見出し画像

愛媛の弓削島に海外大生が座談会へ!

こんにちは!
代表の谷村です。
今回は3/30(水)に弓削島で開催された『ちょっと海を渡ってみました!〜多様な生き方について3人の地方出身海外大生と考える〜』についてご報告します。

愛媛県立弓削高校は、瀬戸内海に浮かぶ離島である弓削島にある高校です。生徒数の減少から、廃校の危機に陥り、そこから弓削高校魅力化プロジェクトが指導。島を挙げての取り組みとなっています。今回のイベントを共催した公営塾『ゆめしま未来塾』や県外中学校卒業生の受け入れなど積極的な取り組みを行なっており、生徒たちも起業部など面白い取り組みを進めています。

今回、みんなの進路委員会の企画としては愛媛県初開催!幼少期より変わらぬ顔ぶれで高校まで過ごす生徒さんも多く、島の人々に囲まれたあたたかい暮らしの一方で、田舎ならではの閉塞感や、自分には無理かな、、という劣等感を抱く傾向にあると伺いました。実際、私も香川で高校まで過ごす中で、似たような感情を抱いていたので、同じ出身地の同世代の話を通して、幅広い生き方について考えるきっかけや、自分にもできるかもしれないという気持ちが少しでも芽生えたらと思い今回の企画となりました。

当日は3人の地方出身海外大生がお話ししました。1人目は弓削島がある愛媛県取材の中野真泉さん。マレーシアのサンウェイ大学在学中ですが、現在オンライン授業のため帰国中で、当日は弓削島の会場に!マレーシアの文化や気候、大学の様子などまるで旅行に行ったような気分になるお話をしてくれました。

新潟県出身で現在アメリカのエンポリア州立大学在学中の山田紗南さんはアメリカからオンラインで登場。ちょうど夜中の12時を回ったところだったそう。自身の高校時代や経済的なギャップを乗り越えた話、カンザス州での学生生活などをざっくばらんに紹介してくれました。

最後はまたまた愛媛県出身の高橋貴一さん。愛媛大学在学中に失恋をきっかけに中国留学したことが大きく人生を変えたことや、小学校教員、そして現在広島の離島の高校の公営塾スタッフとして働く経験などを紹介してくれました。働きながら、苦手な英語を克服して今年からアメリカの大学院へオンライン進学する話も新しい選択肢だと感じました。

弓削高校の生徒さんに加えて、弓削島の中学生や教職員、島民の方などもご参加いただき、3人の話に対して活発な質問が出ていました。また、事後アンケートからは、「海外の身近さに驚いた」という話や、「失恋とか卓球が好きとかそんな理由で海外行ってもいいんだ〜」という気づき、「海外進学は北米だと思っていたけどマレーシア!新たな視点でした!」といった感想が聞かれました。

今回、参加者募集に直前まで奔走されたゆめしま未来塾の来住さん、雫石さん大変ありがとうございました。今後もいろいろとコラボレーションできればと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?