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今日のごはんと本 7/29(土)〜8/4(金)


7/29 土曜日 晴れ

夫の両親、義兄夫婦とお子さん、夫と子どもと、一泊旅行。
色々必要そうなものを前日用意しておいたけど、あっさり忘れて出掛ける。

朝ごはん
塩レモンチーズねぎそば。
出発前にぱぱっと作る。
熟成塩レモンを小さじ1すくって、どんぶりのなかでそのまま小さじで潰し、オリーブオイル小さじ2とそばの茹で汁小さじ1と混ぜ、ゆでたそばを和えて、青ねぎと粉チーズをかけて完成。
美味。

昼ごはん
ビュッフェにて色々。
おなかいっぱい。

おやつ
山頂でジェラート。

夜ごはん
宿に到着。
再びビュッフェにて色々。
あれこれ食べすぎ、膨満感がすごい。

食後は、義父母の部屋に集まって、みんなで二次会。
子どもたちが元気にはしゃぎまわり、みんな笑っていて、夢のような時間。
忘れないでいたい。

読んだ本
『羊飼いの暮らし』
夫と子どもが寝入ったあと、ひとりで読書。
羊飼いの暮らし、未知の暮らし。
でも、同時代の人のリアルな生活。
面白い。
眠たくなるまで読んで、満足して就寝。

7/30 日曜日 晴れ


朝ごはん
ホテルの朝食ビュッフェ。
朝から海鮮を食べることができて、やったー! という気持ち。
海の近くの宿ならでは。

おやつ
クリームソーダ。
牧場にて。

昼ごはん
鰻重、肝吸い、瓶ビール。
子どもとわけっこ。
自分たちでは滅多に食べない鰻、うれしいしおいしい。
好き嫌いがはっきりとしてきている子ども、意外にも鰻はパクパク食べた。

夜ごはん
お刺身盛り合わせ、唐揚げ、冷奴、ビール。
旅を終えてみんなと別れ、最寄駅まで帰りつき、スーパーでお惣菜を買って夕飯に。
旅を振り返りつつ家飲み。
楽しかった。
心地よいくたくた。

読んだ本
『羊飼いの暮らし』
くたくたでベッドに寝転び、少し読んですぐに寝落ち。
いい夏休みだった。


7/31 月曜日 晴れ

朝ごはん
油そば。
気分を変えようと、マルちゃん正麺醤油味をアレンジ。
ネットで検索したレシピをもとに。
キャベツと一緒に麺を茹でてザルにあげ、スープに少しの醤油とごま油を混ぜたものと合える。
玉子を落として青ねぎを散らし、焼き海苔を千切ってかけて完成。
おいしかった!
ただ、味がかなり濃いので、スープはレシピ通り半分にするか、茹で野菜などの具を増やすとよさそう。
自分としては、できればスープを捨てたくないので、後者がいい。
自然からかけ離れた食べ物は、自分の体で濾過せねば、という感覚がある。

昼ごはん
トマトパスタ。
ベーコンも入れる。
久しぶりに自分で作った。
大きなトマトを使ったので、酸味があんまり飛ばなかったけど、充分おいしい。

おやつ
ぴーなっつ最中、ブラウニー。
旅行のお土産と、いただきもののお菓子でおやつ。

おやつ2
チーズと白ワイン。
今週末からお酒をしばらく断つため、保育園のお迎え帰りに、酒屋さんで思い切っていいワインを買う。
お祝いで夫がくれたシャルドネ用のワイングラスを引っ張り出して、夕方飲みをする。
幸福。

夜ごはん
回鍋肉、枝豆、ラタトゥイユ、もち麦入り白米、具沢山豚汁。
今夜もビールと共に。
幸せ。
趣味がない、という話を夫にしていて、趣味についてあれこれと話す。

読んだ本
『となりの百怪見聞録』
素敵な怖さ。

『オリオリのスープ』1巻
おなかが減るマンガ、大好きだ。

『夢なし先生の進路指導』1巻
面白かったし、苦しくもなった。
社会の枠だけで未来を考えると、暗澹たる気持ちになる。
動物とか植物とか、自然とか宇宙とか、人智の及ばない世界のことを思うと、ふっと楽になる。

『人見知りの自分を許せたら生きるのが楽になりました』
人見知りなので、とても勇気づけられた。
わたなべぽんさんの著作、やわらかく赤裸々で、愛らしい絵柄で凄い描きぶり。
尊敬する。


8/1 火曜日 雨時々雷のち晴れ

急に嵐。
落雷が激しかったみたいだけど、集中しすぎてあまり耳に入らなかった。

朝ごはん
ラーメン。
マルちゃん正麺醤油味。
キャベツとわかめと青ねぎ、そして落とし玉子をトッピング。
王道のおいしさ。

昼ごはん
きのことツナと玉ねぎのトマトパスタ、ベビーリーフのサラダ。
夫が作ってくれた。
リュウジさんレシピとのこと。
とびきりおいしかった!
トマトパスタは、やはり玉ねぎが入ると優しく奥深い味になる。
とはいえ、シンプルトマトパスタも大好き。
おいしく食べて、お互い仕事に戻る。

