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娘の友だちの想い

 夏休みも終わりに近づいてきた頃、娘の友だちが二人、うちに遊びに来ました。
3人、娘の部屋で何やら楽しそうに遊んでいる声が聞こえてきます。

 しばらくして、一人の子がリビングにやって生きて、私にこう話してくれました。

「○○さんのお父さんに、お菓子をお供えして、挨拶しました。
僕は、おじいちゃんが死んじゃった時すごく辛かったから、〇〇さんの気持ちがわかります。
4月、〇〇さんが全然学校に来なくて、みんな心配してて。
先生から、〇〇さんのお父さんが病気で死んじゃったんだって聞いた時、
すごくびっくりしたし、すごく悲しかった。」

と。

小学校の教室での様子が目に浮かびました。

うんうん、と聞きながら涙が出ました。

私が気づかないところで、私たち3人のことを気にかけてくれている人がいることを、
改めて心に留めておこうと感じました。

気にかけて、
心を配ってくれて
ありがとう。

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