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Smart City戦略室が生まれ変わります

本日9月1日をもって、組織再編をすることにしました。
と言っても、もともと20人ちょいの小規模組織なので物凄い人事異動が行われるとかではなく、2年弱スマートシティ事業をやってきて見えてきたことや、組織の成長に合わせて適正化させようと考えました。

今までの組織図

Smart City戦略室
 ・Smart Governmentチーム
 ・Smart Paymentチーム
 ・International Allianceチーム
 ・Service Designチーム
 ・Communication Designチーム

2年前の設立当初、僕らはまだスマートシティというものが何なのか、LINEがスマートシティをやる意味は何なのか、全然よくわかっていませんでした。
そこで、世界中の事例を調べてみて、分析をしました。

市場としてはエネルギーやモビリティなどの領域が大きそう。でも、LINEがそこに本腰を入れるべきなのか?
といった問いを繰り返し、辿り着いたのが「行政」と「決済」。

・すでに福岡市LINE公式アカウントなど行政との取組み実績があった
・当時、LINE Payが最も注力されている事業だった
・組織の人数がまだまだ少なく、取り組む領域を絞り込む必要があった

という理由から誕生したのが、Smart GovernmentチームとSmart Paymentチームでした。また、台北市とのプロジェクトなど海外案件が増えてきたことからInternational Allianceチームを設立。その3チームを主軸に、サービス設計をするService Designチーム、PRを担当するCommunication Designチームをつくりました。


新しい組織図

Smart City戦略室
 ・事業企画チーム
 ・共創推進チーム
 ・GovTech推進チーム
 ・PRチーム

はい、文字数が減り、日本語が増え、ちょっとすっきりしました。

2年弱この事業をやってきて色々気付きました。

(1)社会全体や福岡市やLINEグループなど、多方面からの変化の影響を受けやすい。それゆえ、組織としての戦略を短期でアップデートし続ける必要がある。

(2)地域にとことん密着し続けたことで、自治体だけでなく地場の有力企業や教育機関などとも良い関係性を構築することができている。

(3)特に自治体領域に関しては、福岡市LINE公式アカウントが友だち数170万人を突破するなど、全国随一の取組みを推進することできているし、その取組みをオープン化して全国展開することが決まった。

(4)オンライン・オフライン問わず、攻めの広報を展開し、月に2本ペースでニュースをつくることに成功している。

このように、最早「行政」と「決済」に絞り込むことなく、福岡独自のスマートシティ戦略を構想できるようになったのです。
そこで上記の実態に即したかたちで、

(1)事業企画チーム:組織の次の一手を考える
(2)共創推進チーム:地場との連携、共創を加速させる
(3)GovTech推進チーム:福岡市の取組みの昇華と全国展開
(4)PRチーム:福岡市民だけでなく全国知名度アップへ

このように組織を変更しました。

今後ともSmart City戦略室にご期待ください。


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