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私の育った家族との思い出をワークする〜自分とつながる〜NVC

ここで、ある人物のイメージを浮かべてください。
兄:4人兄弟の兄を思い浮かべた。
12歳離れている。最近は会っていないが半年前に電話で話をした。
最近は入退院を繰り返していると聞いている。


あなたはとても感謝しています。あなたにとって、その人がどんな人か思い出してください。あなたの人生における彼らの存在を思い出してください。
その人との交流の具体的な瞬間を思い出してください。
その人は何をしましたか?
何を言っていましたか?

6歳、兄が高校を卒業してすぐに自営業の仕事のサポートについた。
冬になると、石油を配達する。
午前中に20件くらいのリストを持って、配達に出る兄。タンクローリー車の助手席に乗せてもらって配達についていった記憶がある。
ただ、配達について行き 車の中で遊んでいたのを思い出す。


この瞬間を思い出したとき、あなたの体にはどんな感情や感覚がありますか?
胸が暖かくなり、穏やかな感覚になる。見守られている空間で、安心して、自由に過ごしていたことなどを思い出す。


息を吸います。あなたのお腹に手を当ててください。
どんなニーズが生まれますか?どんなニーズがありますか?

つながり、共にいる、信頼、愛情、楽しさ

この記憶につながることで、どんなニーズが養われますか?
私たちは、自分たちの可能な限りで、自分たちを満たし、必死に生きていたこと。
純粋さ、愛でること、存在、安心、非言語の共感、愛情


あなたの人生のこの特定の瞬間にこの人がいたことで、どんなニーズが養われますか?
感情的な安心感、安全、スペース、ケア

ここで、感謝の気持ちを書いてみましょう。
その人が何をしてくれたのか、何を求めているのかを明確にしてください。
その人のどんな行動があなたの人生を豊かにしてくれたのかを明確にしましょう。
その人がしてくれたことの結果、どんな感情が湧いてきたかを明確にしてください。
養われているNeedsを明確にする。
兄ちゃんへ
兄ちゃんが、高校を卒業して18歳、私が6歳の時。
灯油の配達に出る時に、一緒に車に乗せてもらって配達に出かけたことを今でも鮮明に覚えています。
途中で、ジュースを買ってもらうのがとても楽しみで、配達をしながら横目で私を気にしてくれていたのを思い出します。
私たちは、私たちは、自分たちの可能な限りで、自分たちを満たし、必死に生きていたことに今気づきます。
兄ちゃんも、そうであったのではないでしょうか。
当たり前のようにそれらの愛情を受け取っていましたが、それはとても深さがあり海のような広さの愛であったことを今になって気がつきました。
それらの、あたかも自然な日常を過ごした時間が 私自身に内包されていて、慈しむ感覚や、相手を愛でる気持ち、非言語で相手に向けた思いやりを向けるその質を育むことができました。
そして、いまそれらを手にしていることで、私はたくさんの方と繋がり、その深い愛情を確認することができています。そして響き合わせる素晴らしさを体験できることができています。
それらに深くありがとうと感謝の気持ちが湧いています。

感謝、思いやり、美しさが満たされています。


〜〜〜

息を吸って、今ここで、もう少しだけ落ち着きましょう。
自分自身を、再び、お祝いの気持ちに繋げてみましょう。
お祝いです。
あなたが感謝してくれるのを待っていた人のイメージが湧くようにします。
あなたが、あなたの存在にどれだけ感謝しているかを聞きたいと思っている人のイメージが浮かぶようにします。

あなたの存在にどれだけ感謝しているかを聞きたい人です。
あなたにとって、その人がどんな人か思い出してください。

姉。8歳離れた姉。いつも一番下の私のことを気にかけてくれて、一緒にいろんなところに行ったのを覚えている。
自分の子供が生まれた時も、自分の子供と同じように私にも接していた。愛情深かった。

あなたの人生における彼らの存在を思い出してください。
その人との具体的な交流の瞬間を思い出してください。
あなたがとった行動の中で、認めてほしいと思ったのはどんな行動でしたか?
聞いてほしいことは何ですか?

私が子供が生まれた時、悩みや不安があった。それらを言葉にすると
「皆そうなんだから、当たり前だ」「仕方ない」「母親なんだから」と、悩みを受け止めてもらうことがなく、かき消されるように払われた感覚があり、悲しかった。


あなたが提供したものを聞いたり見たりしたときに、その人の中で生きていたと推測される感情や感覚は何ですか?
姉は、母になるという責任の重さや自覚、それらの覚悟や心構えを教えたかった。

姉は、自分がしてきた子育て、やってきたことを肯定する必要があり、それらが姉の存在を意味するものであったと気づく。悩みやネガティブを言っている私のことがもどかしくて、イライラしたのかもしれない。姉は誰にもネガティブに愚痴を履くことができなかったのかもしれない。頑張るしかなかった姉の過去の現実。

息を吸い、お腹に手を当てます。
どんなニーズが生まれますか?どんなニーズが出てきますか?

解放、嘆き、価値の承認


あなたとのやりとりの中で、彼らに栄養を与えたと想像しますか?どんなニーズが出てきますか?
その人の人生の特定の瞬間にあなたが一緒にいることで、その人の中でどんなニーズが育まれたと想像しますか?

私は姉を満たすことはできたのだろうか?
姉にとって、自殺までした妹が子供を産んで母になったことを喜んでくれていたと思っている。ネガティブなことを話す私を見て、姉の中にサポートやケアのニーズが生まれていたのかもしれない。ただ、どのような言葉を送っていいかを考えた時に、「そうじゃない」「当たり前のこと」「それらは受け入れなければいけないこと」「それよりももっと、満たされることに目を向けなさい」という、姉からの愛情だったのかもしれない。


彼らからあなたへの感謝の気持ちを書く時間を取りましょう。
あなたが何をしたかを明確にしてください。
あなたのどんな行動が相手の人生を豊かにしたのか。
あなたがしたことの結果、どんな感情が沸き起こったのかを明確にしてください。
養われているニーズを明確にする。
みなこへ(これは、ワークから私の推測です)
あなたか子どもを出産し、子育てを行っている姿を見た時、とても嬉しかったし応援したい気持ちだった。けれどあなたが、私をあまり頼って来ないことに寂しさや不満を感じていた。こんなにあなたを思っているのに、なぜ避けるようになっていたのかその理由が理解できた。
あなたは、自分の声を聞かせてくれた。あなたは嘆きたかったし、甘えたかった。それを私も受け取っていて素直に嬉しかった。でも、それらを受け止めてしまうと、あなたが母親になれないのではないかとものすごい不安が襲ってきた。それは、私が子育てをしてきた体験が悩みを相談できる人や愚痴を聞いてもらう人がいなかったし、自分の芯をしっかり保たないと、やって来れなかった経験が
あるから。そう、私の人生で、子供が小さいときの経験は離婚をし、一人で3人の子供を育てるということはとても辛かったのです。
とても辛く、惨めだった。
あなたが帰ってくると、いつも一緒に出かけることが楽しかった。いつも素直についてきてくれる妹がいることで、私は自分の存在価値を確認できていたのに気づきます。
価値の承認、ケア、サポート、愛、大事にすることが満たされています。

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