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共依存―知識・回復まとめ

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共依存について、知識と回復のために必要な具体的手段をまとめました。当事者として効果があったものを紹介しています。7部構成・合計2万文字以上です。
訳の分からない悪徳ビジネスよりかは良い情報を提供してる自信があります。
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共依存の回復マガジン作りました

共依存の脱出にかかせないのは「自分の本心を知ること」だ。その本心を知るにはどうすればいいか?共依存の回復とは何か?自分の経験から役立った知識をまとめてみる。 先に言っておきたいが、私は当事者兼素人であって、専門家ではない。この記事は当事者として情報を集め、自分の経験と共にこれがよかったよ~!的なノリで紹介している口コミまとめであって、専門書ではない。 今回の記事は有料にした。というのも、以前に記事を公開して反響があったのは良かったのだが、DMで色々と相談が来てしまった。

①共依存とは?

「依存症」とは、脳の報酬系機能不全により体調・対人関係・仕事・金銭などに損失があっても、依存対象を優先させてしまう病気である。 「共依存」とは、対人関係の境界線の混同・不合理な信念により、自分自身の体調・対人関係・仕事・金銭などに損失があっても、全て相手(依存対象)を優先させてしまう状態だ。 元々はアルコール依存症の治療の過程で、家族も依存症者と同様に、自分を失っていく状態があると発見された。病気なのか、依存症なのかはまだ判明していない。問題が大きいことだけは確かだ。

②共依存を疑った時にチェックすること

まず、①の記事で世話焼きについて書いたように「世話をしたときにどう感じるか?」は大きな基準となるだろう。不平不満、イライラ、怒り、悲しみなどが大きい場合、病的な世話を行ってる可能性が高い。 さらに最近、別のアプローチを見つけた。それは、相手との関係がどのようなプロセスで成り立ったかを確認することだ。 当事者の感覚として、共依存になりやすい「そもそも」の関係性は存在する。それは「相手の不幸に飛びついて作り上げた」関係か否か。 また、この関係性を確認すると、自分が今陥ってるのは

③回復:コントロールを手放そう

◆共依存の回復に効果的なもの 依存症の回復には「共同体」と「生き方を変える」この2つが必要不可欠だ。すなわち自助グループetcと後述する12ステップ・プログラムetc。共依存もACも同様だ。 共依存とは自己の喪失なのだ。自己の喪失から、境界線が引けない。だから不健康な関係を許してしまう。他者の世話を焼く。コントロールしようとしてしまう。 つまり、他人中心の生き方で問題が起きるのなら、自分中心の生き方にすればいい。それが共依存の回復の基本的な部分である。 ……のだが、いきな

④回復:自分を知ろう

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⑤回復:境界線を学ぶ

◆健康な関係を知るそもそも、境界線を引くべき場所に引けない……いや、どこに引いていいのか知らないから、共依存が起こる。基準として、「健康な関係」を明確に認識しておくのは大事だ。 こちらは前回の記事に書いた、共依存のルールを逆にしたものである。 健康的なルール ・問題があったら話し合う ・感情は率直に表現する ・言いたいことは直接言う ・現実的な期待-弱くても、間違っても、完全でなくてもいい ・自分のことを第一に考えていい。 ・本音で話す ・大いに遊び、楽しむ ・変化はワクワ

⑥共依存をやめる時

依存はその人生に必要な時に起こる。 必要だから依存して、必要じゃなくなったら依存しなくなる。 それ自体はコントロールできない。私が棚卸をし続けて出た一つの答えだ。 共依存を必要とするときは、自己を喪失してる時だ。 自分を見失ってるから、他人からの評価がほしい。 自分で立てないから、他者に全てを委ねる必要がある。 自分を愛せないから、他人に愛してもらうことを欲する。 「ありのまま」に対する恐れが共依存を形作るのだ。 この記事に書かれたことを行っていくと、いずれ共依存をやめる

やっぱり買ったほうが1億倍参考になる本(参考文献)

▲今回は特に「人生を変えていく本」の内容から引用した。アサーティブ・コミュニケーションについても物ッッッ凄い分かりやすい。とりあえず全人類買おう。 ▲この本もよく参考・引用したので、共依存症者は必読である。 ▲申し訳程度の挿絵はここから引用している。買ってね。 ▲アサ―ティブ協会のトップ方が書かれた本。事例がこんな結果になってるけどいいの!?のオンパレード。エセーティブから目が覚める本。 ▲今回長くなるので紹介しなかったが、反共依存的行動!それがタフラブである。病的共