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闇を逆手に取る、と人生は輝く。

明日が雪とは思えないほど、気持ちのいい東京(2023年2月9日)。

今日のランチは世田谷区下北沢「打心蕎庵」

今週は頭も身体もスローモードでまったり、でも確実に過ぎて行く一週間。
本当に最近になって、静と動を大切にしようと思えている。
これまでの私は「静=休んでいる、生産性がない」と自分をおどして、鼓舞して、ずっと走っては、疲れていたように思う。でもそんな毎日ではいい仕事はできない。
今年はそんな自分を手放したいな、と思う。

そして今日は、もう一緒に仕事をしてから10年以上お世話になっている方とのランチ。
私の大切な節目には必ずその方の助言と力をいただいていて、意識しないと内にこもってしまう私をいつも外に連れ出してくれる、もはや年齢を超えて最強の友人なのような存在。

おばあちゃんのご飯を思い出す、お出汁の味。

昼食をとりながら、本当に様々な話をする。
私では到底たどり着けない考えをシェアしてもらう時間は、私の世界をどこまでも広げてくれる。

九条ねぎのお蕎麦。隠れているけど、帆立の天ぷらが絶品。

「 庄司さんは、どんな青春を過ごしたの?」と聞かれ、少しの間考える。
私の青春は勉強と、友人と、その時代に流行ったものをひと通り経験していたと思う。欲を言えば、両親と色々な場所へ出かけ、様々な経験をしたかった、私の青春時代だったなと思う。
ただ野山に囲まれた場所に生まれ育った私は、そこが世界の全てだと思い、実は無数に存在する選択肢を知らずに生きていた。
それはある種、人生の、心の中の「闇」なのかも知れない。
そんな話を聞いたその方は、

「闇を逆手にとって、生きる」

ということを話してくれた。
それは闇を受け入れるとか、許すということではなく、闇を力にして生きていくこと。

そのとき、私はハッとした。
私がこれからやっていく「私らしさを叶える住まい探しのアドバイザー」という仕事は、私らしさを見失ってしまった、私の心の叫びだから。

きっと誰もが持っている心の傷。
それに光を当てることができれば、これから人生に迷うことがあってももう大丈夫だ。
未来は、想像を超えて開けると信じている。

そしてこの日は不思議と、友人・知人からそんなメッセージを受け取った日でした。

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