見出し画像

今日のごはんと本 赤ちゃんと一緒 6/15(土)〜21(金)

産後1ヶ月。
まだまだ疲れやすいものの。赤ちゃん、びっくりするくらい夜眠ってくれるので、睡眠をたっぷり取れている。
そして、生理がもう再開。
体が少しずつ、産前のコンディションに戻りつつある。

6/15 土曜日 くもり時々晴れ

朝ごはん
チーズトースト。

今日も、夫と子ども、わたしと赤ちゃんの二手に分かれて過ごすことに。
駅までふたりを見送り、コーヒーを買って、海まで歩いて、昼ごはんにパンを買って帰宅。
またうっかり1時間近く歩いていた。
空も海も山も、もう夏景色。

昼ごはん
パストラミのサンド。

パンが香ばしい。
はさんであるレモンがさわやか。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のドキュメンタリーを観つつ、床に座って赤ちゃんをあやしつつ、ばりばりと食べる。

夜ごはん
鍋、もち麦入り白米。


読んだ本

『入江喜和画業30周年記念 キワ本』
大好きなマンガ家さんの自主製作なさった本を先日発見し、嬉々として注文。
自分で本を作るのがいかに大変か、以前一度やったことがあるので、よくわかる。
制作販売してくださって、ありがたい限り。
ハッピーな気分で読んだ。


6/16 日曜日 晴れ

朝ごはん
フレンチトースト。
夫がバゲットでフレンチトーストを作ってくれた。
メイプルシロップをかけて食べた。
糖分が脳にしみわたる。

子どもと夫は電車で遠出。
帰りが遅くなりそうなので、夕食作りを久しぶりに担当することにし、わたしは赤ちゃんとスーパーへ買い物しへ。
地元の無農薬野菜コーナー、枝つき枝豆が青々として目を引かれ、迷わずカゴに入れる。
あときゅうりも!
天然のひらまさが、ぴかぴかでしかも安い!
あじのお刺身もおいしそうで、すごく迷ったとのの、今日はひとめ惚れの直感に従い、ひらまさに決定!
スーパーの生鮮食品コーナー、大好きだ。

昼ごはん
スーパーのお寿司。
いいお魚を使っていて、8カン500円せず。
ひとりぱくぱく元気にたいらげる。

赤ちゃんをあやしつつ、夕飯の仕込み。
枝豆をキッチンばさみで枝からパチンパチンと切りはなし、塩もみしてうぶ毛の汚れを落としたあと、塩ゆで。
ひらまさのサクを塩でしめ、チルド室で寝かせる。
料理、楽しいなあ。

おやつ
チーズケーキ。

夜ごはん
ひらまさのお刺身、枝豆、冷やしきゅうり、オクラの梅カツオマヨあえ、にらと納豆のお味噌汁。
仕込んでいたものをさっと出して夕食。
夫の作り置きのオクラも。
お刺身、ちょっと塩をまぶしすぎたから、しょうゆはなしにして、わさび、もしくはごま油で。
ちゃんとおいしくてほっとする。
枝豆がびっくりする甘さで、ぱくぱく食べてしまう。
きゅうりもみずみずしい。
オクラもぱりぱり。
夏だなあ。

夜、ベッドに寝転がっていたら、子どもが自作の歌をうたいだし、♪おっぱいが〜! おっぱいが〜! オーマイガ〜! と韻を踏んでいて吹き出してしまう。
素早く顔をそむけて笑いをこらえた。
アホだなー!
プライベートパーツはとても大事な場所でね、と、ことあるごとに真剣に教えているものの、わたしが親じゃなくて友だちだったら、この局面、手を叩いてげらげら笑っているところだ。
ひとりめの子どもは完全にわたし似です。

