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建物のメンテナンス

おはようございます。吉川美南不動産の石井です。

今日は建物のメンテナンスのお話。

先日「家を建ててもらった会社から、メンテナンスの見積りが届いたのだけどこんなにかかるものなの?」という相談を受けました。

今までは1年、2年、5年、10年とメンテナンスの案内が来る度に見に来てもらっていたそうで、そこで不具合があると言われればとくに相見積もりをとることなく、言われるがままの金額をお支払いし、お願いしていたそうです。

担当営業マンからは「当社以外の会社で工事をされてしまうと保証の継続ができません。」と言われていたので、まぁ確かにそうだよなと納得していた部分もあったそうです。

「しかし、それにしても高い…もう子どもも独立してしまったしそこまで家にお金をかける必要は果たしてあるのだろうか」

そう感じたところでのご相談でした。

お話を伺ってみると、たしかに相場の倍近い価格で私も驚きました。いくら保証を継続するためにといってもそこまでやる必要はないのでは?と正直思います。

リフォームやメンテナンスに関しては、もちろんやらないよりやった方が良いです。
点検は無料でやってくれるのでそちらももちろんお願いしましょう。

しかしながら、別にまだやらなくていいものはやらなくてもいいのです。商品一つ一つに耐用年数というものはありますが、立地や手入れの仕方によってはもっと長く使えるものもあります。

悪質な訪問販売の手口も不安を煽り不要な商品やサービスを売り付けます。そんなとき、損をしないための知識は少なからず持っていた方が良いかと思います。

建物の質は年々良くなってきており、10年前と今では明らかに違います。「一般的」には交換や施工の時期なのかもしれませんが、個別に見てみるとまだまだ問題ないことが割りと多いと感じています。

業者さんのことを信じるなと言っているわけではありません。一般的な感覚で少しでも提示された見積りに違和感を感じたようであれば是非一度、相見積もりをとってみることをおすすめします。

第三者からの意見も聞き、金額の差があるようであれば理由をしっかり確認してから前に進めていきましょう(^^)


私は住宅診断士としても活動しておりますので、上記のような相談、リフォーム時期に関してもお気軽にご相談ください(^^)

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