【出産レポ①】第一子出産|計画無痛分娩の予定が緊急帝王切開へ。出産は奇跡だー!!
皆さんこんにちは、0歳児👶子育て中のmimi です。いわゆるバリキャリ・高齢出産です。今日は「【出産レポ】第一子出産|計画無痛分娩の予定が緊急帝王切開へ」というタイトルで書いてみたいと思います。(長いです!)
これまで妊娠中の記録を綴ってきましたが、24年7月中旬に無事に第一子を出産しましたー!!
改めて、出産って奇跡ですね。世の中の全お母さんをリスペクトです。
タイトルに書いたように元々は計画無痛分娩を想定していましたが、直前で帝王切開に変更に。
やはり一筋縄では行かないですね〜。これも一つの思い出なので、出産レポとして残したいと思います。
(陣痛〜出産の合間にメモとして残していたのですが、後から見ると結構細かく記載されていて、自分やるなと思いました。笑)
22:30頃〜
予定日まで5日のこの夜。仕事から帰ってきた旦那さんと夜ごはんを食べ、ゆっくりテレビを見ていたら、なんか痛い。。。感覚としては生理痛のようなずーんと言う痛みが2-3回。
まだ我慢できるレベルです。1回30秒くらい痛くて、放っておけば収まる感じです。
「これ、陣痛かもしれない」と話しながらも、我慢できてしまう痛みだったのと、次の日朝から検診の予定だったので、そのまま寝てしまいました。
同じ日の深夜
「イタタタたた….」お腹をきゅ〜っと握られるような痛みで目が覚めるのが何回か続きました。間隔は30分〜1時間に一回くらい。
寝る前より確実に痛みが増している感覚がありましたが、今から病院に行くわけにもいかず、とりあえず我慢しながら眠りにつきました。
次の日の朝 5:00
早朝5:00ごろ、再び痛みで目が覚めました。それまでの30分〜1時間おきから、10-15分おきの痛みに変わってきました。
おさまってもすぐにまたやってくる痛み。昨日の「我慢できる生理痛」から「やってることを中断しないと耐えられないレベル」の痛みになってきました。
「これは確実に陣痛だ!!!」と、陣痛アプリをインストール。記録をつけていくことにしました。
ちなみに使ったのはこのアプリです。
「陣痛きたかも」というネーミングセンスがピカイチのアプリ。笑
この後病院に行くので、シャワーを浴びました。これが出産前最後のシャワーです。
5:00ごろから続いた痛みは、7:00頃からさらに強く、そして10分ごとの規則的な痛みに変わってきました。
7:00を回った段階で、病院に電話。
このまま入院になる可能性もある、ということで準備していた入院バッグも持っていくことにしました。
ちなみに入院バッグで持参したアイテム一覧はこちらで紹介しています。
8:30 診察
病院に移動する間も、タクシーの中で「イタタタたたた(30秒痛みが継続)」→「ふ〜〜〜〜(10分は平和)」→「イタタタたたた(30秒痛みが継続)」を繰り返していました。
痛みもまた一段強くなり、顔をしかめないと耐えられないほどになってきました。隣に座っていた旦那さんも心配そうな表情です。
病院に到着し診察がスタート。まずは子宮口の確認からです。
2センチほど開いている状態でした。
その場での入院が決まり、旦那さんには入院の手続きを行ってもらいました。
その後、胎児の心拍と子宮の張りを確認するNSTモニターを装着。その間も10分間隔で陣痛は来ます。
NSTモニターをつけている間は、自由に身動きが取れないので、お腹を手で押さえたり、前屈みになったりすることができません。手足を無防備に広げた状態で来る痛みが本当に辛かったです。。。
11:00 内診
この時点で子宮口4センチ。引き続き波のある激痛が襲ってきます。
入院病棟に移動し、引き続きモニターを装着。
