見出し画像

【まとめ】最近気になったニュース 2/11

新しいもの好きな僕が、最近のテクノロジー系、ビジネス系のニュース記事をご紹介しています。


空中ハプティクス技術

英国ブリストル大学発ベンチャーのUltraleapによるもの。

20センチ四方の板に小さな超音波スピーカーを16x16個並べて、その上に超音波で触感を生み出すそうです。

焦点の位置を制御することで「クリック」「ダイヤル(手のひらを点がぐるっと回る)」「ライトニング(手のひらから各指先へ点が走る)」「オープン・クローズ(手のひら中心に点が同心円状に開く/閉じる)」「リップル(手のひら全体を点がランダムに押す)」「スキャン」といった触感エフェクトが可能という。触感はデバイスから10~50センチ程度の範囲で生成できる。
車載器の他に、VRはもちろん、家電やPC、サイネージ、エレベーターなどの入力インタフェースとしての応用も期待できるという。同社は、防水カバーや強度を高めたメッシュ、触感生成範囲を重視した低減衰カバーを用意することで、さまざまな用途に利用できるよう工夫している

ちなみに以前似たような記事を紹介したことありますが、それも超音波で触感を発生させるものでした。


LINE モバイル 月3GB音声付きで1480円。格安スマホ最安新料金発表。

データ使い放題オプションが480円と激安。これはスゴい。ただし、従来のプランと比較するとインスタが対象外になっている点は注意。


教育5万円PC GIGAスクールに秘められたマイクロソフトの焦燥

この発表からは教育市場を取ろうとするGoogleやAppleへの焦りが感じられるとのこと。

GoogleはChrome OSというブラウザのみで動く低スペック低コストパソコンを使って教育市場に参入しているし、AppleはiPadを教育ツールにするためにプログラミングを楽しんで行えるアプリを発表したりしています。

「GIGAスクール構想」概要 
1. 児童生徒1人1台を実現する(1台あたり最大4.5万円を補助、令和5年度=2023年度までに全小中学校で実現)
2. 高速大容量の通信ネットワークを実現(令和2年度=2020年度までに、全ての小・中・高校・特別支援学校等で実現)
3. 都道府県レベルで共同調達

今回の発表に合わせ、パートナーPCメーカー8社が要件を満たす5万円のGIGAスクール対応PCを発表しています。

今回のマイクロソフトにとって画期的なのは、クラウドサービス導入の点。もちろん今はAzureやOffice365でクラウド企業として認知されてきていますが、日本の教育機関向けの状況としては、これまでオンプレミス型システムを丸投げする構造になっていたので、SIerとマイクロソフトの結びつきが強かったし、それが強みになっていたそうです。しかし、今回の発表はSIerを通さずに、マイクロソフトのクラウドサービスを直接使ってもらう形になっているので今までの構造と決別する内容になっているのが今回のポイント。


本当の視聴率を取るベンチャー企業

TVSION INSIGHTS ティービジョン・インサイツという会社。設立から5年で80社以上の広告主、会社、放送局と取引があるそうです。

その理由は「テレビの前に誰がいるのかを見分け、顔がテレビ画面を向いているかのデータを取る」という視聴率計測の仕組みを作ったから。

テレビにカメラを取り付けて、顔写真から誰なのか判別し、1秒間に5コマを撮影して、顔の向きから画面を見ているかどうかを判別する。そして表情も読み取る。(カメラデータは録画されない)

ここからわかったことは、テレビはたとえCMに入ったとしても視線はあまり外されないということ。一般的な視聴率データではこんなに細かく取得できないため、より細かい分析ができるようになそうで、絶対こっちのほうがいいでしょ。

視線まで追っているというのはYouTubeよりも深いかもしれない。


スポティファイが米ポッドキャスト大手「ザ・リンガー」買収


日本でもVoicyとか音声系コンテンツが盛り上がってきていますが、海外ではもっと早くて、ポッドキャストがかなり来てるらしいです。

音楽サブスクのパイオニア、スポッティファイがポッドキャスト大手を買収とのこと。

動画市場より大きくなるとは思いませんが、時間の固定されたテレビからYouTubeやNetflixに移っているのと同じようにいつでも場所を選ばず、ながら聞きできるポッドキャストが流行るのは必然的な流れかもしれません。

