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スラムダンクで更けた年末

すごく遡るけど
年末の31日に、中3の長男、5年生の次男と
映画スラムダンクを観に出かけた。
長男が受験でなかなか映画も観に行けず
私も体調やらなにやらで観に行けてなかったので
ふと、今から行く?塾も休みだし、という軽い気持ちで
出かけた。
スラムダンクは私の小学校高学年から中学時代
めちゃめちゃハマってみていたアニメだし
ストーリーも全部知っている。
映画を楽しみにしてる友達もいたけど
私は自分の体調が悪かったりテンションがどうも乗らず
へぇ、山王戦の話かぁ、後日談か??くらいに
なんにもわからない状態で出かけた。
車の中で長男が、宮城リョータの話なんだってと
教えてくれて、えー私が一番好きなキャラじゃん、なんて
話をしながら、それよりも久々に親子3人で映画館に来れたことが嬉しくて、でも糖質制限中だったので残念ながら私だけポップコーン食べれないし、と失礼ながら何の気無しに始まるのを待っていた。

結果

最初から最後まで大号泣している私がいた。

こんなことってある??というくらい泣いてしまい
作品が素晴らしいのか
私のホルモンバランスが妊娠で総崩れになっているのか
わけがわからないけど
男子2人を育ててきた私に刺さりすぎる内容で
嗚咽するのを我慢するのが大変だった。
でも、長男、次男もどうやら泣いていたようで
帰り道、やばかったーーなにあれ、もうだめだったー
と大騒ぎして帰ってきたのだった。

サッカーが大好きな長男と
バスケに夢中な次男
それぞれの仲間に囲まれながらそれぞれの青春を送り
親よりも友達やスポーツが大切な年頃になってる。
それぞれの世界でそれぞれいろいろあるんだろうけど
その多くを私は知らない。
いつのまにか、背中を見送ることの方が多くなり
私の知らないバンドの曲を聞き、知らない話題で笑う彼らと、私の知ってるスラムダンクの知らなかった話を
一緒に知って、一緒に泣いた。
なんかそれだけで胸がいっぱいになり
おうちに帰って、みんなで年越しそばとすきやきを囲み
久々に紅白にしようか、と紅白を見ながら過ごした。
2人の息子と今年の歌を聴きながら
あー男の子ってかっこよくて可愛くて最高と
親バカ炸裂でしみじみ思い
もうすぐ生まれてくる3人目の男子が
どんな宝物を持ってうまれてくるのか
私の3つめの宝物がお腹にいてくれることが
なんだかとても嬉しい夜だった。


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