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海外コン未経験者が威神Vの為にバンコクまで飛んだ話①~オタク編~

SM entertainment所属のNCTの派生グループである威神V(WayV)に会うためにバンコクまで行ったオタクの備忘録及びアドバイス

基本的には未来の自分のために書いていますが、これから海外遠征をしようと思っているどこかの誰かの役に立てばと若干思っています。

威神V
左からヤンヤン、ウィンウィン、ヘンドリー、
シャオジュン、クン、テン

~基礎情報~

  • min(筆者):テンヤンペン。海外コン・一人海外旅行未経験、家族や友人と数回のみ

  • 同行者:同行者探しのツイを見てDMを送ってくれた同い年のクンヤンペンのAちゃん

  • イベント名:안녕Bangkok

  • 会場:バンコク インパクト チャレンジャーホール1

  • 公演日:2022/10/15

  • 行くと決めた時期:検討開始8/31、決意9/4

  • Aちゃんが声かけてくれた日:9/6

  • ホテルと飛行機確定日:9/8

  • チケット確定日:9/17(公式の販売日)

  • 渡航日程:10/14~17(14日朝出発、17日早朝帰国)

<チケット>

できるだけ自力でチケッティングする。自力よりも安心できるものはない。
私はたまたま代行でうまくいったけど、今回のバンコクで代行絡みでトラブった人が思いつくだけでもSNS上含めて7人も見た。たった1日のイベントにしては多すぎる。
悲しいけど人は平気で騙す。大手の代行で実績があるとかは関係ない。
代行を使わなければ行けないような場所は正直行くべきではないと思う。
(すべてにおいて自己責任なので私の感想)

タイに関してはタイ人専用のSMのFCであるSM trueを通していなければ自力可だけど、SM true選考がある場合外国人が正規ルートで先行チケでの参加はできない。
代行等で抜け道があったとしでも、海外(タイ)は日本とは比べ物にならないほど本人確認が厳しいので私はチャレンジする勇気はない。
(今回はパスポートとチケット名義の相互確認は合計3回あった)
タイに知り合いがいるとかであれば同行枠で入れたりするのかも。いないのでわからない。
一応、SM trueで売り切れなかった場合一般があるのでそこでチケッティングしてもいいと思うけど、海外コンの醍醐味として「努力すればスタンディング前列で見れる」「近くで撮影できる」だと思うので、威神みたいに選択肢が少ない•テンちゃんの故郷(私の推しであるテンちゃんはタイ出身)という特殊な条件でない限り、良番を確保できないのにわざわざタイは選ばなくていいと思う。(SMペンの話、他事務所はわからない)

私が見てた場所
威神のペンライト、通称「ネギ」(公式)

<運営>

信用しない。(笑) 今回の運営は言ってることがコロコロ変わってすごく大変だった。
タイのチケットサイトであるall tickets(日本でいうローチケみたいなの)でのチケット販売なので自力可と言われていたのに、チケッティングにはSMSが受信できるタイの電話番号が必要とアナウンス。
私とAちゃんはそれを見て代行に頼んだのに、知らずにチケッティングした外国人が購入後運営に問い合わせたら、メールで名前を送れば外国人でもチケッティングできたらしい。
購入後の名義変更は不可、コロナ感染による参加者変更も含めて代理受け取りには委任状がいるとか言ったのに、名義変更できたらしい。
(このあたりに関しては幸い私はほぼ関与せずに入手できたので詳しくありません。参考にならなくてすみません。)

※海外のチケットは基本的に先着でチケット購入→購入証明と身分証・購入したクレジットカードを持ってチケット引き換えの流れ

スタンディングの待機列も、18時開演なのに14時から並ばせたり(前日に30分遅らせるアナウンスがあって、14時半からに変更)、16時に入場させたりまあなかなかの運営だった。
タイの人には「二度とイベントの運営するな」ってボロカスに言われてた。私もそう思う。(笑)

スタンディング待機列の一部

とりあえず、公式からのアナウンスがどんどん変更されるので公式のTwitterを見逃したら終わりだし、終始振り回された印象。
最終的には英語での案内さえ出してくれなくなったので、タイ語も英語もわかる人に助けを求めた。(オタクはみんな優しい)

会場内でのアナウンスがタイ語と中国語だったのも謎だった。
「大家好・・・」って聞こえてきたときは、私の空耳かと思った。
出演者でも中国語がわかるのは威神とロンジュンとチョンロ(ドリムの中華メン)だけだと思うし、オタクの中国の方もいるにはいるけどいっぱいいるってかんじではなかった。
そもそも、今回は韓国のイベントのはず(笑)
英語と韓国語のほうが多分みんなわかるよって思いながら、何言ってるか理解できないまま聞いてた。

