の中で、同化作用をもつ〈水〉のエネルギーが増えるからと考えられています。
また冬の間、食べ過ぎや運動不足などで〈水〉のエネルギーを溜め込んでしまうと、春に不調が出やすくなります。特に生まれつき〈水の体質〉をもつ人はこれらの症状が出やすいので注意が必要です。
春の養生のすすめ
春に急激に増える〈水〉のエネルギーを調和し、春を元気に過ごすポイントとは?
睡眠
春の陽気が心地よいですが、昼寝はできれば控えましょう。
ウトウトしたら、散歩や体を動かすのがおすすめ。
食事
食べすぎたくなる傾向に。
次の日胃がもたれるようなものや酸っぱいもの・甘いものの食べすぎには注意しましょう。
運動
たっぷり動きましょう。ジョギングや筋トレ、太陽礼拝もぴったりな時季。自分に合った運動を探すのもいいですね☺︎
アーユルヴェーダ体質診断
直感的に、当てはまるものをチェック!※あくまで簡易的な体質診断です。
ご自身の体質に合ったライフスタイルをもっと知りたい方は、お気軽にお声がけください☺︎
今月のちょこっとコラム
先日初めて「わらび座」を観に行きました。
題材は明治の探検家イザベラ・バードの秋田紀行。
劇中の台詞やシーンには馴染みのある地名や方言が登場し、まさに"秋田を肌で感じた"1時間半でした。
きっと、秋田に来たばかりの時ならこんなに楽しめなかったはず。
移り住んでもうすぐ6年。秋田が道産子の私の一部になり始めていることが、なんだかとても嬉しかったです。
今月も最後まで読んでいただきありがとうございます!
次回のヨガ通信もお楽しみに!
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