社会人留学への挑戦

大学院留学への憧れ

社会人として企業で働きつつも、心のどこかで、留学への憧れを抱いている人は、日本にたくさんいるのではないでしょうか。でもパッと思い付くだけでも、お金、時間、英語力。。。たくさんのハードルに囲まれなかなか一歩が踏み出すことができないのが留学。

私もつい先日までそのようなモヤモヤを抱えていた一人だった訳ですが、嬉しいことに、今年の秋より、ニューヨーク大学の大学院に留学をできることが決まりました。でも、そこに至るまでの道のりは正直困難の山積みでしたし、そこに至ったとしても、これからどれだけ大きな困難が待ち受けているのだろうと途方にくれる時もあります。でも一方で、それを数倍、数十倍上回る新しい世界を探求していくワクワク感・好奇心があります。

留学準備のために会社を辞めるという決断

私は、会社を退職し、約1年間留学準備だけに専念をするための時間を作りました。そして、この時間が私にとっては人生にとって最も貴重な時間となりました。それは、英語勉強や、大学調査に十分な時間を確保できたからではなく、普通の道から外れて、自分を見つめ直す時間を確保できたからです。

普通に社会人として企業で働くという道を外れると、その日から収入がなくなり、貯金が減っていきました。でも同時に、あ、この生活でも死なないなということに気づきました。今のご時世仕事はたくさんありますし、いざとなれば食べる程度には稼げる。その感覚を持つようになってから、じゃあ、何のために生きているんだろう、という問いが頭に浮かんでくる回数が増えました。そして、別に死なないんだから、それなら自分の時間は自分の好きなことに使うという気持ちを強く持つようになりました。

他人を認めるという感覚

また、自分が道から外れたことで、周りの人を認めることができるようになりました。それまでの私にとって、尊敬できる人とは、企業で出世をして、社会から高い評価を受けている人でしかなかったのですが、それ以上に、自分らしく生きているたくさんの人に尊敬や、敬意を持つことができるようになりました。世の中にはたくさん面白い人がいて、自分と違うことを考えている人がたくさんいて、そんな人と話すことがとても楽しくなりました。これも、留学を考える前の私には絶対になかった感覚です。

人生のターニングポイント

私はまだ留学に行ってもいないのですが、総じて、留学をするという決断は、私の人生観を大きく変えました。これまで二十何年生きてきて、凝り固まった考え方が、これを機にどんどん変わっています。まさに人生のターニングポイントとなりました。そして、この先にはもっとワクワクする世界が待っています。

私は、人間誰しも本能的に新しい物事を知ることへの好奇心を持っていると信じています。留学はまさにそんなワクワクを刺激するもの。社会人になってからだって、無理だと思わず、そんな留学に挑戦する人がどんどん増えてほしいなと思います。もし挑戦を考えられている方がおられたら、お気軽に連絡してください。これからこのブログにも情報をまとめていくつもりでいますが、それ以外にも色々と共有できる内容があると思います。

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