タンザニアバックパック旅
2月から約1ヶ月半でタンザニアとケニアにバックパックでの旅について書きます。タンザニアからケニアは陸路で国境を超えました。
タンザニア旅
タンザニア ルート
私はダルエルサラムから入り、モシ、アル―シャをに行きました。
北上した形です。
ダルエルサラムからモシは、バスで10時間ほど。深夜のバスしかそのときはなかったため、安全を考慮して断念。その代わりダルエルサラムからモシまでの飛行機が5000円でみつかり、即決。モシからアルーシャはローカルバスでだいたい2000シリングくらいだったかなぁ。
タンザニアで何をしたのか 場所ごとに紹介
ダルエルサラム
ダルエルサラムは大学の友達に現地の友達をつなげてもらい、市場などを回りました。
結論 女性+アジア人は一人で街を歩くのはかなり危険。友達が近くにいたときでさえも、腕をつかまれたりなど。
チナチナと何度も声をかけられることもあり、(アジア人はチナと呼ばれる)歩くだけで疲れる街でした。さすが商業の中心地だと、迫力を感じました。笑笑海はとってもきれいですし、お魚もおいしいそうなのでおすすめです。
モシ
キリマンジャロ山のふもと!
モシではworkawayを通して見つけたホストのお家に一週間以上滞在しました。ホストの支援する幼稚園で先生のボランティアを行いました。
ここのお家のオーナーはサファリツアーなどの会社を運営している方であったので、タンザニアのなかでは高所得層。そのため快適ではあったものの、観光客視点から抜け出せず、なんか自分がしたいことと違うと感じ、アル―シャにあるNGOにコンタクトをとり、受け入れてくださることになり、その方々のお家にステイすることになりました。
こちらが私がステイしたworkaway
Developing our simple homestay while experiencing local culture in Kilimanjaro, Tanzania (workaway.info)
幼稚園でボランティアしているとこどもの歯が虫歯だらけであることに気が付きました。これは現地の人に聞くと、安いお菓子のせいであると。確かに、こちらのおかしは飴一本3円よりも安い。しかしながら、こどもを引き付けるための奇抜な色、人口甘味料などたくさんの人工的なものが含まれおり、こどもの健康についてより考えさせられました。
バクテリアに感染
なんか体調悪くなり、普通の風邪より格段に体調が悪く長引いたため、病院に。
陽気な先生たちに血液検査をしてもらった。結果はなんとバクテリアが体のなかにいるらしい。よくわからない薬をたくさんいただいて、無事完治。
やはり薬はその場所でもらった薬が一番効くなぁとインド旅を振り返りながら。
アル-シャ
ここからアル―シャのNGOでボランティアしたときの話。
私はボランティアしたNGOは ”rescue children"
Rescue Children Charity Organization | Facebookといって、2021年に設立された学校。ここにおもに通う子供たちは、家庭の事情で育てられなくなった、シングルマザーで学校に通うお金を出すことができないなど。また遠くて学校に通えない子供、障がいを持っている子供には、自分たちで赴いて食料支援などを行っている。
ここでの滞在を通して、現実と向き合うことの大切さを実感しました。ここでは自分が感じた現実を8個にわけて紹介します。
現実① 気候変動の影響が大きい。
気候変動の影響が大きいこと→大規模な洪水が置き、地面に大きな割れが生じる→交通のさまたげになる 以前はここは干ばつ地帯だったのに、
急激な雨で急に植生が発達する→伝統的な生活、放牧をしていた、マサイの人たちは気候変動の影響で生活がままらなくなり、土地を売って生計をたてる→貨幣経済の世界に入らざるをえない状況または移動しなくてはならない。
気候変動の影響によって、ハードインフラへの影響、生活様式を変えざるを得ない状況になってしまった。
現実②NGOを運営する現実
人を助ける、支援するにはやはりお金がかかる→そのお金ってどうやって生み出していくのか。
