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収納とココロのはなし

ちょうど一年前、引っ越しをしました。

農園のなかに休憩用として建てられたおうちに住まわせてもらえることになり、当時住んでいたアパートから農園に一ヶ月ほど通い、生後3ヶ月の娘をかたわらに置きつつ、農園のおうちのモノを片付け、荷物を運び。

もともと住居としてというより、楽しむために作られた建物だったので、家の広さの割に、お風呂はトイレも一緒のユニットバス。

そして、なにより、

収納がほぼ0………!!!


とりあえず服をしまう場所を確保せねば、
と、ネットで適当に検索して最初に出てきた5000円ほどのワードローブを、ポチッと。

これが………

骨組みはプラスチックでガタガタ、
カバーは不織布でペラペラ、
同じ空間にいるだけで気分がダダ下がりになる、
それはそれはヒドいものでした…!(笑)

こんなものを購入してしまった自分に腹を立て、夜中の授乳しつつの連日の引越し作業による疲れもあり、もんのすごく不機嫌になった私は、珍しく夫と大喧嘩。
(夫は完全にとばっちりですwあんときはごめん!w)

少し落ち着いて、不機嫌の理由はワードローブであり、もう見たくもないのでどこかに持っていってほしいと夫にお願いする私。
(図々しいw)

組み立てたワードローブをバラして、リサイクルショップに買い取ってもらいました。

とりあえず階段下のスペースに突っ張り棒を設置して、洋服を掛ける場所は確保。

そんな現実に象徴されるように、

私の内面もたいへん混乱しておりました…(笑)


自分と他人の境界線が全く上手に引けておらず、同じ空間にいる他人の感情の動きに敏感になりすぎ、かつ、他人の感情の動きが自分のせいだと責めていました。

なので、複数人の集まる場所にいくと、その日はヘトヘトに疲れ、夜は一人大反省会。「あのときはああ言えばよかった…あの発言で〇〇さんは気を悪くしたんじゃないだろうか?もっとよく考えてから話せばよかった…気の利かないやつって思われたかなぁ…」などなど、一人悶々としていました。

そんなわたしが、ある師匠の力を借りて、心を整えることに集中し、半年後。

知り合いから立派な木のタンス2つと、そのほかの木製の棚いろいろを譲り受けることになり、収納に関しては一旦落ち着いています。

その頃には私自身の内面もずいぶん落ち着き、「自分は自分。人は人。」と、他人の感情の動きはその人自身の問題であり、私が責任を負うものではない。という、、今となっては当たり前のことを、ココロから納得できるようになっていました。

自分のココロの様相と、収納という現実の状況、物理的な状況が見事にリンクしています。

Thoughts become things.
思考はモノになる。

「宇宙からの手紙」(Notes from the Universe)という本で世界的に有名なマイク・ドゥーリーさんの言葉ですが、
本当にその通りだなぁと、実感、答え合わせの連続な2021年でした。

ココロを整えてもらった師匠のこと、
Thoughts become thingsのこと、いろいろ書きたいことがありますが…………それはまた、別の話。

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