見出し画像

ゴジラ 1954

昨日の朝、

起きてふとゴジラ映画を全部見たいという衝動に駆られ、Amazon primeに加入しました!👏

ゴジラ映画は見たことがないので
一作目からですなんと、1954年、、、

合計29作品あるので
見たら都度記録していこうとおもいます
備忘録 ∧( 'Θ' )∧


ゴジラ 1954

海底洞窟に潜んでいたジュラ紀の怪獣ゴジラは、度重なる水爆実験によって安住の地を奪われる。日本近海に現れ、東京に上陸したゴジラは街を火の海に変えていく。
以下ネタバレふくみます!


この映画は一作目だからか、ゴジラサイドのストーリーは多く描かれておらず、ゴジラと戦う人間の葛藤がメインのストーリーに感じました

戦後の暮らしや街並みが描かれている場面が印象的でした。東京の異様な電飾!


長崎の原爆から逃れた若い女性、
疎開先の話をする男性など、まだ終戦から9年しか経っていないんだなぁと電車内のさりげない会話から感じました

焼かれた街でうずくまる母子が
「お父様のところに行くのよ」と言っている場面も、戦争で亡くなったお父さん、という背景が感じられました
戦争がまだ身近だった時期なんだなぁ…

破壊された街の病院には怪我人の山、目の前でお母さんが息を引き取り泣きじゃくる女の子、これって戦時中の風景と近いものがあるのではないでしょうか

ゴジラ=戦争
という構図をはっきりと感じました

映画の終わりに古生物学の博士が、
「あのゴジラが最後の1匹とは思えない、もし水爆実験が続けて行われるなら、あのゴジラの同類がまた世界のどこかに現れるかもしれない」
というシーンから、核実験や開発が行われ続ける限り戦争はなくならない、というメッセージを観じました

ゴジラのもとは、アメリカの水爆実験の巻き添えで被爆した日本人の話がベースになってると聞いたことがあります

今回のゴジラは反核、反戦映画だったのですね!

ゴジラを倒すことができる唯一の化学兵器を発明した科学者の苦悩が描かれているのも印象的でした。この化学兵器は戦争に確実に使われてしまうということから、すべての研究データを燃やし、化学兵器と一緒にゴジラのもとへ向かい死を選ぶ科学者の姿が印象的でした。

あと、ゴジラに破壊される鉄塔の上で決死の生中継をする記者が死に際にみなさんさようならという言葉が不気味で頭を離れないのです!


映像は現代とは比較にならないレベルですが、細かいジオラマのつくりだとかは見ていてワクワクします、壊すの勇気いるよなぁ

2作目もたのしみ!また近いうちに更新できるといいな
では!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?