→海外からのdonationに頼りきりが持続可能性につながっていないのではないかと。
実際に海外からのdonationが一旦ストップしてしまい、食料配給ができないことがあった。
→自分たちでbusinessをしながらお金をつくる支援が必要なのではないか、そうではないと循環しないのではないかと考えた。
現実③教育
小学校、中学校の先生の給料は月給1万円ほど
物価は日本に比べたら安いが、一万円ではとうに生活できない
→それほどタンザニアでの先生の地位は低い
→教育の質も相対的に低くなるという悪循環
現実④ハードインフラ
道路は土→インフラが整っていないだけで、交通に大きな支障が でる
水道→私が滞在した場所は水道がまだなかった
右上の写真は政府が今水道を通そうとしている
左下は井戸の写真 2019年につくられた
→謎だがこれは中国資本らしい
現実⑤アジア人女性としてのステータス
実は白人→黒人→アジア人が階層として存在していて、アジア+女性は一番低いステータスである。
また中国の支援の影響で街をあるくだけでchina chinaと声をかけられたり、軽いセクシュアルハラスメントを受けてしまった。ハグされかけたり、腕掴まれたり、顔をむやみに近づけて嘲笑するなど。
アジア人➕女性は一人で都市は歩かないでほしいと実体験から。
現実⑥健康的な食事へのアクセス
このステイしたNGOのお家では果物や野菜が高価であるため毎日食べることはできなかった。そのため穀物 ウガリやお米をたくさんたべる。
お肉は月に2回食べれたらいい方、内陸部なため魚は高価すぎて乾燥した小さい魚以外月に一回も食べられないこともあるという。
→日本で肉や魚もありながら、べジと選択できることがどれだけ恵まれているのか。食の選択肢があるということがどれだけ恵まれているのかということを改めて認識させられる。
エネルギー摂取率に占める穀物の割合が本当に高い→生活習慣病につながる可能性。
現実⑦格差
このお家で労働することを条件に生活する11歳の子供。
お家の子供と食べているものが明らかに違う
→一人のときになんでって聞くと泣いてしまった。I love youと伝えると泣いてしまった。
でも毎日食べるものがあるだけでも恵まれているとタンザニア人はいう。
こどもをタンザニアで一日養うのに一人あたり0.87ドルかかる。
porridgeだけが一日の食事の子どももいるという。
格差 in 教会
教会のなかで明らかな格差を目にする
こどもの身なりが明らかにちがう
裕福なこどもはわざとスワヒリ語ではなく英語をはなす。
裕福ではない小さいこどもは英語がわからないためコミュニケーションをとることができない
裕福な子供は私の携帯をみてこういった
「僕も君とおなじIphoneもってるよ」と。
現実⑧支援の在り方
自分がATM マシーンのように扱われていると感じることが多々あった。外国人=お金 を捉えるのは文化なのだろうか。
心で通じ合ったと思った人でも最後にいわれるのはお金ちょうだい。
なんでだろうか?人を信じることができなくなっていく。
→これは支援のあり方に問題があるのではないか
実際にこのNGOへスイスからの支援がある。それはただ不定期の食料配給、教育の内容を指定し、与えるだけなどの、”与える”支援の在り方であった。
→これが支援に全面的にたよってしまう構造をつくっているのではないか。
→本当に必要な支援は彼らが自立できるような支援ではないか
ケニアへの陸路
river side
というバスの会社が主流のようです。
その会社のオフィスにいき、ケニア ナイロビ行き、日付をいうとそのチケットを私は30$で買えました。
だいたい出発が朝8時で私は15:00くらいにナイロビにつきました。ナイロビの中心地に、おろされるので、そこからはuberやboltで移動することをおすすめします。
最後に
最後まで読んでくださってありがとうございました。自分がアフリカに踏み入れる前の想像と少し相違している部分、現実と向き合うことの大切さ、自分の無知さ、自分の特権の可視化、などなどたくさんのことを経験した旅でした。
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