神崎美月『Move on now!』の歌詞を深掘り！
こんにちは！
本日は、最近聞いたら耳から離れず、
ずっと思考をグルグルしていた神曲を、
じっくりゆっくり深掘りして行きます🎵
『Move on now!』という楽曲は、
初代アイカツ!アニメの初回放送で披露された
我等がレジェンドアイドル神崎美月が歌う
楽曲なのです🌙
初回放送時では、
主人公の星宮いちごちゃんと一緒に私達視聴者も
神崎美月のパフォーマンスに釘付けになりました✨
どんなコンサートが始まるのか
ドキドキして待つ所に、
トップアイドル神崎美月が手を振って登場し、
お辞儀をしてポジションに着きます💓
そして軽い音のイントロと、
ノリの分かっているファンの手拍子から
始まります🙌
歌詞の一言目は、
「強気にMove」です！
ここからは私の解釈で語り尽くしますので、
こんな解釈もあるんだなと
面白がってご覧いただけると幸いです🍀
楽曲の解釈
強気にMove ハートにKiss
このまま未来もかえれそう
夢みる自分で恋したい
だってわたしがわたしのヒロイン
ドキドキしてる とまらない
明日へMove on now! 恋してる
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
「強気にMove」が
印象的な歌い出しです✨
初めは音楽のノリも良く、
歌詞に注目せずに大好きでした💓
次第にカラオケでも歌う様になり、
歌詞に注目をし始めました🎤
恋愛の楽曲として聞いても、
夢を歌う楽曲として聞いても、
「だってわたしがわたしのヒロイン」
の歌詞が引っかかり、
結局自分が聞いてワクワクする楽曲
として聴き続けていました🎵
ある時、こうした解釈をしたら
腑に落ちたんです。
【好きを極めた向こう側】
を歌った楽曲
美月さんの想い
急成長するわたし、ちゃんと見ていて
振り向かせたい トキメキのサプライズ
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
成長ではなく、「急成長」です！！！
夢を追いかけている人、
夢を持ち始めたは人は（私も）、
少しづつ成長していく
モチベーションが大半だと思います。
だって吸収して練習していく事に
いっぱいいっぱいなんですもん！！！
目標や憧れる者に近づくために
何が足りていないのか、
何を伸ばせば良いのか、
トライアンドエラーで臨みます。
そこを「急成長」と歌える美月さん、
「強気にMove」です🌝
しかも、トップアイドルとして
既にみんなが振り向いている最中でも、
「トキメキのサプライズ」で
もっと「振り向かせたい」んです！！！
私の個人的な解釈ですと…
「急成長するわたし、ちゃんと見ていて」
欲しい相手は、既存ファンです。
では、「振り向かせたい」相手は？
単純に対比させて考えると、
まだ神崎美月のファンではない
アイドルファン層になりますが、
「振り向かせたい」方法は、
「トキメキのサプライズ」です。
「サプライズ」って
それだけでも「トキメキ」なのに、
敢えて「トキメキのサプライズ」
なんです。
何が起きるんだろう？！と
純粋にワクワクを想像させられる予告
という事ですよね？
それを行う時ってビジネス的には、
幅の広い層の新規顧客獲得を目指して
注目を集めたい時です。
…となると、
「振り向かせたい」相手は、
アイドルにも興味のない層になります。
（実はこれって、神崎美月を知る前の
星宮いちごちゃんがそうでしたよね？）
気まぐれじゃない あついオモイはじまっているの
近づきたいよ トクベツな女の子になろう
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
「あついオモイはじまっているの」が
「トキメキのサプライズ」への本気度を
表していますよね✨
「近づきたいよ」は誰に？
神崎美月の永遠の憧れは、
アイドルユニット・マスカレードです。
しかし、それはミスリードです！
この歌の軸は、
【好きを極めた向こう側】です！
つまり、自分が在りたいアイドル像に
「近づきたい」んです✨
それを裏付けるのは、
「トクベツな女の子になろう」
です。
サビに込められた「ドキドキ」
ドキドキしてる 運命に片思い
とまらない わたしだけのストーリー
いつだって あこがれを現実にできるのは
信じるチカラ
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
「運命に片思い」って
不思議なフレーズですよね。
「運命」とは馬鹿馬鹿しい
と思う方の方が大半だと思います。
でも一度はよぎった事はありませんか？
「運命」と言うのが
本当にあるのなら…。
神崎美月は
一気にトップに君臨したアイドルです。
しかし以前は子役、モデルをしていました。
小学6年生の時に芸能活動を1年間休み、
