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文学フリマへの道 #10 「進撃の商品制作 7人の救世主がやってきた!」

どうも。断捨離をしたいと思いながらもなかなか進められていない、ミムコです。長男の新生活が始まる前になんとかせねば……!


5/21(日)に開催される
文学フリマ東京 に出品予定の

『noter Collection Book』
ノトコレ ブック

noteで皆さまから詩や小説などの短い作品を募集して、リフィルに印刷。購入者は、好きな作品を選んで手作りの簡易バインダーにまとめて1冊の本に。自分だけの短編集を作ることができる。リアルnoteマガジン的な商品。


▲選べるカバーデザイン
▲好きな作品を好きな順に並べられる


今回は制作の進行具合とその様子をお伝えいたします。

⬛︎怒涛のレイアウトチェック

内心、ここが山だと思ってました。
正直言ってどれくらいかかるか予想ができなかったからです。まあ、本業でもラフ出ししたあとのチェック待ちが一番ソワソワするのと同じですかね。

大体の流れはこんな感じです。

応募フォームとnote記事から文字をコピペ

レイアウトを作成

誤字脱字やアキなど校正しつつ、
発見したら修正

修正後、もう一度読み直す

作者にレイアウトを送る
確認待ち

作者からの修正指示に従い、修正

修正後、読み直す

修正レイアウトを作者に送る

OKが出れば、印刷に進む

間違いなどをチェックすることを「校正」と呼びますが、本来は作家やデザイナーでだけでなく、編集と校正さん(専門の方)が入ることが多いです。
また、誤字脱字だけではなく、漢字や語句の使い方、文章の書き方など、内容に踏み込んだ校正が入ることもあります。

ただ、今回はそこまでできるほど時間的、手間的な余裕がなく、ほぼ作者の皆様にお願いするかたちとなりました。しかも……私が結構ザルでして……見落としが……作者の皆様には申し訳なかったです。

この「校正」は次回の課題かなぁ、と思っています。「校正バディシステム」とかどうですかね? 二人一組でお互いの作品を校正するとか……。まあ、また後々考えていきたいと思います。


⬛︎ミムコ印刷工場

レイアウトチェックが完了した作品から印刷をはじめます。ちまちまやっていかないと心が折れる……と思いまして。笑
実際どのくらいの時間がかかるのか、ちょっと計ってみました。

まずは文学フリマ用に30部制作しているので、1ページ(30枚)にかかる時間を計ります。印刷開始のボタンをクリックしてから最後の紙が出てくるまでの時間です。

●1ページの印刷時間 2分17秒

●総ページ数 7920ページ

●全作品の印刷時間 約10時間

●印刷枚数 4140枚

これは単純に印刷している時間とページ数から計算したので、確認やミスでかかった時間を考えると3倍の30時間ほどかと。おおよそですが。
無限にかかりそうに思っていましたが、時間にすると、まあこんなもんか、という気もします。

でもまあ、一般的な家庭の印刷枚数ではないですよね。レーザープリンター買ってなかったら無理でした。我ながら英断だったなぁ。

余談ですが、印刷していた時に変なミスプリが出てきて焦りました。宇宙からのメッセージ受信しちゃったのかと……

▲闇夜のカラスさんの作品を印刷していたら!


こうして、印刷がほぼ終わりました。
実は……参加者発表時にはほとんど終わっていたんです。応募者全員分を作ろうと思った時に、やっぱり間に合いませんでした、では無責任になってしまうので、安全なところまで進めたかったんですよね。

でも、このスピードで終わったのは、参加者の皆様が迅速に対応してくださったことがかなり大きいです。これは本当にすごいことだと思います。
皆様、本当にありがとうございました!!

参加者一覧はこちら。


⬛︎仕分け!穴あけ!袋入れ!
 7人の救世主がやってきた!!

印刷が無事に終わり、今度は1部ずつ仕分けて、穴あけし、袋入れ……という作業。
これ……家でやるの結構大変なんですよ。
スペース取るし、汚れにも配慮しなきゃいけない。

そんな時、紫乃さんと闇夜のカラスさんが「手伝いますよ」とお声がけしてくれたのです!!

そこで、私は考えました。
「お祭りって、みんなでワイワイ準備するのも楽しみのひとつだよな」と。
もちろん、手伝っていただけると単純にめちゃくちゃ助かります。流れ作業でやるとかなりスピードアップできるので。でもせっかくならイベントにしてしまおう! そう考えたのです。

そこで、ノトコレブックの参加者の方で東京近郊にいらっしゃるのではないかと予想した数名にお声がけさせていただき、『ノトコレ準備作業&オフ会』を開催したのです。

そして……7名の救世主がやってきました!!

・紫乃 さん
・闇夜のカラス さん
・みなとせはる さん
・つる・るるる さん
・ぼんやりラジオ(ウミネコ編集長) さん
・小牧幸助 さん
・猫田雲丹 さん

すごくないですか?
豪華メンバーじゃないですか?
数名の方はお会いしたことがあったのですが、noteではお世話になっていても、初めてお会いする方も多く、ドキドキのオフ会となりました。

オフ会当日。私は8.2kgの荷物を背負い、渋谷のカフェに向かいました。この時は、半分くらい終われば上々だな、くらいに思っていたんですよ。だってこの時私が背負っていたのは、3360枚 20作品 でしたから。でもそれが……ピッタリ3時間で袋入れまで終わったのです!!

楽しくおしゃべりしながら、それでも効率よく作業を進めてくださった7名の救世主の皆様。
こういう作業をスムーズにできるって、簡単なようですごく難しいことなんですよ。改めて、すごいメンバーだなぁ! と実感しました。

救世主の皆様!!
本当にありがとうございました!!


企画のはじまりや、進行状況について詳しく知りたい方はこちらのマガジンからどうぞ。


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