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読んだ本の感想とかまとめとか、好きなだけ

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読書記録をまとめるために作ったマガジンです。感想重視のもの、読んで思考した内容重視のものなど様々です。
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2020年11月の記事一覧

『始まりの木』 夏川草介 作 感想 2

たまに聞くことがある。「文系学部は必要ない」、「文学や歴史を学んでも就職には役に立たない…

ミモザ
3年前
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『始まりの木』 夏川草介 作 感想 1

とある大学で民俗学を教えている教授。その教授のもとで民俗学を学ぶ1人の女子学生。2人が旅を…

ミモザ
3年前
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『十二単衣を着た悪魔 源氏物語異聞』 感想

内館牧子 作 『十二単衣を着た悪魔』。 この作品では、主に弘徽殿の女御目線で源氏物語が語ら…

ミモザ
3年前
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『ファーストラヴ』 written by 島本理生

声にならない声を、親や周りの大人にも届かなかった声を、すくいとってくれる人というのは、そ…

ミモザ
3年前
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『横道世之介』 written by 吉田修一

横道世之介。東京に上京してきた大学生。 私には彼の気持ちがよく分かる。 同じ「地方出身で東…

ミモザ
3年前
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『四畳半神話大系』 written by 森見登美彦

人生の中で「選択」というものをしなければならない場面は何度もある。 「選択」は人生の分岐…

ミモザ
3年前
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『昨夜のカレー、明日のパン』 written by 木皿泉

愛する人がこの世をさって、本当は悲しいはずなのに。 一樹はもう2度と帰っては来ないのに。 それなのに、日常の中で感じるささやかな幸せ。 心にスッと入ってきて、そして ほんのりあたたかかい。 そんな「言葉」のおかげで、今日も、明日も生きていくことができる。 この本を読み終えた時、 心が温かくなる。 自分の"居場所"を大切にしたくなる。 そんな物語を、手に取ってみませんか。 * 19ページより 「やっぱり、言葉って効くもんなんですね」 「その人は、きっと何かにとらわ

"生きる"こと (『さざなみのよる』より)

木皿泉さんの、『さざなみのよる』。この本の主人公ナスミはガンで若くして亡くなってしまうわ…

ミモザ
3年前
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『さざなみのよる』 written by 木皿 泉

「さざなみのよる」という言葉を聴いて、あなたは一体どんな夜を想像するだろうか?その夜にど…

ミモザ
3年前
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