DeNA 400億円赤字の理由

・アメリカのゲーム会社の減損処理
・新規ゲームの不発
・配車サービスMOVの赤字
・その他の新規事業も柱になっておらず。


MapBoxという地図のユニコーン企業

MapBoxもソフトバンクが出資している企業。日本でサービスを開始するそうです。

・開発者向けの地図開発プラットフォームを提供するMapboxが2019年11月から日本で事業を開始した。
・Mapboxの利用企業はゼンリンの地図データのほか、気象、人流、道路の渋滞など、さまざまなデータにアクセスし、地図を作成することができる。
・Vision SDKは、ルート案内や運転中のアラートといったナビゲーション機能のモバイルアプリへの実装を可能にする。


Amazon 電気自動車10万台発注 進捗

10万台発注するという発表は半年前にされていて、今回のはデザインも公開されて進んでますよアピールみたいです。2040年までにカーボンニュートラルを目指す活動の一環。

画像2

リビアンという会社はすでにAmazonが出資してるEVスタートアップ。GMも出資していて、EVピックアップトラックの販売などをしているらしいです。

画像1

しかし、10万台発注って規模が桁違いだなあ。


ブロックチェーン業界の現状 模索から活用のフェーズへ

「ブロックチェーンの活用が推進されるポイントは『本来はコストだけれど、コストが見えづらく、認識されていなかった部分』という点だと考えています。

同じくLayerXさんの記事で、ニトリの物流にブロックチェーンを導入した記事がありました。物流で荷物が運ばれていく中で発生する契約や支払いなどの電子化によるコスト削減、ドライバーの実績を見える化することによる、ドライバーのキャリア形成支援などにつなげる構想だそうです。



Apple 折りたたみディスプレイ特許

Apple系の噂は枚挙に暇がないのであまり扱わないのですが特許は実現性が高いので、取り上げてみました。折りたたみディスプレイに関する特許で、ヒンジ部分を工夫して壊れにくくするための技術です。

こちらのサイトのアニメーションがわかりやすいです。



パナソニック  自分を持ち上げるロボット掃除機

段差を見つけると車輪がせり出て、前面を持ち上げて乗り越えるそうです。
人の足の動きに追従して掃除を行う「otomo」機能もあるとのこと。


ロボホンを使ったAI教育プログラム

GoogleのTensorFlow Liteを利用したソフトウェアを活用し、AI画像認識を体験できる。これにロボホンのカメラを組み合わせて、ロボホンになにかを認識させたらアクションさせるなどのプログラミングができる。

ソフトは画面のみた感じはScratchに近いのかなと。
PepperのRobo Blocksよりも深いレベルのプログラムができるのでしょうか?


NASA宇宙探査車 募集

今までいろんな研究したり、ヒントはあっただろうに、なんで募集するんだろう。仲間を増やしたいのか、ファンを増やしたいのか。


FacebookがGPS以上の位置情報精度技術をもつ英国スタートアップ買収

カメラ画像から精度の高いマップを生成する技術を保有していた。
あらゆるロボティクスやモビリティ、VRやARに活用できる可能性を秘めている。

NPのコメントで見つけたのですが、GPSなしで現在地を特定できる系の技術をヤフーも開発していたようです。地図を読み込ませるのでタイプがだいぶ違いますが。


宇宙太陽光発電の研究が進んでる

ガンダムOOの世界を彷彿とさせますが、昔から構想はあったが、政府が真剣に取り組まず、最近復活してきたとのこと。

NPのコメント欄で宇宙関連のPickerたちの意見を見ると「コスパ悪すぎ」「ゴビ砂漠をソーラーパネルで埋めればよい」「何でも宇宙でやれば解決すると思うな」とか色々辛辣な意見出てました。NP民は論理的で前向きな人が多い印象なのにこれはどういうことだ?w

でも、気候に左右されなくて効率が高いことは確かでしょうし、GPS電波のようにどこでも給電が受けられる(アンテナがあれば)だったら、かなり技術革新のように思いますが。


 サイゼリヤに揚げ物がない理由は従業員にラクをさせるため

先日もNPの特集記事を紹介しましたが、サイゼリヤのすごさが改めて分かる記事。トマトの品種改良からメニューの絞り込み、店舗のオペレーションまで徹底的な合理主義があの信じられないコスパを生んでいると。自分はもともとお世話になってましたがますますファンになってきました。

ちょうどYouTuberでヒカルが宮迫さんにサイゼのすごさを教える動画があったので紹介します。宮迫さんはメニューのクオリティの高さに驚いてました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?