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育児備忘録 2023年6月8日

2才9ヶ月30日(生後1033日目)

年が明けてからほとんど休むことなく登園していた娘だが、5月に入って毎週のように発熱。しかも今回の熱は7日間も続いた。
約2年ぶりに岩手へ帰省する予定だったのだが、それもキャンセルになり、娘も実家の母たちも(夫とわたしも)みんながかわいそうな結果に。
2歳も9ヶ月を過ぎ、丈夫になってきたかなと思っていたのだが、久々に入園当初の洗礼の日々を思い出すなど。

岩手帰省の計画

電話で話すたびに孫に会いたがる母のため、また、いつも休みの日は近所のお散歩ばかりになってしまっている娘のため、日頃の疲れを癒したい(おいしいものをたくさん食べたい)自分たちのため、約2年ぶりの岩手帰省を計画。

夫もわたしも2日間の有給を取得し、土日と合わせて3泊4日の旅行日程にした。新幹線も早割で予約し、1泊だけみんなで温泉に泊まろうと宿も予約。
観光の日程も、娘が楽しめそうな農場やミュージアム、動物園、ずっと気になっていた焼肉のお店、お寿司のお店、おいしいから揚げを販売している道の駅、チーズケーキがおいしいお店など、全て少ない日程で回れるように綿密にスケジュールを立てた。

2回目の発熱

5月の2週目、久々に熱を出した娘だが4日ほどで回復。
ほっとしていると、4週目の土曜日に再び発熱。一時は40℃近くまで上がる。
旅行の前週だったので絶望しかけたが、コロナやインフル、RSなどの感染症は全て陰性、症状は熱だけで、元気もあった。病院の先生にも「機嫌も良く食欲もあるので熱が下がって24時間経てば遠出も問題ないですよ」と言ってもらったので、実家に着替えの荷物を送るなど、準備だけは着々と進めることに。
そして出発の前々日に熱は下がり、前日にはすっかり平熱に落ち着く。
本人も元気いっぱいなので、旅行日程はゆったりしたものに変更しつつ、ギリギリだったけど行ける!と確信し、出発前夜には準備を完璧にして就寝。

出発の日

当日、まだ暗いうちに起床。あとはもう出発するだけ、という状態になってから娘を起こす。娘も「行くじかん?」と、機嫌良く起きてくれた。
着替えなどの準備をしていると、娘を抱っこした夫の顔が曇った。「・・・熱いな。」
えっ。あわてておでこと背中をさわってみる。
これは、、、39℃くらいはありそうな熱さ・・・(あまりにも熱を出すので、さわっただけで大体の体温がわかるようになってしまった)

体温計で数値を見るのがこわくて、ちょっとだけ待ってみるという無駄な抵抗のあと、いよいよ検温。
「38.7℃」終わった・・・

24時間は平熱に戻っていたし、その間病院にしか外出していないのに、なぜ再び高熱が出たのだろう。
今日は無理だね、とりあえず、ねんねしようね、と娘をぎゅっと抱っこすると、全てを理解したのか、わーん!!わーん!!と泣き出してしまった。
あんなに楽しみにしていたのに。

再び病院へ

新幹線、宿、全てをキャンセルして、再び小児科の発熱外来を受診。
検査結果は今回も、コロナ、インフル、RSと全て陰性。発疹も出ていないのでヘルパンギーナや手足口病でもなさそう。再び発熱した症状から、細菌感染も疑われるとのことで、抗生物質が処方された。
悪化するようであれば明日もきてくださいね、とのこと。
発熱してから既に5日目。その夜はまた40℃以上の熱が上がり、咳も出始める。

やっとの回復

次の日も病院へ。熱も6日目なので血液検査をしてもらうことに。結果は細菌感染ではなさそうで、やはり何らかの風邪のウイルスかな、とのこと。
この日からやっと熱が下がり始める。
ちょっと機嫌が悪く、食事もフルーツしか食べたがらなかったり、多少イヤイヤが増長した感じはあるものの、いつも通りの会話もできるし遊びたがるし、元気。
土曜日に平熱に戻り、7日間でやっと保育園に行けるほどに回復してくれた。

