約1年の英語実践学習ルート(TOEFL/Duolingo/英検)
「英語で大学の勉強しよう」と決めて約1年。
正直それより前からぼんやりと、そうしたい気持ちが有ったものの、色々と現実的な問題もあるし、もうちょっと先の話かなと思っていました。
でも「英語さえできれば何とかなるのでは?」と思い始めて勉強を開始しました。
このnoteでは、英語の実践学習ルートと現在の状況までを書きたいと思います。
反省点や改善点も書きたいのですが、ありすぎるので別にします。
英語学習の実際のルート
実際のルートは以下のような感じです。
学校基準、又は英検基準で英語の難易度を考えています。
1. 英単語を覚える
大学受験向けの英単語を網羅できるように覚えました。私は高校時代に買ったままの【鉄壁】の英単語帳とその他のあまり有名ではない英単語帳があったのでそのまま使いました。
(約10年以上持ってるなんて英語の未練タラタラです)
英単語帳の発音記号は読める状態だったので【綴り・発音・意味】のみを覚える機械的な勉強をしました。1,2ヶ月くらい文法と並行してやりました。
2. 文法書を読み込む
高校の頃の文法書がチャート式の英文法書だったので、それも高校時代のものをそのまま使いました。所々、当時の授業の内容も思い出せましたし、高校時代の記憶の破片も取り戻せて、結構順調に思い出したり、新しい発見をすることができました。
個人的にいまいち当時は納得できなかった現在完了have、to不定詞、分詞構文諸々がかなり明白になってきました。
3. 文で覚える英単語シリーズ2級・準1級を読む
何か英語の教材残ってないかなと高校の最後の方にやっていたリーディングテキストを読んだところ、まあまあ理解できる状態になっていました。
この時点で、英検2級(高校卒業レベル)の教材は大体読めるという感じでした。
でもまずはリーディングが重要と考えて本屋で程よく長文で読みやすそうで単語もちょっと難しいものを探したところ、文単準1級がありました。
その後TwitterでTOEICほぼ満点の人たちから
「準1級もいいけどもうちょっと簡単な文章をスラスラ読めるようにするのも大切」と言われたので文単2級も書いました。
文単シリーズは結構人気で、文章も読みやすく、かと言って文法的にめっちゃ優しい訳でもないといういい感じの教材なので誰にでもおすすめできます。※一緒に誰かと勉強したい人は改訂の版に注意
文単の準1級に関しては、Twitterで関わりの有った英語の講師をしている先生がスキルアップの目的もあり、有志で英文解釈に付き合ってくださいました。
他にも、同じくらいのレベル感で英語を勉強している人を見つけて一緒に意訳や文法的解釈について話して勉強しました。
4. The Interectual Devotionalの英語訳に参加
これはTwitterで繋がっていた海外在住の人たちによる英語勉強会。
日本語では『読むだけで身に付く世界の教養365』というタイトルで売られている本を英文で読みました。英語版はThe Intellectual devotionalのこのバージョンで、人物編など同じタイトルで種類があります。
残念ながら途中でテストのプレッシャーもありバタバタして中途半端に終わっていますが、これを毎週4,5日 約30分〜1時間ほどでやりました。
最初は迷惑なほど詰まっていたと思いますが、文単準1級が一通り終わる頃には単語の意味さえ調べれば大体読むことができました。偶によくわからないフレーズが出てくるので、そういうところは他の人たちに助けてもらって読むことができました。
単語もTOEFL受けたいと思う人には向いてる本だと思いますし、1日1日のテーマが違い【世界史・文学・アート・音楽・科学・哲学・宗教】の中で使われる単語がそれぞれわかるのでよかったです。
特に世界史・科学・宗教は文章問題などで出てくる可能性が高いので興味が持ててよかったと思います。もっと時間的に余裕がある状態でこれを読み切りたかったです。
5. TOEFLなどのAcademic単語のインプット
英検準1級程度(高校卒業以上)の単語や文章が読める聞けるだけではTOEFLの基準値80点には全然足りないので、TOEFL用の単語帳を使いました。ベレ出版の【TOEFL TEST必須英単語5600】を使いました。