読んだ本
『ヒストリエ』
もうすぐ5年ぶりに最新刊が出るので、1巻から読み返す。
あまりにも名作。


6/17 月曜日 くもり時々雨

朝ごはん
チーズトースト。

昼ごはん
ペペロンチーノ、水菜とバナナのサラダ。

日本酒を1/3入れ、煮詰めてパスタをゆでるレシピ。
独特なおいしさ!
サラダはもともと春菊で作るレシピだけど、水菜もバナナとの相性、悪くない、という発見。

おやつ
チーズケーキ。

夜ごはん
バターコーン、ピーマンの焼きびたし、もち麦入り白米、夏野菜とベーコンのスープ。
バターコーン、甘い!
ピーマンの焼きびたしは、タモリさんの有名なレシピとのこと。
ズッキーニがたっぷりのスープもさっぱりしてするする入る。
暑い季節がくるんだなあ。

読んだ本
メモし忘れ。


6/18 火曜日 晴れ

梅雨入り本格化かと思いきや、いい天気。
いそいそと散歩へ。

朝ごはん
チーズトースト。

おやつ
クリームソーダ。

赤ちゃんと散歩中、クリームソーダを買って、海へ続く細道を歩きながら、今、すごく自由だなと感じる。
どこへでも好き勝手行けるわけじゃないし、なんでもかんでも手に入るわけじゃないけど、したいことだけをしている今この瞬間、心の内側に自由がある。
堤防にこしかけて、アイスをスプーンでさらう。
赤ちゃんは気持ちよさそうに寝ていた。

昼ごはん
台湾風汁そば。
夫の得意料理。
レシピのメモが消えたので、記憶を頼りに即興で作ったとのこと。
五香粉がふわっと香っておいしい!
のちにレシピのメモが発見された。
よかったね。

おやつ
すもも。

近くに住んでいる友だちのご両親(友だちは東京在住)が、孫が使わないおもちゃを、うちの子にどうかと、届けにきてくれる。
お会いするの何年ぶり?
ご自宅の庭になったすもももお土産にくれる。
赤ちゃんを囲んでたのしくおしゃべり。
思いがけないうれしい来客だった。

すもも、洗ってすぐ食べると、熟れていて甘い!
大事に育てられた味。
ぱくぱくぱくと、立て続けにいくつも食べた。

夕方、子どもが新しいおもちゃを手に帰宅。
午後、夫に連れられ病院で予防接種を受け、そのあと気晴らしにショッピングモールへ行っていた。
夫によると、注射されるとき子どもはたくさん泣いたけど、暴れることはなくじっとしていたそう。
お疲れさま。
友人のご両親からいただいたおもちゃを見つけ、子どもは大はしゃぎで、やっほう! と叫んでいた。
よかったね。

夜ごはん
鶏もも肉とパプリカと玉ねぎの白ワイン煮、ピーマンの焼きびたし、もち麦入り白米、夏野菜とベーコンのスープ。
鶏もも肉とパプリカの煮込み、オリーブオイルで焼き付けて塩をふり、白ワインと水で煮詰めていくシンプルなレシピなのだけど、わたしも夫もお気に入り。
ソースがとろとろでおいしかった!


読んだ本
『トンネル』

イスラエルの作家のグラフィックノベル。
モーゼにまつわる古代の宝をさがし、トンネルを掘り進めるなかで、イスラエル人とパレスチナ人が出会ってしまい……という物語。
翻訳出版のクラウドファンデングに申し込んだのは、まだ戦争が起きる前だった。
緊張しながらページをめくる。
導入の演出がマンガとしてすごく面白くて、同じ文化を愛する人たちが、遠い国で生きて生活をしていて、そして戦争のさなかにあるのだと、生々しく実感した。

『さみしさについて』
読みかけの本を最後まで読む。
静かで明るい気持ち。
著者のおふたりが唐人町でトークショーをやるとの情報を見かけ、すぐに配信視聴を申し込む。
楽しみ!
現地に行きたくてたまらないけど、夜はまだ赤ちゃんのそばにいたい。
また福岡にいらっしゃる機会がありますように。
そして、こんな素敵なイベントを企画している本屋さんが存在することは、街の希望。


