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豊かな人間関係について改めて考えてみた

先日、会社同期の飲み会に誘われた。

20名程度の会だ。誰かが転職するたびに行われるので、年に数回行われている。これまでは、行ける時は行くようにしていた。

というのも、同期はみんな本当にいい人たちだ。これまでの人生では出会うことのなかったタイプの人たち。だからこそ、せっかくのつながりだし、とか、なんとなく顔出しておかなきゃみたいな気持ちがあった。

でも社会人5年目にもなると、大体その会に参加した後の感情は想像できるようになってきた。

まあ大人数ということもあって、みんなとはそれとなーく表面的な会話を交わす(もちろんしっかり話し込む人もいるんだけど)、そんな会の後、いつも私の中には不思議と「孤独」の感情があるのだ。

大勢に囲まれれば、囲まれるほど、孤独を感じる。おそらく、私という人間は、表面的な会話を重ねすぎると、孤独を味わうっぽい。

私が深いところでつながっていると感じる人の集まりであれば、人数は関係なしに楽しいし心が満たされる。でも、そうでない人が多い場所では、例え人数が多くても孤独を感じると気付いた。逆にいうと、一人でも孤独を感じない。

(もちろん、知らない人ばかりの環境にえいやっと飛び込むことも超大事。個人的には目的次第で行くか行かないか判断しているかな...)

話は戻るが、そんなこれまでの感情を思い出して、同期会に行くかどうか結構迷っていたときに、別の友達から同日にサシ飯の誘いが入った。正直その人との会話が超楽しいというわけでもないが、1対1で話す方がよっぽど楽しみに思えることに気付いた。だから先約だったけども、同期会はやめてそちらに行くことにした。

一人は好きだけど独りは嫌

よく聞くフレーズだけど、その意味を痛感している。なんだか、さいきんは「直感でわくわくしないことはしないでいいじゃん〜」マインドが強く、同期会に限らず、どこかに属さねば!みたいな気持ちが日に日に薄れていっている(とても清々しい)

でも人間ってどこかに所属して、そのコミニティーの一部だと思えることで幸せだと感じる生き物なんじゃないの?そうあるべきなんじゃないの?っていう固定概念もあって不安に思うこともあった。

だし、個人的には、人は好きだし、人との強いつながりを築けたときは心がとっても満たされる。だから、人とはつながっていたいんだと思う。

ただ、それは、無理をしたつながりじゃなくていい。無理に集団に馴染む必要はない。むしろ無理をすると自分を押し殺すことになるから自分を傷付けるかもしれない。

知っていたはずではあるんだけど、なんだか最近改めて実感した。

人数よりも質

どうしても人とのつながりが多い方が豊かなように見えることが多いかもしれないが、個人的にはつながりの数より質だと思っている。

例えば、家族がいても孤独を感じる人はいるし、結婚生活の中で孤独を感じる人もたくさんいる。だから人数の問題ではないんだと思うのだ。

ここで重要になってくるのは、いかに自分の心に正直になった上で、人とのつながりを作っていくかだ。

自分がもっとも自分自身に対して素直になった状態で、発生するつながりこそ、自分、そして相手の人生を豊かにするつながりなのではないだろうか。

1人でも2人でもいい。そんなつながりをこれからも大事に集めていければ私はハッピーなんだろうなと思ったのでした。


このテーマについて考えを考えを巡らせていた時に見つけた動画たち。とっても参考になったのでご興味あればぜひ


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