この後無痛分娩に向けて麻酔を導入するのですが、食後1時間はできないので先にご飯を食べるか、麻酔の後でご飯を食べるかを聞かれました。
朝からバタバタしていて何も食べていなかったので、先にご飯にしました。
旦那さんに買ってきてもらったおにぎり2個を食べ、引き続き激痛を闘う時間です。
12:40 病室に移動
痛みに耐えきれず、食後1時間ぴったりでナースコールをしました。一時的にいた部屋から、準備ができたとのことで入院する病室に移動。
そこからすぐに点滴を開始し、麻酔の準備が進められました。
13:30 甲殻麻酔注入
引き続き陣痛の痛みに耐えつつ、甲殻麻酔の注入がスタート。
横向きになって背中が丸くなるような体勢で、先生が麻酔を打つ位置を慎重に見極めます。
先生曰く、この位置決めがとても難しいらしいです。背骨や脊椎や様々な神経が通っているので、場所を間違えると大変なことになるそう。
全ての病院で無痛分娩対応していないのには、これができる麻酔医がいるかどうかがポイントの一つになっているようです。
位置を決めたら、いざ針を刺して麻酔注入。
針自体は蚊に刺されたレベルで、全く痛みはありません。その後の麻酔注入が違和感ある感じで、体内に冷たい液体が入ってくる感覚です。
その後10-15分くらいで麻酔が効いてきたのか、定期的に来ていた陣痛の痛みがなくなってきました!!!ここで痛みからやっと解放!!!!!
モニター上で「子宮張ってますね」と言われてる時もほぼ何も感じなくなった!
無痛しか勝たん!!!
14:10 再び内診
麻酔が効いているので気持ちは全然楽勝です。
既に子宮口7センチ開いてるとのこと。
初産にしてはめちゃくちゃ早い進みのようで、先生からも「順調、良いペースですね」とのこと。
今夜中に産みたいなら、破水処置して促進剤入れるけどどうする?と言われて「お願いします」と回答しました。
何を持って判断すれば良いのかわかりませんでしたが、もう子宮口が十分開いてきているなら、明日に伸ばす理由はないかなーと。
14:15 麻酔の効きをチェック
麻酔の効きをチェックしに麻酔医の先生がきました。
冷凍庫からアイスノンを出して、腕に当ててから、太ももやお腹、膝の裏などで麻酔がどの範囲に効いているかチェック。
お腹は全く感覚がありませんでした。先生曰く、十分効いているとの事。
14:20 破水処置を実施
今夜中の出産に向けて、破水処置が行われました。
健診時の子宮内診と同じように奥に突っ込まれて皮膜を破る処置です。羊水が出たようだったのですが、麻酔もあってあまり何も感じませんでした。
当然痛みもありません。
14:30 抗生剤の点滴を追加
破水させたので、感染しないように抗生剤点滴を追加。この時も特に痛みや苦しさはなく、のん気に佐々木希のYouTubeを見ながらしばし休憩。
14:50
麻酔が切れたのか痛くなってきました。
15:00
痛みが我慢できなくなってきたので、麻酔を追加してもらうことにしました。
まじ無痛しか勝たん(2回目)
15:10
麻酔が効いて、若干痛みがおさまってきました。また平和が訪れています。
15:50 再び内診
内診のために先生が部屋に来てくれました。
診察している先生の顔が若干曇り始め、他の先生や助産師さんなど病室に4-5人が集まってきました。物々しい雰囲気です。
そこで告げられたのが「赤ちゃんの心拍が下がってきてます」ということ。
麻酔が効いてるので体は特に辛くはないのですが、急に怖くなってきました。
破水させて羊水が減ってきている中、子宮の収縮によって赤ちゃんのへその緒が太ももあたりを圧迫しているということでした。
エコーでも確認。先生の指示により、体位変更して横向いたり、四つん這いになったりして、へその緒がずれないかを試してみました。
この時点で子宮口はまだ8センチです。
16:00
