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純粋理性批判の翻訳を1週し終えた

2年半にわたる毎日の翻訳作業の結果、カント先生の「純粋理性批判」の翻訳1週目を先月終えました。

今は推敲段階です。最初の方の翻訳が拙くて1から翻訳し直した方が良さそうにすら思いました。しかし、このまま突っ込む勢いです。

しかし、タイポが多いです。あと「てにをは」が変になっています。1行に5個も修正箇所があると「疲れていたんだな」と思いました。

まぁ、良くも1日も休まずに純粋理性批判の翻訳をしたな、というのが本音です。

自分を褒めるのは推敲が終わって出版してからにします。この手のモノは完成しないと手つかずと同じですからね。

先に言っておくと、「私」を「我々」に変えた部分が多くあります。「Ich」は明らかに「私」ですが、文脈からすると、「カント先生」と「読者」の双方を含めた「私」なので「我々」という訳にした部分が多々あります。

あと複数形でも「達」を付けない部分を多くしました。無駄に冗長になるのが理由です。

NHKの5月の「100分de名著」が純粋理性批判らしいので、それまでに出版できるか……頑張ります(普段なら無理と言いますが、言わないので察して下さい)。

今はプーさんで仕事が無いので推敲作業を進めます。

読んでくださってありがとうございます。暖かいご支援は、主に資料代に充当させていただきます。