『屋上のウインドノーツ』 額賀澪 作 #読書 #感想
「ウインドノーツ」は「風の音」という意味だそうで。
吹奏楽部の青春小説。綺麗事だけが書かれているわけでもなく、目を背けたくなるようなことにも真剣に向き合おうとする人たちの姿が描かれている。
多分高校生の頃に読んでいたら、もっと素直に受け取れたんじゃないかな?と思うくらい、眩しすぎる青春小説だった。
額賀さんの吹奏楽に関する小説だったら、『風に恋う』の方が好みかな〜といったところだ。
そんなふうに自分のことを思っていた、「変わりたい」と思っていた主人公と、過去をどこかで引