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マーケティング初心者でも思考停止しないで読める1冊!!「弱者でも勝てるモノの売り方」

「マーケティングって市場調査のこと?よく分からん」
「頭の良いバリキャリな人がやることだよね」
「マーケティングの本は初心者用を謳っていても、どれも難しそう」

私が持ってるマーケティングに対するイメージはただ1つ。

「とにかく難しそう!!!」


自分に理解することは無理だと思っていたし、ましてや実践するなんて出来ないと考えていました。

それぐらいマーケティング初心者、それどころか何も分かってないような自分が思考停止しないで読むことが出来た1冊がこちら。
「弱者でも勝てるモノの売り方」です。


著者の上杉惠理子さんはかつて星野リゾートに勤務。
星野リゾートでマーケティングを学び、その後独立をされたそう。

本書のプロフィールに書かれていた上杉さんのモットーが、まさに本書の特徴なんです。

「子どもでも理解できて、誰でも実践できるマーケティング」がモットー

「弱者でも勝てるモノの売り方 作者プロフィール」より

マーケティングの本って難しそうじゃないですか。

本屋さんに行けばマーケティングの本はたくさんあるし、アマゾンで検索すれば山のように出てくる。

しかも「初心者用」の見出しが出ていても、難しそうに感じてしまう。
本の内容も自分にはハードルが高そうに思える。

でも本書はマーケティングのハードルを思いっきり下げてくれる内容になっています。


「お客さんが全く来ないカフェ」の店長エミがお店を再興していくお話。

闇雲にお店を立て直そうをしますが全く上手くかないエミ。
そんなエミがマーケティングを学びながら、カフェを盛り上げるため奮闘していくストーリーです。

マーケティング初心者のエミを通して、ストーリー仕立てでマーケティングを学べるような構成になっています。

エミのストーリーは本当に子どもが理解できるような文章になっていて。

難しい専門用語が出てこないし、ストーリーも簡単に読めるので「もし自分がエミの立場だったらお店をどうするだろう?」と自分ごととして考えやすいように出来ているんです。


「自分だったらどうする?」
「自分でもマーケティングを実践できるかもしれない」

同じマーケティングのビジネス本でも、難しくて読む前から思考停止してしまう1冊より「自分で考えながら読める1冊」は本当に貴重です。

私と同じように「マーケティングを勉強してみたいけれど、ビジネス本コーナーで固まってしまう方」におススメ。
「マーケティング初心者でも、自分だったらどうしようか?」と思える1冊です。


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