ちなみに、イベント中の通訳で場内にマイクを通して聞こえていたのは本人たちが話した韓国語をタイ語に訳すのみ。
司会の方のタイ語は出演者のイヤモニを通じて訳されていたので、その場の空気だけを感じてた。
威神が出た9月のインドネシアのイベントは全てマイクを通じての通訳だったので(韓国語⇔インドネシア語)、何とかなるかなと思っていたけど考えが甘かった・・・。
テンちゃんはメンバーが理解する必要があるときと直接話しかける時以外はタイ語で話すので(当たり前)、もちろん何言ってるかわからない。これも雰囲気を感じ取る。
海外コンはその場のノリで感じるものだと実感した。

※威神のことを知らない人の為にちょっと補足
彼らは中華系のグループのため、メンバー"全員で"話すときは基本的には中国語。(全員でを強調したのはメンバーでもその場にいる人によって中国語・英語・韓国語・広東語等変わるから)
ただ、もちろん全員韓国語も話せるので、最近の外部のイベントでは韓国語で話して通訳も全部韓国語通訳。

<飛行機>

行くと決めた瞬間に多少高くなってもキャンセル保障を付けて予約する。
どんどん値段は上がるしいい時間の便はなくなっていく、今見えてるものが1番安い。直前になったら下がるかもとか考えない。
もし下がったらキャンセルして変更すればいい。
今回のイベントに関しては詳細発表から公演日までが短すぎたのも関係してるとは思う。
これから(2022年10月以降)便数は増えていくかもしれないけど、規制緩和に航空会社が対応しきれてなくて旅行者で争奪戦になってる気がする。
私はチケ確保できる保証ないしな~とか呑気なこと考えてたら、便がなくなりそうになってめちゃくちゃ焦って夜中にAちゃんと必死で予約した。

航空券は比較サイトを見ながら探したけど、そのサイトの口コミもしっかり見る。余ってるサイトは大体口コミが良くない。(K○W○.comとか)
私は残ってた旅行サイトで予約した後、「予約したのに実際にはチケットが手配されてなくて空港に行ったら自分の席がなかった」という地獄みたいな口コミを見て慌ててキャンセルした。あの口コミを見た瞬間は震えた。
旅行サイトで予約することに縛られすぎない、意外と公式から予約した方が仲介手数料がないので安くて保証もちゃんとついてたりする。

結局私はJAL、Aちゃんはタイ航空で行った。JALは高かったけど、やっぱり安心感があるし、機内食も美味しい、サービスもよかった。
もちろん日本語が通じるので空港でも機内でもなにも困らない。
金銭面を気にしないのならJAL以外乗りたくない。

<ホテル>

飛行機と同じく高くてもキャンセル可のプランを早めに予約しておく
私たちはチケ確保後、もともと予約してたキャンセル可朝食なしと同じぐらいの値段でキャンセル不可朝食付きに変更した。
バイキング形式で、タイ感は皆無だけど美味しかった。
朝からご飯の心配をしなくていいので朝食付きにしてよかったと思う。
現場の日は何が起こるかわからないし、朝ごはんはしっかり食べておきたい派。
実際、ライブ当日朝からいろんなことがあって、Aちゃんはお昼ごはん抜きになってしまった。

最終日の朝ごはん
右側のおかゆみたいなのが胃に優しくておいしかった

相当便利な場所or慣れている場所でない限り、会場から徒歩で行ける場所のホテルをとる。
バンコクでコンサートをするとなったらほぼインパクトアリーナ一択だと思うけど、初心者は絶対にNovotelかibisを取ったほうがいい。
Novotelのほうがランクが高め、私たちはibisにしたけど会場まで歩道橋で繋がってるしすごく便利だった。

インパクトアリーナはバンコク市内から離れているうえに、最寄り駅が5kmくらい離れていて遠いので、会場まではタクシーか送迎車以外での移動はほぼ不可能。
バンコクは車社会のため、渋滞がすごい。コンサート終わりにタクシーor送迎車に乗り、市内のホテルまで帰るのはなかなかのハードルの高さ。
そもそもあの人と車の量で自分が乗る車と出会える気がしない。私には無理。

<スタンディング>

体力と気力勝負。
アイドルのスタンディングは初な上にスタンディング自体数年ぶりで、ライブ中はアドレナリンでどうにかなったけど、入場開始の16時半ごろからライブ終了の21時半ごろまでの約5時間立ちっぱなしなので、終わった瞬間腰が砕けそうなぐらい痛かった。
Aちゃんと別々の場所で見てたので、合流した後二人で「腰痛い!」って10回ぐらい言った(笑) シップ持参推奨。