月曜日、1週間ぶりに登園すると、娘と同じように一度熱が下がっても再び発熱する謎の風邪が流行っているとのこと。クラスの半分以上の子がお休みしてしまう日もあったそう。お迎えに行くと、その日も発熱して早退した子がたくさんいたらしく「保育園に何かがいますね・・・」と、保育士さんたちも顔を曇らせていた。

悲しみの荷ほどき

実家に送った荷物はそのまま送り返してもらい、リュックやマザーズバッグに詰めた手持ちの荷物と合わせて、全て土日に荷ほどき。
わくわくしながら準備した荷物を使わないまま粛々と片付けるのは、なかなか切ないものがあった。
今回立てた計画はそのまま後日に延期ということで(また仕事の調整をしなければならないのは辛いが)次こそは、無事に帰れますように。

「パパが遊んだんでしょ!」

最近の娘の言葉やコミュニケーションの成長について。
夫とおもちゃで遊んだあと、今度はお絵描きがしたいと言う娘。じゃあ、おもちゃはお片付けして、それからお絵描きしようか、と言うと、断固拒否。
夫が「あなたが遊んだんでしょ。自分でちゃんとお片付けしようね。」と言い聞かせると、娘「違う、パパが遊んだんでしょ!」

夫もわたしも「娘の遊びに付き合っている」「遊びの相手になっている」という感覚でいたが、娘は娘で「パパと遊んであげている」と言う認識なのかも、と思うと「パパが遊んだ」という娘の言葉も否定できず。笑いながら、夫とわたしで片付けてしまった。

「なに遊んでるの?」

先日、娘と夫が先にお風呂に入った後に1人でゆっくり入らせてもらった。
湯船に残された大量のアヒルちゃんのおもちゃ。中に水が入り転覆している者が多数いるので、カビが生えても困るなと、一体一体アヒルちゃんの体をしぼって水を外に出していた。その時に「ピー!ピー!」と音がするのをお風呂の外から聞いたのだろう。ダダダダっとお風呂場に走ってきた娘。ドアをガラッと開け「ママ、なに遊んでるの??」

淡々と作業に集中していたわたしはびっくり。「なに遊んでるの??」って、子どもを叱るお母さんみたいな言い方。わたしが1人で何か楽しい遊びをしていると思ったのだろうか。

「これじゃ寝れない!」

相変わらず寝つきの悪い娘。
もう目も開いていないじゃん、というような限界の状態からの粘りが長い。
昨夜もやっとうとうとし始めて静かになったと思ったら、ぽつりと「トイレ…」まだ起きてたのね。一緒にトイレへ。
布団に戻ると今度は「お水飲みたい…」キッチンに行き、ボトルにお水を入れ持ってくる。それを少しずつゆーっくりと飲む娘。
飲み終わったと思ったら、今度は「お洋服がぬれちゃった!」見てみると、ほんの一滴水がこぼれた程度。このくらいなら着替えなくて大丈夫だよ、と言うと、「着替えるのー!」と大騒ぎ。

眠りに落ちる寸前になると「ばあばのところに行く!」とか「パパがいい!」(夫出勤にて不在の時)など、無理難題を言うのはいつものことなので、きりががないなと、もはや無視して横になっていると「これじゃ寝れない!」と一言。
日に日に大人のような言葉使いをするようになってきて、その度にドキッとする。この一連の騒ぎを乗り越え、やっとスヤスヤと眠ってくれた。

ぬり絵

これまでは、ぬり絵といっても線も面も関係なく、ただくるくると同じ色で上から描きつぶすだけだったのが、最近は線からはみ出さないように面をぬったり、複数の色でぬり分けたりするようになった。
大好きなモルカーのぬり絵も「シロモの足はみどりー、中はきいろ!」と、一人おしゃべりしながら、実物を観察しつつ作業している。

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