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『自分の心に素直になる』ってどういうこと?

よく聞く「自分の心に素直に」って言葉。


最近悩み事があって色々調べていたら、この言葉を何度も見た。

きっと自分の思い、気持ち、衝動を我慢せずに解放しようってことなんだと思う。


だけどなぜか違和感を感じた。

自分の心に素直に進んではいけないこともあるのではないか。


ちゃんと物事の分別がつき、冷静になって物事を考えられる人ならこの言葉の通りに突き進んで良いと思う。

一方で、感情のままに、今の私はこう思うからこれが正しいんだ、これが私の素直な感情なんだ、と自分の行動を正当化するための後付けにすることだってできてしまう。

使う人によっては危険な言葉だ。


ここ最近その言葉を抱えながら、すごく悩んだ。

もしかしたらこれは、一時的な、衝動的な感情なのではないか。

だけど、変わることを決断せず元通りに戻ることが果たして正解なのか。

いずれ来る問題を先延ばしにしているだけではないのか。

それなら色々抱える前に早く決断した方が良いのではないか、と。


考えて考えて、そして1つの答えに辿り着いた。

それは「未来が想像できないものは手放す」


人生はこれからもまだまだ続いていくのだ。

自分が幸せになれている未来が想像できないなら、手放して良い。


人間は必ず変化していく。

特に一緒にいる人で思考は大きく変わる。

ポジティブな人と一緒にいれば自然と自分もポジティブになっていく。

その逆も然りだ。


自分の心境の変化を、自分自身で理解することが大切だと思う。

そして、変わってしまったことを悲観しない。

これまでの自分の選択で「今」は生成される。


悲観してしまったら自分を否定する事になってしまう。

「自分を大切にする」とは、これまでの自分の選択を受け入れてあげることだと私は感じる。


周囲の意見に耳を傾けるのは大切だけど、それに影響されすぎるのも良くない。

よくある言葉だけど、「人生の主役は自分」なんだ。

自分の人生の決定権は自分にあるのだから。


『自分で決断し、自分の決断を受け入れ、決して悲観しない』

これが私の考える「自分の心に素直になる」だ。

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