6/20 水曜日 晴れ

子どもが発熱。
昨日の予防接種の影響だと思われる。
今日は休ませることに。

朝ごはん
チーズトースト、ヨーグルト。
なんとなく糖分を欲していて、チーズトーストはメイプルシロップをかけて、ヨーグルトはりんごジャムと合わせる。

昼ごはん
マック!
すぐに熱が下がった子どもから、マックに行きたい! ママと! とご指名を受け、赤ちゃんは夫にゆだね、ふたりで出かけることに。
ふたりで電車に乗るのは本当に久しぶり。
うれしい。

マック、テーブルでモバイルオーダーしたものの、なかなかハンバーガーが届かない。
カウンターに確認しにいくと、別の店舗で注文してしまっていたことがわかる。
店員さん、別店舗の注文をすぐにキャンセルしてくれる。
なんてやさしい。平謝りしてお礼を言う。
待ちくたびれている子どもにも、ごめん! と言う。
このうっかり加減、産後のせいか、年齢のせいか、もともとか、もうわからない。

おやつ
ストロベリーチーズケーキのアイス。
食後はサーティーワンへ!
子どもはバニラ。
ふたりとも、たいてい同じフレーバー。
キッズサイズのアイスを注文するとシールがもらえてポイントがたまる、子ども用のアイスパスポートなるものがあって、子どもは大事にポイントを貯めている。
今日もうれしそうにシールを貼っていた。
よかったね。

本屋さんに寄って、お互い1冊ずつ本を選んで、また電車に乗って帰宅。
自宅の最寄駅についたところで、子どもはすやと寝た。
楽しかったね。

帰宅後、がくっと疲れが出て、赤ちゃんに授乳してから、わたしも子どもの隣でダウン。
泥のように眠った。

夜ごはん
唐揚げ、ラタトゥイユ、水菜とツナのマヨネーズあえ、もち麦入り白米、夏野菜とベーコンのスープ。
今日はスーパーの唐揚げ。コスパ良し。
野菜たくさんで嬉しい。
今日も夫と交代制でごはん。
食べたあとは寝かしつけ。
昼寝をしていたので、久しぶりに寝落ちを回避できた!

晩酌
すもも、白ワイン。
『忘却バッテリー』の最新話を観ながら、昼間買ったワインで晩酌。
あては、よく熟れたすもも。
幸せ。

そのあと、夫のしきりのもと、子どもの服の衣替えをする。
懐かしい小さい服たちに、きゅんとなる。

読んだ本
読まず。


6/20 木曜日 くもり時々雨

梅雨入り。
赤ちゃん、毎夜6時間続けて寝るように。
ひとりめの子どもも、夜はわりと寝てくれていたけど、それ以上に寝つきがいい。
とても助かる。
夕方から段階的に照明を落としているのが、功を奏しているのかも?
とはいえ、おもな要因は、その子の個性だろうな。

朝ごはん
みそ焼きおにぎり、チーズ、スクランブルエッグ。

ここのところひときわだるくて眠いと思ったら、生理再開。
早い。
そういえばひとりめの子どものときも、これくらいの時期だった。
ミルクで育てている人は生理の再開が早い傾向にあると聞くけど、わたしの場合はほぼ母乳。
理由は色々あるんだろうけど、これもまた、おもな要因は個体差なんだろう。
多様性とは、人間社会、特に日本では、あえて叫ぶ必要がある、うもれがちなものだけど、生物レベルでは、人間という動物が多様なのはぱっと見の事実というか、あまりにも当たり前にすべての個体が違うものなのだよなあ。

昼ごはん
ボンゴレビアンコ、ベビーリーフのサラダ。

昨日からペペロンチーノ作りの動画をあれこれ観て研究していた夫が作ってくれた。
ペペロンチーノはイタリアにおいては素うどんみたいなもの、具を入れないと結局乳化はしないんだ、などなど、仕入れた知識を熱く語ってくれて面白い。
イタリアンの料理人、落合シェフがペペロンチーノを作る動画を一緒に観ながらランチ。
おいしかったし楽しかった。

この人とは、なんでもない話をえんえんしていたい。
いつまでも一緒にいて飽きることがない。
人生の序盤で出会っといてよかった。
100年でも短い。

食後、赤ちゃんの横で寝転がっていたら夫がわたしの顔をじっと見て、おれと顔が似てきた、表情とかじゃなくもはや造形が似てる、とつぶやいていた。
わたしもそう思う。
長年顔を合わせていると、無意識にミラーリングし続けて、筋肉の動かし方が連動し、結果、顔の作りまで似てくるんだろうか。
謎だ。