スターライト学園に入学と同時に
芸能活動を再開。
これは世間一般で語られる、
神崎美月です。
アニメの中で本人から語られたのは、
雑誌のモデルをしていた頃、
将来に悩んでいて芸能活動を辞める事も
考えていたと言います。
しかし、事務所の人に連れて行ってもらった
マスカレードのコンサートに
美月さんは魅せられます。
歌うこと、踊ることを
仮面越しでも伝わるくらい
本当に楽しそうに行う彼女達に、
幼いながらも美月さんは
こんなアイドルに成りたいと
憧れました。
幼少期から
雑誌の表紙をいくつも飾るくらい
芸能界で活躍していた美月さんは、
美月さんの持つ才能と芸能界が
マッチングしているんだと
私達は思います。
しかし羨望の的になる才能は、
本人にとっては当たり前の事を
発揮しただけになります。
ただ「運命」に流されるままに
「気まぐれ」に行った活動なんです。
そこに自らの意志が存在しません。
だからこそ
活躍していても将来に悩みますし、
芸能界を辞める事も考えます。
そして望んで足を踏み入れた道では、
一気にトップアイドルに君臨します！
才能ももちろんありますが、
幼少期から染み付いたプロ意識による
努力の賜物です✨
しかし本人は圧倒的な実力差により、
友達ができずに悩みます。
歌うこと踊ることが本当に楽しくても、
憧れたアイドルになれても、です。
「運命」と言うのが本当にあるのなら…。
と、美月さんの歴史を振り返ると、
「運命」のイタズラに
翻弄されている様子が見られます。
美月さんにとっても「運命」は
意識せざるを得ない概念だからこそ、
歌詞に盛り込まれているんだと思います。
その美月さんが「ドキドキして」
「運命に片思い」するんです💓
美月さんが用意した「トキメキのサプライズ」に
自分自身が「ドキドキ」としています。
ここでの「ドキドキ」は
ワクワクに類似する気持ちでしょうが、
実はそれ以上の高揚感があります。
「運命」とは思い通りにならないもので
それに抗えない自分自身を認めていける様になり、
「運命」を受け入れたこれからは、
どんな世界が待っているんだろう！
と言う未来への展望の気持ちを表しているんだと解釈します。
また、「片思い」している時って、
何でもできちゃいそうな
気持ちになりますよね？
冒頭の歌詞「強気にMove」
「ハートにKiss」
「このまま未来も変えれそう」
にも表れています💡
「このまま未来も変えれそう」
なのま、今の自分です。
今の自分とは、
「運命に片思い」している自分に
繋がります。
そして「とまらない」んです✨
「わたしだけのストーリーが」📕
どんなストーリーなのか？
こちらも最初の歌詞
「夢みる自分で恋したい」
「だってわたしがわたしのヒロイン」
に表れています💡
神崎美月という物語の中では
神崎美月という主人公が居て、
神崎美月という「ヒロイン」が
居るんです📕
主人公は「夢みる自分」です。
主人公の恋の相手は、
「運命」に翻弄されている
神崎美月という「ヒロイン」です。
ここで重要なポイントがあります。
「したい」に続いた「だって」です。
意志を持った発言ですよね✨
「運命」に翻弄されるヒロインは、
「夢みる自分」の主人公で恋をされると
幸せに近付けるんです。
その幸せとは、
自分が在りたいアイドル像になります。
神崎美月は幼少期から
周囲の人々の期待に応えてきています。
そんな自分は誰の人生を歩いていたんだろう？
と思った瞬間があったと思います。
それを裏付ける歌詞が、
「わたしだけのストーリー」です。
そして次は神崎美月が神崎美月を
幸せにする番なのです。
この楽曲の裏テーマは、
神崎美月による
神崎美月のための
神崎美月というストーリー📕
なのではないでしょうか？
「いつだって」
「あこがれを現実にできるのは」
「信じるチカラ」は、やはり、
自身の成功体験に基づく歌詞になります。
こちらは【好きを極めた向こう側】
という私の楽曲の解釈の根拠が
補完されます。
キラキラしてる 輝きに飛び込もう
手に入れて なりたいわたしがいる
正直に はしゃぐココロで追い越していくよ
駆け出して今
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
こちらの歌詞はど直球ですね！
実際聞いていてもこちらの部分は、
アップテンポに乗って
耳にスッと入って来るフレーズになります🎵
美月さんのコンサートでは、
この直後、スペシャルアピールに
繋がりますね✨
スタート
ドキドキしてる とまらない
明日へMove on now! 恋してる
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
こちらは急に囁く様に歌っています。
情景としては、眠れない夜に
外のお月様を眺めている感じでしょうか🌙
何かが始まる予感です！