これも準1級の文単が終わった頃にはかなり読みやすく感じましたが、それ以前は難しく感じて開きたくもなかったです。名詞の単語量としては十分だと思いましたが、動詞をもうちょっと固めたかったです。
6. Speaking/Writing 練習
TOEFLのオープンクエスチョンがなかなか回答が思いつかなかったので、これに関しても一部海外在住の方に協力していただきました。
TOEFLに関してはオープンクエスチョン自体は1問だけになっていますが、全く回答しない訳にいかないので練習の必要があります。
私が最終的にオンライン大学にスコアを提出したDuolingo English Testでもオープンクエスチョンが2,3問出ました。
この対策については、はっきり言って100%遅かったと思います。
一応6,7月に始めて、TOEFLの過去問を解き始める頃だったので、もっとスピーキングもライティングも早く練習し始めるべきでした。
スピーキングもライティングも英検2級程度のことができた瞬間に始めるべきだったと思います。
現在の状況
英語のテストが一通り終わった後に、Language Exchangeのサイトを利用してEU圏の男性とマッチしたのでLINEで電話を始めました。こういうサイトはナンパ目的の人や「もうすぐ日本に行くからよろしく!」な人も多いので、あらかじめいろんな人がいることを念頭に置いてやった方が良さそうです。私は運良く普通に喋ってくれる人に会ったので定期的に話をしています。おかげでリスニングは数日で格段に良くなった気がします。
また、近所で英会話サークルというのがありましたので、そこにも一度参加してみました。そこは大阪・京都・神戸などで開催しています。大学生や社会人の人が気軽に参加しているので「もう全然ネイティブと喋れますよ」って方には物足りないかもしれません。
オンライン大学での学習に向けて英語を復習しています。
誰かと喋ったり、英語で学習アドバイザーにメールを書いたりする中で引っかかったことや、関連ワードなどなどを調べています。
残る課題
スピーキング
私はまだ喋る段階で動詞を使う時に「前置詞なんだっけ?care of ? care about?」のような確信持って使えていない単語が多くあるので、この辺りも辞書を見て見直していってます。
特殊な単語は辞書で出てくる用例通りに、読んでいる文章中に出てきたりするので、やっぱり用例をそのまま覚えるのが賢いと思ってきました。
スピーキング練習を始めた段階から明らかでしたが、LearnのLやClubのLが明確に言えてないのでRunやCrabに勘違いされることがありました。普段から英単語を見て綴り通りに発音するように心がけようと思いました。
ライティング
オンラインで英語でメッセージを書くことが増えたので、簡単なコミュニケーションはバリエーションが増えたと思います。オンラインの大学のコミュニティの中の別の国の人とちらほらやりとりしていて、敢えて勉強はしていません。
リーディング
英語を日本語に変換して理解している期間が長かったので、英語をそのまま読む訓練を継続中です。文法を細かく理解するところから、そういったルールを気にせず読む方向へのシフトが遅かったので、1文が長文すぎる場合は未だに日本語に訳して考えていたりするので改善したいです。
あとは、気になった英語の本を読んだりして英語を読むことに慣れていっています。すでにかなりの英単語が勉強を通して頭に入っているので「読み方のわからない漢字が出てきた」くらいに近づいてきています。
リスニング
敢えてリスニング練習はしていませんが、全体的に知らないうちに英語のリスニング力は伸びてきたように思います。暇がある時にYoutubeで英語話者の話を聞いたり、持っている英語教材の文単などを聞き流したりしています。
総合的に
単語やフレーズなどはまだまだ知らないものがたくさんあるので、気長に学びつつ、これからはスピーキング重視で伸ばしていこうと思います。
自分が自然に言える程度の文章はかなりリスニングでも問題なく聞こえますし、書けるなら読めるだろうということで、細かいことを意識しすぎずに英単語と言い回しを増やしていこうと思います。
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