体位変更により、太ももの圧迫が緩和され、一旦心拍戻ったという事で様子を見ることになりました。
ただ、このまま子宮口が開き切らないうちにまたが心拍下がる場合は緊急帝王切開になるかも、ということで、ここで初めて帝王切開の話が出てきました。
16:05
また心拍下がってきたようで、モニターから「ピコンピコン」という素人からしても「ヤバいんだろうな」という音のアラートが発せられました。
再び先生や助産師さんが集まり、何やら話をしています。子宮口を確認すると、ちょうど全開になっていました。
「子宮口も全開なので、このままいきんでみましょう」と言われ、麻酔も効いているのでどこに力を入れたらいいかあまりわからないまま、とりあえずいきみ始めました。わかんないよーって感じです。
エコーで赤ちゃんも同時に確認。この時点で顔の向きが横向き?になってしまっているそうで、まだ出てこれないそう。
先生が申し訳なさそうに「このままだと赤ちゃん苦しそうなので、帝王切開の準備をさせていただきます」と。
妊娠中の10ヶ月、経膣分娩を想像してきたので、正直、急に帝王切開に変更になりそうなことに、とても戸惑いました。
しかし母子の安全が第一なので先生の判断に任せます、と伝えました。
16:30
手術室の手配ができたそうで、ストレッチャーに乗せられて移動します。
「ドラマでよく見るやつですね、初めて乗りました」ということを言うくらいの余裕はありました。笑
先生の配慮で、最後オペ室で下からの分娩に挑戦するもやはり難しいため帝王切開で確定。オペの準備が着々と進められました。
17:04
オペ開始です。オペ室って本当にBGMが流れているんですね。クラシックのような、穏やかなBGMでした。
麻酔が効いているので痛みは感じませんが、多分切られている時に、何やら引っ張られるような変な感覚を覚えました。
もちろん意識ははっきりしているので、先生たちが話している声やメスなどを置く「カチャ」と言う音はリアルに聞こえてきます。
17:12
オペ開始から8分後、赤ちゃんが出てきました。はや!
「オギャーーーー」と言う産声が聞こえてきて、それまで張り詰めていたものが崩れ、オペ台の上で泣いてしまいました。
まさに、感極まると言う感じです。達成感や安心感など色々な感情がガーーーっと押し寄せ、言葉にならない感動を覚えました。
「赤ちゃんとっても元気ですよ!」と声をかけてくれて、とても安心した記憶があります。
18:00頃
それからかなり時間が経って、縫合などの処置が完了し、オペが終わりました。
縫合を待つ間、部屋の温度が低かったのか、出血があって体温が下がったのか、どんどん寒くなってきて、体がぶるぶると震え出してしまいました。
最終的に震えのせいで喋れないレベルまで体が冷えてしまい、そのせいで呼吸も上手くできず、このタイミングが一番しんどかったです。
「深呼吸しましょう、息は吸えてるから大丈夫よ」と看護師さんが手を握ってくれました。
18:30
オペが終わって再びストレッチャーに乗せられて、病室に戻っていきます。
外で待機していた旦那さんが心配そうな表情で近寄ってきて「よかった、本当にお疲れ様、ありがとう」と声をかけてくれました。
寒さのせいで意識が朦朧としている中、着替えや点滴の付け替え、血栓防止のポンプを足につけたりとバタバタと準備をしてくれました。
19:30
この時やっと赤ちゃんと初対面しました。
まだ意識が朦朧としていたのですが、小さくて、まだ赤くて「ふええええええん」と泣いている我が子の姿を初めてみて、再び感極まりました。
無事に生まれてきてくれて本当に良かったです。
ということで、今回は「【出産レポ】第一子出産|計画無痛分娩の予定が緊急帝王切開へ」と言うテーマでお話しさせていただきました。役に立てば幸いです。最後まで読んでくださりありがとうございました😸