おやつ
ぴーなつ最中。
惜しみつつ食べる。
また出会えたらきっと買おう。

夜ごはん
肉野菜炒め(豆もやし入り!)、ラタトゥイユ、かぼちゃの煮付け、もち麦入り白米、具沢山豚汁。
豆もやしが大好きなので、テンションが大いにあがる。
夫は、味付けに納得がいかなかったよう。
豆もやしは、キムチやコチュジャン、味噌なんかの味付けが合いそう、と言っていて、たしかに、と思った。
でも、今日の炒めものもとてもおいしい。
夫は炒め物をよく作ってくれる。
私は、焼くのは好きだけど、炒める料理をあんまりしない。
苦手意識がある。
夫はむしろ、フライパンを振るのが楽しいらしい。
料理の手法の好みも、人によってわかれるの、面白い。
森絵都先生の初期の著作で、悩むと煮込み料理が増え、元気がいいと炒め物が増える主人公が出てきたのを、ふと思い出した。
深夜、屋根に登る子どもたちの本。

読んだ本
『自分を好きになりたい。』
わたなべぽんさんのご著作をまた読む。
面白い。
ものすごい率直さ。
素直に描き表すことは、とても難しい。
表現するとき、素直であるより大事なことはないとさえ思う。
マンガ家に必要なのは人格、という日本橋ヨヲコ先生の名セリフを、なんとなく思い出した。

あんまり読めず、22時に寝落ち。
7時までぐっすり。
おそらく、最近飲んでいる薬の作用。
もう少し夜起きていられたら、と思わずにいられないけど、体の回復を最優先にする。


8/2 水曜日 晴れ

昨日の嵐が嘘のような青空。

朝ごはん
ラタトゥイユカレーライス。
夫の作りおきのラタトゥイユと、カレールーひとかけ、お湯100ccを、フライパンで煮込み、解凍したごはんにかけて完成。
トマトハリッサも少し入れてみた。
べらぼうにうまい。
日本のカレールーも、やっぱり好きだ。

昼ごはん
トマトパスタ。
今日はシンプルにトマトとにんにくだけで。
でっかいトマトを丸ごとひとつ刻んで作る。
じっくり炒めたから、トマトがとろっとして、大満足のおいしさに。
炒め物が苦手だと昨日夫に話したけど、考えてみたら、トマトパスタを作るときは炒めている。

おやつ
クリームどら焼きと紅茶。
近くのコンビニで調達。
抜ける青空、カンカン照りのアスファルト、光も物体なのだと、陽光を肌に受けて感じる。

夜ごはん
牛肉と豆もやしとゼンマイの炒め物、ラタトゥイユ、かぼちゃの煮付け、もち麦入り白米、かき玉とニラと豆腐のお味噌汁。
我が家では滅多にない牛肉!
それだけでテンションが上がった。
夫による豆もやし料理研究。2日目にして満足行く仕上がりになったとのこと。
とてもおいしかった。
ゼンマイも買うことは滅多にないから新鮮。
それにしても、牛肉は高いのであまり買わないけど、同じ価格帯の魚はちょこちょこ買っているよね、と夫と話しながら気づいた。
ふたりとも魚が好きなので、優先度が高いのかもしれない。

読んだ本
『オリオリのスープ』2〜4巻
最終巻のラストまで、出てくる食べ物が何もかもおいしそうだった!
セリフやモノローグ以上に、絵が物語を語っている。
心がすっとした。
お腹も減った。

8/3 木曜日 晴れ

カーテン越しに日光が降る。
夏を浴びている。

朝ごはん
納豆目玉焼き丼。
丼と言いつつ、ごはんに全部のっけただけ。
青ねぎも散らした。
おいしかった。
玉子料理を食べるときはいつも、厳粛な気分になる。
このことは、いつかしっかり文章にしたい。

昼ごはん
キーマカレー。
友人とオンラインランチ。
画面越しに一緒にカレーを食べてハッピー。
いっぱい笑って、元気になる。

おやつ
グリーンティーのハーゲンダッツ。
チョコレート系を求めてコンビニに行ったものの見当たらず。
そもそもわたしは本当にチョコレートが食べたかったのか、と改めて自問し、いや抹茶が食べたい!と思い、路線変更。
どんな些細なことでも、いちいち、「今のわたしはこれがいい!」と感じてから決めたい。

