見出し画像

エージェントなお仕事

Netflixの最新作です。

まだ終わっていないので、終わってから観たい方は12月14日以降をお勧めします。
イ・ソジンさんをバラエティー以外で観るのって久しぶりという失礼な理由でちらちらっと見始めたら、ドはまりしています。

だってね。

とってもハートフルなんですもの。

いろんなことが起きます。最初からまぢか? っていう展開だったりします。だけどね、ちゃんと一話ごとに落としどころがあって、それが私にしたらウルトラツボっていうくらい、安穏とした場所に心を落とし込んでくれるんです。笑っちゃうくらい穏やかです。

役名が付いているキャストがたくさんいのは当たり前なんだけど、

実名で俳優役でキャスティングされている俳優さんたちの演技が
たまらなく名人芸で、打ち震える。。。


個人的には、オ・ナラとパク・ホサンが出ている物語は、声出して笑いました。
台詞に「刑務所のルールブックしか代表作ないの?私はマイ・ディア・ミスターにスカイキャッスルに…還魂!!」

「俺だってマイ・ディア・ミスターに出てたじゃん」みたいな会話があるんですよ。
もうね、過去作全部観ている視聴者からしたら、悶絶ですよ。
演技だってわかってるのに、わかってるからこそ、親近感というかね。
ああ。たくさん見て来て韓国ドラマをよく知っていてすごく嬉しい!!
このやりとり全部わかるってすごく嬉しい!!
そんな高揚感を抱ける幸せを噛みしめながら笑えるんですから、

韓ドラファンを極上級のハッピーにしてくれる稀有なドラマです。


しかも!!
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でヨンウの親友グラミを演じていた女優さん、まだまだ新人さんだと聞いていましたが、彼女がほぼ主役。
しかも巧いのよねぇ。可愛いし。

さらに!! 『賢い医師生活』のイクスン(陸軍少佐でイクジュンの妹)だったクァク・ソニョンさんがカッコいい芸能マネージャー役。
当たり前だけど前作引きづらないでほんと巧いわ。みんな。


このドラマはフランスで大人気だったドラマのリメイクだそうですが、
韓国ドラマ業界すごいね。(褒めてばっか。褒め殺しか!?)
それをちゃんと韓国ドラマチックに書き換えちゃってさ。
パク・ソヨンさんという脚本家を軸に、バラエティー作家たちを終結させて書いていると読みました。

バラエティー番組からドラマにって、ちょっと前まで邪道ふうに扱われていた気がします。
ドラマはもっと文学畑だ! みたいな??
日本でもそうなんじゃないかなぁ。バラエティって低い扱いなイメージ。
が、シン・ウォンホ監督やイ・ウジョン作家がバラエティー出身から超名作ドラマを生み出し続けているじゃないですか。
だからなのか、なにげに社会的地位が高まっているように見えるのは私だけでしょうか?


やはりね、なにかを見下していた業界って、下克上あるからねっていう教訓ですかねぇ。
いつかお互い力を貸し合ったりするわけだからさ。
仲良くとまではいかずとも、せめて見下したり、卑下しちゃったりとかなく仕事してたほうがいいですよね。

じつはね。わたくし、3猫と暮らしてるんです。
一番威張り散らしてた錆び猫ルルが、いま、他の2猫に下剋上されて居場所を失いつつある……
でも我々人間からするとさ
「ルル、だから威張り散らしちゃいけないっていってたじゃん」っていう後の祭り感満載。同情の余地もないわけ。
おかげで人間にべたべたしてきて可愛いんですけど、ストレスMaxだろうなぁととても大事にしていますけれど、あるんだよ下剋上って。
という学びを観ている所なので、そんな余計なことまで考えちゃったわけです。
ドラマチームに説教してるわけではなくて、どの社会からも

歪んだ優越感


が薄まっていくといいなって心から願うっていうだけのことです。

先に住んでいるという住民意識。
あなたよりなにか(学歴とか収入とか家柄とか)高いという優越感。
社会的カースト。
ちょっと人と違う、違わないの区別感……

まぁさ、そゆうのがないとドラマは生まれないし始まらないんだけど

りあるではいらねーから。


私もまぢで色々考えたり反省したり学んだりしながら暮らし続けたいと思います。最後は反省文で締めましたが、
自称韓ドラ中級者
の方はぜひともおススメ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?