夜ごはん
にんじんの春巻き、ラタトゥイユ、水菜とツナのあえもの、もち麦入り白米。
ごめん今日は汁物なし、と夫に言われる。
全然いいよ毎日副菜いろいろ作ってくれて十分すぎるくらいだよ、と答える。
ただ、汁物がないとなんとなく物足りない気持ちは、すごくわかる。
なぜだろう。
揚げ春巻き、今日も甘くてパリパリほくほく。
野菜たっぷりで満たされた。

読んだ本
『多聞くん今どっち⁉︎』最新刊。
ハッピーなアイドルマンガ。
絵がとても好き!

『わたしたちは繁殖している』23巻
生活エッセイ。
お菓子作りや着物作りの話題、まったく自分ではやらないのになぜこんなにもおもしろく読めるのか。
作者のマンガ力、そして人格ゆえなのだろう。
作者もお子さんたちも素敵で、とてもなごむ。

『トンネル』
読み終える。
わかる部分とわからない部分が混在しながら、マンガとしての面白さに引っ張られてぐいぐい読んだ。
この物語は、イスラエルの人にとって、パレスチナの人にとって、どういう思いを起こさせるんだろう、と想像する。
イスラエル、パレスチナとひとくちに言っても、そこに住む人たちもまたそれぞれ違った多様なルーツを持っている。
マンガには、描かれる土地の生活の匂いが織り込まれていて、それをかぎながら読み終えた。
毎日のように、平和を祈っている。


6/21 金曜日 晴れのちくもり

赤ちゃん、驚異の9時間連続睡眠。
気づいたら6時前。
1時ごろに一度、飲ませようとしてみたけど、寝ていて口を開けず。
元気に育っているから心配はしてないし、すごく助かるけど。
それにしても寝過ぎでは。

朝ごはん
フルーツグラノーラ。
授乳後に寝落ちして、完全に寝坊。
子どもを夫が保育園に送りにいったあと、小皿にざらざらとフルーツグラノーラを盛り、冷たい牛乳をかけて食べる。
生理がきてから、一段と眠い。

昼ごはん
カマンベールチーズと生ハムのバゲットサンド、カレーとソーセージのフォカッチャ、唐揚げ、チョコレートデニッシュ。

赤ちゃんと散歩してパン屋さんへ。
散歩に出ると、ついつい歩き回って疲れてしまうので、今日はパンを買ってすぐ引き返す。
パンがおいしくて今日も幸せ。
夫がスーパーでおやつがわりに買ってきた唐揚げも、ひとつもらう。
満腹。

おやつ
すもも。
いただいたすもも、たくさんあったのに、おいしくてあっという間に食べきってしまった。
体がうるおった。

おやつ
スイカ。
夫が買ってきてくれた、糖度14度のスイカ。
それがスイカ界のなかでどれほどの甘さのランクの高さなのかはわからないけど、わたしにとってはとても甘くて、おいしかった。
しゃくしゃくとたくさん食べた。

夜ごはん
ヒラマサのお刺身、ラタトゥイユ、ズッキーニとハムのコンソメ煮、もち麦入り白米、具だくさん豚汁。
夫の豚汁、しみじみおいしい。
ヒラマサは今日もぴかぴか。
野菜たっぷりで大満足。

読んだ本
『やまとは恋のまほろば』6巻
絵がかわいい。
古墳、最近興味があるので、より楽しい。

『ひとりでしにたい』8巻
対話を物語の主軸において、それでも読ませるってすごいことだ。
もはや論文。

『ヒストリエ』
5年ぶりの新刊。
面白すぎてのめりこむように読む。
すさまじい表現。
血のねばっこさ。
むき出しになった内臓の照り。
人間という生き物の奇怪さ、強靭さ。
産後には特につらいエピソードで、読み終わったあと、びびって泣きながら赤ちゃんを抱きしめた。