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相続対策は子孫への責任なのかもしれない。
先日ニュースで、93人の相続人がいる不動産の取り扱いについての話があった。
ここまで増えてくるともはやどうにもこうにもいかない。
ニュースによると元々200名近くおり、存命と思われる人が93名いる。
全員に通知を出したところ、半分くらいは相続放棄、残りは返事がないという。
調べるだけでも120万円もかかったということだ。
返事がない限りは解体したり、売ることさえもできない。
空き家に関する法律ができたことはできたが、これまた時間とお金がかかる。
ここまでいくのは珍しいが、この先の将来では珍しくないかもしれない。
不動産の世界が抱える問題は多数存在する。
その中でも空き家の問題と共によくあがるのが、所有者が不明の土地の問題だ。
今でさえ所有者が不明の土地の面積は九州を超えるといわれている。
そして今から20年後には北海道を超えるとも言われている。
日本の国土がそんなもったいないことになっているのだ。
当然国も動いてはいるが、相続登記をしっかり行っており、不動産の有効活用ができていればこのような問題はおきない。
不動産という資産をもっている方は、命あるうちに相続についてしっかり考えていってほしい。
相続する側、もしくは相続される側どちらからでも御相談受け付けている。
なにもしないという選択だけは避けていただきたいと思う。
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