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キャディのコミュニケーションデザインまとめ:その1

こんにちは。キャディでデザイナーをしている者です。
以前 note を投稿してからかなり時間が経ってしまったため、改めてキャディのコミュニケーションデザインてこんなことしてるよ〜ということをまとめてみました。あれ( 前回の note )からのできごとその 1 です。

↑ 前回の note。こちらもぜひ読んでいただけると嬉しいです 😉

前提

キャディのマーケティング / コミュニケーションデザインには主にこんなものがあります

コーポレートサイト

日本語版 / 英語版 / ベトナム

パートナーさま向け

サイト / パンフレット / ウェビナー / その他

お客さま向け

サイト( サービスサイト / 各 LP )/ ウェビナー / チラシ / パンフレット / 各種イベント / その他

採用候補者向け

サイト( 中途 / 新卒 / エンジニア / SaaS / ベトナム採用 )/ イベントメインビジュアル / 採用資料 / ノベルティ制作 / その他

各方面、割と多めにデザイナーが関わる機会が多く、私も入社してからたくさんの案件に関わらせていただきましたが、プロダクトデザインと兼務していたため正式な依頼フローを設けることもなく、Slack でメンションをもらったら対応するという全く整っていない体制の中すべてを進めていました。… お察しのとおり、その体制で維持できるわけはなく、組織の成長に合わせた体制が必要になりました。

わたし「 依頼窓口をつくらなきゃ( 遅い )」

Slack Design チャンネルオープン

目的は大きく分けると3つありました。

1. 依頼窓口の明確化

今までは専任デザイナーがいなかったこともあり、そもそも誰に承認を取って、誰に依頼していいのか分からない状態でした。これに関しては問題しかなく、依頼体制整えたほうがいいに決まってる。遅ればせながら、組織としてあるべき体制へ進化しました。

2. デザインタスクの可視化

今までは各チャンネルでとりあえずメンションされたデザイナーがメイン業務の合間に内職的に対応する「なんとかしますね!( 筋肉対応 💪 )」の世界で、発生しているデザインタスク全体が見えない状態でした。まずは依頼を集約し見える化することで誰かがどこかで人知れず頑張る世界からの脱却を図りました。

3. 課題の相談にシフトしていく

今まで、短(納)期集中!の やること / How が決まっている 依頼が多いことに課題感がありました。

( 手前味噌ですが )ものすごいスピードで事業が成長していく中で、デザイナーが全社各部門で発生する全ての施策に企画段階から入ることが難しく、本来関わるべき「課題解決」に取り組めていませんでした。その流れの中で、「デザイン依頼はやることが決まってから」の意識を全社的に植え付けてしまったのではないかなと反省しています…

やることが決まっている案件の依頼 から 課題の相談 にシフトするために、Design チャンネルの相談フォームに 依頼の背景・解決したい課題 を項目として設置しました。あえて項目として設置せずともデザイナーならばアサインされた時に必ず確認する内容ではありますが、相談フォームに含むことで下記4つのねらいがありました。

  1. 背景 / 課題を確認するお決まりコミュニケーション工数の削減をすること

  2. デザイナーは何を知りたいのか、何を基に考えたいのかを知ってもらうこと( ※ キャディはデザイナーと仕事することが初めてのメンバーが多いので草の根運動をしたかった )

  3. 依頼者が「そもそもそれは何のために必要なんだっけ」をよりクリアにすることで、手段と目的が入れ替わらないよう意識してもらうこと

  4. 課題はあるが、依頼に満たない状態のふわっとしたタイミングで相談してもらうことで、より良いアウトプットを提案する

Design チャンネルをオープンして変わったこと

概ねねらいの通りに改善したところが多く、特に 3. 課題の相談にシフトしていくに関しては以前とは明らかに相談されるタイミングが早くなったなと思っています。やっぱり体験含め初期段階から考えられることはとても幸せですね。もちろん、「やること」を前提に打ちたい施策は一定あるので、その場合は今までと変わらず、決まった形と目標の中で最善のアウトプットを出すことに努めています。まだまだデザイナーが最大限に貢献できる関わり方があると思うので継続して改善していきます。
( いつか仲間になるデザイナーさんのために地均しがんばる☆ )

さいごに

見える化したことで改めて会社の成長を感じました。
入社した約三年前には出会ってもいなかった人たちと、思ってもいなかったことに挑戦して、デザイナーとして初めての経験をたくさんしているな〜と。ありがたや、ありがたや( まとめ:その 2 で詳しく書きます )
会社の成長に合わせてデザインも変化する、まさにそれをこの短い期間で体感しています。
恐らくここまででお察しいただいてるとおり「やろう!」となったら「すぐやる」人たちの集まりなので、「やる」数とスピード感はやばい( 語彙力 )ですよ!

各部署・各部門で絶賛採用中なので、ご興味ある方、みっちり濃い時間を過ごしたい方はぜひこちらご覧くださいね!

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