夜ごはん
お刺身盛り合わせ、かぼちゃの煮付け、長芋ステーキ、枝豆、もち麦入り白米、かき玉とニラと豆腐のお味噌汁、スイカ。
お刺身のために日本酒(酔鯨)の小瓶を買って帰宅。
瓶からおちょこに直に注ぐスタイルで、雑に飲む。
楽ちんだしおいしい。
子どもに喜んでほしくて買ったスイカは、皮が薄く、種まで食べられる小玉スイカ。
切ってみると、皮は数ミリほどしかなく、種も薄く小さい。
人間が介入した結果なのだと思ったら、命の形を変えるというものすごいことをしているな、とその事実がずんと来た。
人間、良くも悪くもものすごい生き物。
スイカはとても甘かった。
今、スイカと書くだけでほのかな幸せを感じた。
食後に子どもが、納豆買いたい! と言い出す。
先日、夜にわたしと散歩して納豆を買いに行ったのが、楽しかったらしい。
納豆のストックはあるから、じゃあベビーチーズを買いに行こうか、と言って、今夜は夫も一緒に3人で買い物へ。
夏の夜は明かりが柔らかく、街がきらきらしていて、幸せになった。
チーズのついでに、ポテトチップスやカレーメシのストックも買って帰った。

読んだ本
『平和の国の島崎へ』3巻
第一話からずっと島崎の幸福を祈り続けている。
冷や汗が出続けるマンガ。

『おしゃべりから始めるジェンダー入門』
ご著作をちょこちょこ読んでいる、恋バナユニット桃山商事の清田隆之さんの新刊。
今作も面白かったし、わかる! と共感する部分や、自分を省みる部分がたくさんあった。
描き下ろしの部分で、金髪から黒髪に変えたご自身の髪を、いい感じ、とおっしゃっていて、そこにすごく嬉しさとくつろぎを感じた。
冷静に自分の素敵さを見つめていて、いいなあと。

『射精責任』
パワフルな本。
すごい勢いで語りかけてくる。
メッセージは非常にシンプルで、こんなにシンプルなことを言葉を尽くして言わなきゃわかられないことへの怒りが止まらないけどでも言っておく、という強い意思が翻訳からも伝わった。
アメリカの名ブロガーの方のご著作。
同じくアメリカの名ブロガーの方の『「本当の私」会いに行く』を読んだときにも、個人が秘める生命力を感じたことを思い出した。
市井から生まれる言論、とても希望を感じる。
わたしたちはもっと語っていい、そう思えた。

寝かしつけ後も珍しく目が冴えていて、久しぶりに夜に活字をしっかり読めた。
嬉しい。
深夜にお腹が減り、とんこつラーメンを食べたい欲求が湧いたけど、今たべたら明日の朝の胃が重たくなりそうなので、食べずにいた。
朝いちでラーメン食べよう、と決めて目をつむる。
珍しく寝つきが悪かった。


8/4 金曜日 晴れ

朝ごはん
とんこつラーメン。
博多名物うまかっちゃん、最後の一袋。
自分との約束を果たす。
青ねぎをたくさん散らして、炒りごまを指で擦り入れ、一味を振って無心に食べた。
大満足。

昼ごはん
サラダ山盛り、牛乳と鶏肉とエビと野菜のグリル、カレー、小さいケーキふたつ、マンゴーヨーグルトタピオカ、アサイージュース、グレープフルーツジュース、マテ茶。
昼過ぎから病院で処置の予定があり、付き添いの夫と、景気付けにランチ。
食べすぎた。
ふたりでたくさんしゃべって、いっぱい食べて、楽しくてうれしかった。

おやつ
青梅とあんずとキャラメルのアイス。
無事処置が終わり、夫と一緒に子どもを迎えに行き、3人でアイス屋さんへ。
この世で一番愛しているアイス屋さん。
子ども、子どもサイズのアイスを食べて、にこにこ。
とても幸福な夕方。
アイスの持つ力ってすごい。

夜ごはん
豚肉とみょうがとオクラとしめじの炒め物、ラタトゥイユ、アボカドのマヨネーズ醤油和え、納豆、もち麦入り白米。
処置の関係で、今夜はわたしが湯船に浸かれないため、夫が子どもとの入浴も食事作りも連続で担ってくれる。(普段、平日の子どもとの入浴はわたしの担当)
本当にありがとう。
炒め物、夏の味がして、おいしかった。


読んだ本

『羊飼いの暮らし』
病院のベッドでぱらぱらと読み進める。


余談

『君たちはどう生きるか』を観た。
監督の心の旅が、こうも真っ直ぐに描かれているとは思わなくて、驚きながら見入った。
観終わって「僕はこう生きたけど」という声が聞こえてくるようで、そのメッセージがタイトルに繋がっているのかも、と思った。
この映像作品を多くの人が劇場で浴びた、そのことがこれからの世界を少しだけよい場所にするんじゃないか、そんな強さを感じた。
それから、母という存在の濃さをひしひしと感じて、苦しくもなった。
この濃度はきっとゼロにはならないから、子どもの中のわたしの成分を、できる限り薄めること、というか、愛が煮詰まって濃くなりすぎないようにすることが、わたしが子どもにしてあげたいことだな、などと思った。