急接近する チャンスは突然なの
戸惑うけれど 躊躇わない約束
あたまの中で くり返してたシュミレイション
大丈夫だよ すべてはこの瞬間のため
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
神崎美月の芯の強さが伺えますね✨
チャンスを物にする判断力や
能力にも長けています✨
経験値の豊富さが故に
成し得る行動力です✨
しかし「躊躇わない約束」とは、
誰と交わした約束なのでしょうか？
この答えは、次の歌詞に繋がります。
さあ 扉の向こうへ 勇気を出して
わたしが行くべきステージ
眩しい光があつまる 胸が躍るの
そこにしかない夢に
Move on now…
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
ステージです。
ステージの側には、
お客様がいらっしゃいます。
「急成長するわたし、ちゃんと見ていて」
とお願いをした既存ファンと、
「トキメキのサプライズ」で
「振り向かせたい」
アイドルにも興味のない層です。
期待に応え続けてきた美月さんは、
今度は自らの意志で期待を背負います。
「そこにしかない夢」のために、
今動くのです。
ドキドキしてる とまらない
走ってく 今すぐにたどりつくから
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
「走ってく」と、今までより
より加速して行動している様子が
表されています。
そして「恋してる」から
「今すぐにたどりつくから」
へと変化しています。
在りたい姿に辿り着く事って、
そこがゴールだと思いませんか？
違うんです。
在りたい姿に辿り着いてからが、
夢の実現へのスタートなんです。
美月さんはこれから
どんな世界が広がっていくのか、
「ドキドキして」「とまらない」んです。
ドキドキしてる 運命に片思い
とまらない わたしだけのストーリー
いつだって あこがれを現実にできるのは
信じるチカラ
キラキラしてる 輝きに飛び込もう
手に入れて なりたいわたしがいる
正直に はしゃぐココロ追い越していくよ
駆け出して今
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
ここから、
次のラップに繋がります！
ドキドキしてる
（キセキにWink 見つめてTouch
ここから全部が始まる）
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
畳み掛ける様に、
トップアイドルの極めた技を
駆使しますね✨
「運命」に翻弄されていたヒロインと、
「夢みる」主人公が両思いになってから
始まる物語ですもんね！
とまらない
（感じてつなげてステップUP
もっと感動したいよエブリデイ）
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
神崎美月というストーリーは、
どんどん神崎美月自身の望む方向へ
進んでいるのが伺えます📕
むしろ「もっと」と、
貪欲に追い求めていますね✨
強気にMove ハートにKiss
このまま未来も変えれそう
運命を振り向かせたい
明日へMove on now!
作曲；田中秀和（MONACA）より引用
最初の歌詞では「夢みる自分で恋したい」
「だってわたしがわたしのヒロイン」
で繋がっていましたが、最後の歌詞では
「運命を振り向かせたい」
に変わっています。
神崎美月が神崎美月自身を幸せにする番が
本格的にスタートし、
「運命」との両思いを望んでいます✨
才能とは無自覚に行使し続けると
過剰使用により弱みへと変貌します。
才能は自己理解を深め、
コントロールをして使用することにより
誰にも真似できない強みになるのです。
思い通りにならない「運命」と
何処か似ていませんか？
気付いたのではないでしょうか？
自分が「運命」と呼んでいたものの正体に。
そして「明日へMove on now!」です。
自分が在りたいアイドル像に向かって、
今動いています！
【好きを極めた向こう側】に向かって、
今動いているのです！
感想
この楽曲は放送当初から
神曲すぎると思っていましたし、
色んなバージョンで
披露し続けて欲しいとも思っていました✨
今のレジェンドアイドル神崎美月が歌うと、
きっと世界中のアイカツ!ファンが発狂をして
鼻血を吹いて、喜びの舞を踊り、
TVに齧り付いて見るでしょう💃
そして深掘りをした私は、
興奮のあまり動悸が激しくなり、
瞬きもせずに、
正座をして見るのです💓
繰り返し、繰り返し、
夢に見るほど感動を
反芻するのです💤
表現が常軌を逸し始めているので、
最後にフルバージョンを👋😊
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