旅先でときめく、おみくじ
「おみくじ」が好きです。
旅先で神社仏閣を訪れると、参拝後すぐに「おみくじ」がある場所に走ります。
本当はすぐにでもひきに行きたいところなんですが、
必死に「参拝を終えてから!」と自分に言い聞かせて、その後清々しい気持ちでおみくじをひく瞬間がたまらなく好きです。
神社仏閣の歴史等に詳しいわけでもないのですが、
旅先で有名なお寺や神社を見ると、
ついつい
「せっかくここへ来たのだから」「この土地にまたご縁があるといいな」という気持ちになって参拝したくなるんですよね。
一時期は御朱印帳を持って旅に出ていたこともありましたが、
「あっ!ここに神社があった!御朱印帳を持ってくるの忘れた〜!」
なんてことが続いたため、今では小銭(お賽銭用とおみくじ用)の確認だけをして、
旅の途中のおみくじとの出会いを楽しんでいます。
さて、先日、
おみくじフリークの私が
「これはどっちなんだい?」と困惑したおみくじに出会いました。
皆さんはおみくじをひく時に何を思ってひいてますか?
私は大体、
「大吉が出ますように。もしくは中吉が出ますように」と、良いといわれているおみくじが出ればいいなと思いながらひいています。
一般的な7種類のおみくじだと、大体、良い方からこういう順番ですよね。
大吉→中吉→小吉→吉→末吉→凶→大凶
「吉」の扱いが少し変わって、
大吉→吉→中吉→小吉→末吉→凶→大凶
の順番のおみくじもあるそう。
また、12種類ともなると順番はこうです。
大吉→中吉→小吉→吉→半吉→末吉→末小吉→凶→小凶→半凶→末凶→大凶
うん。
凶が入っているとショックだから入れていない神社もあるという中で、
ここまで凶の順番が詳しく書かれていると、少し複雑な気持ちになりますね。
どちらにせよ、
私の中で「末吉」が出た時には
イマイチな気分になるので、
気を取り直してもう一度ひくか、
「あーあー」と思いながら枝に結んで帰るかのどちらかです。
おみくじ好きとしては、この辺の予備知識は頭に入っていたのですが、
先日、京都の伏見稲荷大社でひいたおみくじには驚かされました。
まず、このタイプのおみくじだったので、
わっさわっささせて、
出てきた、みくじ棒を見ました。
棒には「11」という数字が!
「11」というのは、私の中の勝手なイメージで結構良い数字だったので、
(これはもしかしたら大吉の可能性が高いのではないか)とワクワクしながら巫女さんに200円を渡しながら番号を告げました。
「11番をお願いします」と。
少しね、自信があったんです。大吉の。
いただいたおみくじを開くと、
↓
↓
「末大吉」って何??
末吉なの?大吉なの?
どっちなんだい??
「末吉」でガッカリな気もするし、
「大吉」で嬉しいような気もします。
慌てて、
「末大吉とは」で調べてみると、
「伏見稲荷」というワードと共に末大吉の説明が出てきます。どうやら、この末大吉が入ったおみくじは伏見稲荷にしかないみたいです。
ずいぶん変わったおみくじだなぁと調べを進めると、
伏見稲荷大社のおみくじは、
17種類もあることがわかりました!
12種類でも多いのに、17種類って……
ちなみにその17種類はこちら!
大吉の上に、
大大吉が!!!!!
そして、大吉の下に謎の「凶後大吉」と「凶後吉」を挟んで、お目当ての「末大吉」が!
上から良い順番らしいので、どうやら末大吉もまぁまぁ良い結果みたいです。
そして私が普段、テンションを落としてしまう末吉が、伏見稲荷のおみくじでは末大吉の次に良いということもわかりました!
それにしても
「吉凶末分末大吉」
とか、長い!
ひいたおみくじをパッと広げて、この結果が目に飛び込んできても、
ちょっと何がなんだかわかりませんよね。
末大吉をひいた時には困惑しましたが、
こんなに種類のあるおみくじだとわかると、またひきたくなってくる……。
おみくじ好きとしては、
次こそは大大吉をひいてみたい!!!
私は良いおみくじが出たら持ち帰ってお財布に入れてるのですが(たまに開いて見てニヤニヤしてます)
大大吉のおみくじが出たら、一生手放せないだろうなぁ。
今回は
「私の旅のこだわり」として、
毎回行く先々でひいてしまう、そしてそのたびに心ときめく、おみくじのお話でした。
皆さんの旅のこだわりも聞かせてください。
そして、おみくじは好きですか?
こんなところまで読んでいただけていることがまず嬉しいです。そのうえサポート!!ひいいっ!!嬉しくて舞い上がって大変なことになりそうです。