見出し画像

学びを深めるコミュニティとは?

2020年春。コミュニティについて学びたい!と「コミュニティの教室」に入った頃、数本書いて止まっていたmy note。
このたび「コミュニティのカレッジ」に入って、なかなかイベント参加できないものの、アドベントカレンダーをきっかけに2年ぶりの投稿。

前回は年末の音楽番組を見て勢いで書いたのが最後、、。


脱コロナはいつ!?今必要とされるコミュニティマネージャー

コロナという言葉がいっこうに死語にならないこの2年。
「コミュニティ」という言葉を多く聞くようになった。
ましてや今日は、Web3.0というさらなる未来を築く分野でも、今必要とされるのは「コミュマネです!」とNFTアーティストさんに即答される状況!

そんな時代に、多くのクリエイティブ人材を育成する中で、「学びのコミュニティデザインを専門にしています。」と伝えることで、非常に多くの機会をいただき、結果として地元に新たなコミュニティを創りUターンするという無茶な野望も果たすことができている。

やっててよかったコミュニティづくり。


「学習」と「勉強」と「学び」と。

ところで私は普段から意識的に「学び」という言葉を使っている。でも似たような言葉は多々あり、中でもこの3つはとりわけよく使用される。
何が違うのかをぐぐってみるととってもわかりやすい解説が。

「学び」とは、手本となるものを真似して知識や技術を習得することであり、「勉強」のように、受動的にやらさられるものでも、「学習」のように機械や動物でもできる一行為を表すのではなく、能動的かつ、ヒトだからかこそできる知識や技術を習得する行動を指している。

科学技術の進歩によって、10年後には多くの職業がなくなると言われる時代、ヒトができることは何なのか、ヒトが身につけるべきものは何か?と考えたとき、自信を持って言えるのは「学ぶ力」だと断言する。


学びのコミュニティデザインとは?

さて、ようやく本題へ。

とにかく多くのモノがリアルからデジタルで取引され、家から一歩も出なくても収入を得て、消費を行い生活ができる現在、これまで学校に行って、同じ空間の中で同じ方向を向き、問題を解き、100点を取ると褒められ、赤点だと落伍者のレッテルを貼られ、、なんていう時代は終わった…

といいたいのだが、まだまだ変わらない古き良き日本

新しいおもしろい企業や学校も生まれているとは言えど、今の社会を回している大半が過去の教育手法で学び、それを後輩へ「教育」しているからこそ、変わらないのが今の日本の企業。

一生懸命個人を育てようと、熱く指導すればハラスメントに。自分で考えさせようとすれば、放置されてあの先輩は何も教えてくれないと揶揄される現代。
追い打ちをかけるように、都内ではリモートが進み、ヒトが地方へ分散しはじめ、地方に来るとほぼリモートなんて未来の世界の話で、膝と膝をつきあわせることが大事でしょという、、もはや正解の見えないカオスワールド。

そんな価値観が多様にあふれる時代にヒトはどう学ぶべきなのか?
またどう教えるべきなのか?

それを解決するのは「コミュニティ」の力だと考えており、だからこそ「学び」にはその場の設計つまり、コミュニティデザインが必要だといえる。


ラーニングピラミッドとコミュニティ

学びのコミュニティで最も必要なのは、互いに学び合える、環境・関係を構築すること。

講義を聞いても、本を読んでも得られるのはたったの5〜10%
実際に足を運ぶ等、能動的に見聞してようやく20%。ディスカッションで50%。自身が体験しても75%。

もっとも学びが深まるのは自身が教えられるかどうか。これで90%
「教える」という行動をすることで本質的な理解の有無に気づくことができる仕組みとなっている。


これらの経験は、1人ではできないのはもちろん、2人でも一方通行の師と弟子になりがちなため難しく、3人以上の複数つまり(コミュニティ)が最も良い。さらに多すぎても「講義」のようにこれまた一方通行となるため、学びのコミュニティは「少人数のグループ」をどれだけ形成させることができるかが重要となる。

地方人材こそ今がチャンス!

最後にひとつ。
都会で暮らすことがステータスとされた時代は一気に過去となり、むしろ今や地方に追い風の時代。
「学び」すらも、都会じゃなければ最先端のものに出会えなかった時代から、今や地方の方こそ、最高の環境で、深い体験ができ、良質な学びが得られるという事実。

だから私は、地方でクリエイティブな人材を育成していきたい。
そして都市や地域のみならず国境も超えて活躍できる人材を。
グローバルではなくグローカルな視点で育てる人材育成。

もっともっと地方から、日本をオモシロく。


ここからは紹介。

愛媛の共創コミュニティたてヨコ愛媛が今熱い。

今、私が住む愛媛県では、「愛媛」をキーワードにワクワクできる仲間に出会えるたてよこ愛媛というコミュニティにも属しています。
こちらでもこんなコラムを時々書いております。
ご興味ある方どなたでも入れますので、ぜひ。


コミュニティのカレッジ 次回1月募集開始予定です

久しぶりにnoteを書く機会を作って頂いたコミュカレにも感謝。


そして、最後にこちら。

デジタルハリウッドは全国でクリエイターを育成中!イベント随時開催中♪


来年はまた定期的に発信をしたいと思います。
「学び」のコミュニティデザインに興味あるかた、気軽にお声がけくださいね♪

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?