ライブが始まる前・最中・終わってから、具合が悪くなった人を何人も見かけたので、体力に自信がない人はシートを選ぶべきだと思う。
私の前にいた人も何度もしゃがみ込んでた。
一応場内はクーラーガンガンだったので、暑さでというわけではなさそう。
ライブ中に具合が悪くなった人がいたら、スマホのライトをつけたりペンライトを点滅させてスタッフさんに知らせてた。オタクの団結力。

ライブ中はみんな携帯を上に上げるので、前列にいても正直思ったより見えない。
私は身長が高めなので前の人は私より頭半分くらいは背が低かったけど、その人の携帯の高さが私の顔の位置と同じなので、曲によっては携帯と携帯の間から見る感じだった。
他人に怪我させずに、迷惑をかけすぎない程度に自己中になったもん勝ちだと思う。
ステージ側の人(上手にいたら左にいる人)と前の人と推し被りしてないかどうかも大事。周りの人が携帯を上げるタイミングと自分が見たいタイミングがずれてたら、まだ見やすいと思う。

バッグはペンライトが入るサイズのショルダーにしたけど、ライブ中は手にぶら下げるしライブまでは紐の部分に付けておけばいいので貴重品が入るサイズでよかった。(SMのペンライトは持ち手部分が外れるようになってる)

水・食べ物・大きいカメラ(荷物)は持ち込めない。入り口でバックの中をライトで照らされてしっかりチェックされる。
(Aちゃんの後ろにマスターいたらしいけど)
荷物は預かってくれる場所があるので、ライブ後に即帰国しなきゃいけないとかなら預けられると思う。
ものすごく簡易的なものなのでセキュリティは知らない。
日本でスタンディングのライブに行ったことがある人は、クロークを想像してもらえるとわかりやすいと思う。係の人がいて机があるだけのやつ。

うちわ・スローガンは持ってる人もいたけどほぼみんなペンライトのみ。
スタンディングでは持ってる余裕もスペースもないから壊れそう(笑)
最前を確実に取れる番号でどうしてもペンサが欲しいとかならありかもしれないけど、多分アイドルは自分のことを撮ってるオタクのことはなんとなくわかってると思う。視線?圧?
今回は合同コンでダンス5曲でペンサタイムはなかったので、単コンでペンサ曲があればまた話は別かもしれない。

髪が長い人はまとめる!世界共通の常識!
まとめるだけじゃなくてまとめた先もおろさない。
私はヘアクリップで全上げしてたし、そういう人は多かった。
腕に引っ付くし、ペンライトの持ち手のゴム部分に絡まる。
自分のためもあるけど他人のために必ずやって。
特に本国のライブだとハサミで切られるらしいよ。(Twitter情報)

<服装>

思ったよりみんな黄緑だった。
ドリムもいてほとんどがシズニ•ウェイゼンニだとは言えそんな黄緑になる?ってぐらい黄緑だった。
多分日本でコンサートやってもそうはならないんじゃないかな。わからないけど。
とは言え私もAちゃんも黄緑じゃなかったし、日本人は黄緑以外の服の人も普通にいた。

立ったり座ったり頻繁にするから動きやすい緩めのパンツがいい思う。
私はロングスカートを履いてて、辛くはなかったけど若干不便さは感じた。

靴はかなりの人が厚底で身長盛ってたと思う。
私は普通のスニーカーだったけど、Aちゃんも厚底のサンダルを履いていた。
自分が辛くないなら絶対盛ったほうがいい。身長が低いと本当に人権がなくなる世界。
ただ、かかとがとがってる靴は絶対にダメ。人に怪我させるのでね。

<掛け声>

基本しない。みんなで大合唱。
威神は今回、公式から掛け声ガイドの案内を出している曲を歌っていないので(というかTurn Back Timeしかない)、全部みんなで歌う(笑)
コロナ云々関係なく日本ではありえないので、最初はさすがに戸惑ったけどすぐ慣れる。そんなことより目の前の推しを見るのに必死。
英語の歌詞が多いのもあって歌いやすいのかな、中国語難しいもんね。

一緒に出ていたドリムは恐らく公式の掛け声がある曲でも、みんな気にせずお構いなしに大合唱(笑)
「恐らく掛け声がある」と言えるのは、私の数メートル後ろにリズムよく名前を読んだり「NCT!」と叫んでる人が2.3人ほどいて、「本当は決まった掛け声があるのに、みんな気にせず歌ってるんだな」と察した。

一緒に歌うか掛け声するかは日本のライブとか本国の歌番組とかでは掛け声一択だと思うけど、海外コンは良くも悪くもすべてが自由なので好きな方でいいと思う。
私は何となく口ずさんでみたけど、意外とこれが楽しい。
日本じゃ絶対にしないからこそ、やってみてもいいかも。

ものすごく長くなるので、オタク特有の情報だけにして①は終わり。
②からはライブ関係なく海外(タイ)に行くときに必要な情報にしてみる。

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