みむぅー

佐渡が島に住む妖精。ミムラ族。マグルの世界では三村修 (日本基督教団佐渡教会牧師) 。…

みむぅー

佐渡が島に住む妖精。ミムラ族。マグルの世界では三村修 (日本基督教団佐渡教会牧師) 。共著『いのちにつながるコミュニケーション』(いのちのことば社)。訳書 K・ライザー著『教会であること』(新教出版社)。共訳『NVC非暴力コミュニケーションスキル28』(新潟平和研究センター)。

記事一覧

カミノクニハチカヅイタ、セマイモンカラハイリナサイ(1)

―1998年12月6日、クワドザナ・メソジスト教会(ジンバブウェ、ハラレ)説教― English  日本基督教団関東教区新潟地区からご挨拶申し上げます。  新潟地区は韓国、ア…

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2年前
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Kamino kuniwa chikazuita, semei monkara hairinasai

Sermon at the Methodist Church at Kuwadzana on 6th of December in 1998 日本語 Rev. MIMURA Osamu, Sado Church, the United Church of Christ in Japan Greetings…

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2年前

金山が世界遺産になるとき

コカリナコンサート   佐渡・相川に「北沢選鉱場跡」と呼ばれている場所がある。佐渡金山がにぎわっていた時代の選鉱・精錬施設の跡だ。朽ちたコンクリートの構造物がか…

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人々は帰って来て喜びの歌をうたいながらシオンに入る(イザヤ51:11)

 人間の目には目立たなかったダビデがイスラエルの王(前1003)となり、その後ソロモンの時代(前965)にイスラエルは繁栄を極める。ソロモンの死後(前926)、国は分裂。…

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それぞれ悪の道から立ち帰るかもしれない(エレミア36:7)

 クリスマス前の日曜日は、イエス様が誕生する前、神様が古代イスラエルの民に語り掛けられた歴史と、古代イスラエルの民と結んだ約束を振り返る。それは、イスラエルの民…

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2年前
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カミノクニハチカヅイタ、セマイモンカラハイリナサイ(1)

カミノクニハチカヅイタ、セマイモンカラハイリナサイ(1)

―1998年12月6日、クワドザナ・メソジスト教会(ジンバブウェ、ハラレ)説教―

English

 日本基督教団関東教区新潟地区からご挨拶申し上げます。

 新潟地区は韓国、アメリカのメソジスト教会とともに、「アフリカ大学」の設立に参与することを通して、ここジンバブウェでの地域作りの喜びを分かち合うことをゆるされ、とてもうれしく思っています。

 私は離島の小さな教会から来ました。日曜日の礼拝

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Kamino kuniwa chikazuita, 
semei monkara hairinasai

Kamino kuniwa chikazuita, semei monkara hairinasai

Sermon at the Methodist Church at Kuwadzana

on 6th of December in 1998

日本語

Rev. MIMURA Osamu, Sado Church, the United Church of Christ in Japan

Greetings from the churches of Niigata District of K

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金山が世界遺産になるとき

金山が世界遺産になるとき

コカリナコンサート 

 佐渡・相川に「北沢選鉱場跡」と呼ばれている場所がある。佐渡金山がにぎわっていた時代の選鉱・精錬施設の跡だ。朽ちたコンクリートの構造物がかつての面影をしのばせている。

 その構造物の手前は広い草っぱらになっている。2008年10月15日、その草っぱらを会場に、コカリナ奏者・黒坂黒太郎さん(妻の矢口周美(かねみ)さんによる歌と伴奏)のコンサートがもたれたので出かけてきた。

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人々は帰って来て喜びの歌をうたいながらシオンに入る(イザヤ51:11)

人々は帰って来て喜びの歌をうたいながらシオンに入る(イザヤ51:11)

 人間の目には目立たなかったダビデがイスラエルの王(前1003)となり、その後ソロモンの時代(前965)にイスラエルは繁栄を極める。ソロモンの死後(前926)、国は分裂。

 北王国はアッシリアに征服され(前722)、南王国はバビロニアに征服される(前598)。南王国の貧しい人々は、バビロニアの総督の管理下におかれ、南王国のリーダーたちはバビロニアで生活する。植民地状態。

 やがてペルシャ王キュ

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それぞれ悪の道から立ち帰るかもしれない(エレミア36:7)

それぞれ悪の道から立ち帰るかもしれない(エレミア36:7)

 クリスマス前の日曜日は、イエス様が誕生する前、神様が古代イスラエルの民に語り掛けられた歴史と、古代イスラエルの民と結んだ約束を振り返る。それは、イスラエルの民が救い主を待ち望み、希望を抱いたように、今、私たち抱いている希望を思い起こす時。

 旧約聖書の歴史理解では、共同体が危機に瀕するのは、神様と一人ひとりの関係が的外れになっている時であり、神様に立ち帰ることが、平和への道となる。預言者は、神

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