このnoteは、あなたの人生でもあるんだね
先日、私の大好きな彼らが、新アルバムをリリースした。
実は、来る7月29日。
日産スタジアムで開催されるUVERworldのライブに行ってくる。
彼らから、何を、どれだけ受け取れるのだろう。今から楽しみでしょうがない。
ライブのことはまた後日書くとして。
今日は、この新アルバムのとある曲に背中を押された話を書きたい。
「THEORY」という曲を聞いたのは、今回が初めてではない。
UVERworldは、未発表の新曲をふいにライブのセトリ(セットリスト)に入れてくる。
私が去年の12月に行ったライブの最後に、この曲は選ばれた。
その時も、「あ、良い曲だな。」そう思った。
今は、「初心に帰れる曲だ。」と思う。
時によって感情が変わるのは、音楽の面白いところだとつくづく感じる。それぐらい、あの時聞いた「THEORY」と、今聴く「THEORY」は違う。
話は変わるが、なんやかんやあり、今は広告や文章を作る仕事をしている。
前から私を知ってくださっている方たちは、こう思うだろう。
「ほんとうに、なんやかんやあったな。」
まあ、またそれも追々書くとして(と逃げる)。
文章を考えて、発信する。
それは本当に好きなことだし、仕事としてもやりがいがある。
ただ、めっっっちゃくちゃ忙しい。
その仕事が始まってから、定時で帰れたのは片手で数えられるほど。
忙しさから、最近色んなことを後回しにしてしまう状況となっている。
noteであったり、読書であったり、その他やりたいことであったり。
そしてそんな状況からか、次第に自分で文章を書くことが、億劫になっていた。
自分の生み出す文章を、誰も読んでいないんじゃないか。
発信することに、意味はあるのか。
文章を書く仕事をしているのに、反比例して、文章で発信することへ消極的になっていた。
しかし、今私は次の日の仕事について何も考えず、ただひたすら指を動かしてこのnoteを書いている。
「THEORY」の言葉に、背中を押されてしまったから。
こんなにストレートに、UVERworldが「誰かの人生の一部」となっている、と伝えてくるとは。
さらに、止まらない。
noteを始めたばかりの頃の気持ちを、思い出した。
彼らは、「伝えたい。」という気持ちで、進んできた。
「売れたい。」「スターになりたい。」じゃない。ただただ、音楽を伝えたい。込めたメッセージを伝えたい。
でも、そうやって進んできたら、ライブで彼らの歌を歌いながら心を震わせるファンが出てきた。
UVERworldというバンドが「ファンの人生だ。」と本人たちが言い切れる。そんな、クルーとの絆が生まれた。
発信して有名になりたいんじゃない。
文章を褒めてもらいたいんじゃない。
私も、メッセージを届けたいんだ。
言葉を、心に届けたいんだ。
そのことを、思い出させてくれた。
今このエッセイを読んでくださっているあなたへ。
そしてこれから紡いでいく言葉を受け取ってくれるあなたへ。
大変おこがましいが、いつかこう言えるよう、私は発信していきたい。
このnoteは、あなたの人生でもあるんだね。
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