口にして整理される。香りが気持ちを盛り上げる。
誰でもひとりでモヤモヤしたりします。
心の中にシンプルに湧き上がる気持ちこそ、伝える相手によっては、うまく伝えられないことがあります。
職場で会う人、
家族、
恋人、
友人など。
「この人に分かってほしいのに」
「この人に伝えたいのに」って。
その相手が、“自分自身”ってこともよくあるように感じます。
昨日は、毎月のキッツェミサ様でのイベントでした。
朝は「寒いなー」と思って、ホッカイロを貼っていったのですが、日中はまあまあ(この時期にしては)暖かかったかな?
今日、感じたこと。
こちらのイベントで「なりたい気分の香り」をつくるとき、
テーマがシンクロすることが良くあります。
どういうことかというと、「なりたい気分」が似ているのです。
今日のテーマは【芯】(気持ちの軸)でした。
アロマというと、リラックスをイメージすることが多いですし、実際にそれを求めている方が大半を占めているように感じます。
今日、香りづくりをしていただいた方々は皆さんリピーターの方でした。
現状を教えていただくと、それぞれが抱える悩みや気持ちはもちろん違えど、なりたい気分や状態はシンプルで前向きなものでした。
何度か香りづくりを体験していただいているので、「なりたい気分」を私に伝える時にとても明確だったり、シンプルな言葉で伝えていただけます。
これは誰でもそうなのかもしれませんが、
頭の中に出てくる言葉を、実際に口にすると結構シンプルになったり
「あれ?こんな感じ?(思っていたよりも重要じゃない)」と感じることありませんか?
自分の想いを耳から聞くと、その本来シンプルな気持ちがダイレクトに“自分自身”に届くことがあると思います。
その整理された気持ちに合わせた香りを選んでいく。
嗅いだ印象に頼るより先に、成分をみて、このアロマのどんな特徴に期待できそうかをみていきます。
本などで見たアロマのそれぞれの特徴を当てはめるのももちろん良いのですが、もう一歩深く踏み込んで香りを選んでいきます。
今日の香りづくりは、どの方も「普段ならブレンドしない組合せ」が出来たと思います。
狙ってはできない、会話を通して、どうしたら「その気分になれるか」を探っていったのです。
最後の、どのアロマを何滴入れるかは私に任せていただきました。
ブレンドしてから時間とともに香りが変化していくと思います。
その過程で何か感じることに変化があったらそれも聞いてみたいと思ったり…(^^)
香りの変化が気持ちにも変化を与えてくれることを実感できると、自分の気持ちに変化を起こすことは簡単に自分でできるかもしれないと…ほんのりとした希望を感じることができるように思っています。
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